1年の後半を振り返ってみましょう。
● 7月
職域接