仕事中にも「今年はどうだった?」という言葉が飛び交う季節。友人関係でも職場でも結婚したり子供が産まれたりと人生の大イベントを経験する人が多い中、非リア充街道をまっしぐらに進んでいるあさかぜにはこれといって大きなイベントごとはありませんでした。
平穏無事で良かったというべきなのか。
もっと熱心に過ごして生活を充実させるべきなのか。
いったいどちらが正しいのでしょうね…
さて、そういうわけで2021年も何をやっていたのか、改めて振り返ってみることにしましょう。
● 1月
もちろん1年のスタートはスポッティングから。
エティハドのB787-10はなかなか来ないレア物ですが、その中でも特に珍しい特別塗装機がやってきました。やっぱりエティハドの垂直尾翼はいつもの金色のデザインよりも落ち着いたカラーリングの方がカッコいいですね…
…1月は特に何もなく終わってしまいました。
● 2月
緊急事態宣言は大方の予想通り解除されずに2月へ入りました。
マスクと消毒液を装備し、後輩のお誘いで箱根の「ラリック美術館」へ。本物のオリエント急行の食堂車でティータイムを楽しめるという素敵な美術館です。手軽に味わえる海外。
願わくば海外で本物の食堂車を味わってみたいところですが、一体いつになったら日本の外へ遊びに行けるようになるのでしょうね。
会社帰りにたまたま撮影できた京成3600形のリバイバル塗装。そのうち撮れるだろうとか軽く考えていましたが、結局この時だけしか撮影できませんでした。
2022年はどこかで腰を据えて京成電車の撮り鉄をしてみてもいいかもしれません。3400形、3500形、3600形と撮っておいた方がいい車両はいくつもありますし。
ナショナル航空が頻繁に姿を見せていたのもこの時期でした。週2~3回は来ていたような印象がありますが、夏になってからはさっぱり話を聞かなくなりましたね。国際旅客便がある程度戻って来たので、そのベリースペースで貨物が概ね事足りるようになったからでしょうか。
船便は相変わらずのようで、海運や部品の輸入をしている知り合いは頭を悩ませていますが…
● 3月
去年とほぼ同じ時期にまたサンライズ出雲の強行軍へ行ってきました。サンライズエクスプレスもさることながら、車両の置換え計画が出てきた381系「やくも」に早いうちに乗っておくのが主目的です。
…が、このコロナ禍の業績悪化を受けて381系やその他のベテラン車両の置換え計画はどうも延期になってしまったようです。マニアからすればありがたい話ですけどねぇ。
サンライズ出雲を降りたその足でそのまま185系「踊り子」へ。引退間近で大混雑を覚悟していましたが、予想に反してガラガラだったので1週間前に急遽決めた乗り納め旅行でした。
同じ国鉄時代の車両でも、座席のリニューアルがほとんどされていない185系ときれいになった381系では雲泥の差です。E257系に置き換えられて良かったですね。
人生初の自作パソコンに取り組んだのは3月下旬のこと。製作過程でもブログの記事にしようかと思いましたが、YouTubeにはごまんと自作PCの動画がアップされていますし、IntelのCPUも第11世代と第12世代が登場、メモリもDDR4からDDR5へと世代交代するなど、様々な革新がありました。ブログ用の原稿は途中まで書いたものの、ありふれた上に情報の古い話を今さら上げたって仕方がないしな…ということでボツです。
この自作PCのおかげでゲームの快適性が大幅に向上し、写真の編集・処理もだいぶスピードアップされました。20万円以上かかりましたが大満足です。
● 4月
携帯電話の回線を変えました。今までdocomoの通話用ガラケー+DMM mobileのデータ専用SIMを挿したスマホの2台を持っていましたが、これを機にahamoに切り替えて1台へ集約。
キャリアメールと留守番電話がなくなっても困るようなことは全くといっていいほどなく、料金も今までより安く抑えられているとあって満足です。お昼時にデータ通信速度が落ちて死ぬほど使いづらいということもなくなりましたし。
なんだかんだいってdocomoは最強なのでは…?
ahamoにしたついでで、Wi-Fi限定ゲーム専用機になっていたスマートフォンに楽天モバイルのSIMを入れてみました。毎月のデータ通信量が1GB未満だったら無料という太っ腹なサービスのおかげで、未だに楽天モバイルには1円も払ったことがない状態が続いています。
そういえば毎月3円のユニバーサルサービス料が請求されるようになるはずでしたが、未だに1円たりとも請求されたことがありません。どうなっているのかしら…
人生初の天橋立へ行ってきました。時間の関係で見下ろせる場所には行けなかったため、天橋立そのものへ踏み入れてきました。本体と展望台の両方行かないとなんだか実感が湧きませんね。次回はもっと時間を用意してきます。
この旅行で近畿日本鉄道の最新鋭車両80000系「ひのとり」も体験してきました。往復でそれぞれレギュラーシートとプレミアムシートを堪能してきましたが、何度でも乗りたくなるほど素敵な車両でした。
皆様も関西方面へ旅行をする機会があるならば、ぜひ「ひのとり」に乗ってみてください。降りるのが惜しくなるほど快適な時間を過ごせること請け合いです。
● 5月
ドライブや鉄道旅行の車窓記録のためにSONYのHDR-AS50というウェアラブルカメラを買ってみました。コンデジRX100にも使っているバッテリーがそのまま共通利用できるので便利です。
バッテリー単体では撮影可能時間は短いものの、USB給電に対応するのでモバイルバッテリーを併用すれば長時間の撮影も可能。
そのウェアラブルカメラを取り付けて、職場のメンバーと北関東へドライブしに行ってきました。暗いところではさすがにザラザラした映像になりますが、思いのほかキャプチャの画質は悪くありません。クルマで旅行した時でも記録が残せそうですね。
非力なミニバンで山道を走るのはなかなか苦しいものがありましたが、たまに遠出をすると楽しいものです。信号待ちがほとんどなかったおかげで、過去一番の低燃費をたたき出しました。
9月に引退を控えたE4系Maxの乗り納めをしに新潟を往復してきました。N700系やE5系ばかりに乗っていると、E4系の窓の大きさには驚かされます。
E4系の引退でいよいよ上越新幹線の大量輸送時代は終焉を迎え、スピード重視の世界へと変わっていくのでしょう。
3月末から夏ダイヤを迎え、徐々に成田空港は国際線の便数が戻って来ました。とはいえ旅客需要はいくらもなく、ほとんどが航空貨物の輸送に主軸を置いているようです。
夏になるとB777-300ERが登板していたKLMオランダ航空のアムステルダム~成田便は冬に引き続きB787-9をメインに運航中。B777-300ERの特別塗装機「オレンジプライド」はもうお目にかかる機会がないままになってしまうのでしょうか…
● 6月
予約開始と同時に注文したイギリスのClass800型の鉄道模型がやっと届きました。もちろんLNER(写真)と深緑のGWRの両方です。今度は現地に行って実車に乗ってやるぞ、と思いながらコロナウイルスの影響で日本から出ることがままならず先送りが続いています…早く元に戻らないものでしょうかね。
ちなみにこの車両、Nゲージの中でもかなり車体が長いためにカーブ内側にかなり飛び出します。カーブのイン側ギリギリのところにシーナリーがあると車体をこすることになるので、走らせる際にはご注意を。
去年アルペンルートを通り抜けたときからずっと乗りたいと思っていた黒部峡谷鉄道に乗ってきました。黒部峡谷の雄大な景色を眺め、きれいな空気を吸い、温泉で体を伸ばし、市内に戻っておいしいものを食べる。富山はいいところです。
とりあえず413系に乗るという目的も果たしたことですし、充実した旅行となりました。
6月27日、ANAに最後まで残っていたBoeing 737-700が引退しました。2005年に就航し当初はB737のメインとなる予定でしたが、よりキャパシティの大きな-800が導入されて16機(と-700ERが2機)の導入にとどまりました。
なおANAからは引退しましたが、引き続き北海道の翼エア・ドゥでは運航が続けられます。
こうやって振り返ってみると、飛行機の撮影よりもどこかへ出かけていることの方が多い印象です。
次の記事では7月以降を振り返ってみます。
>>つづく<<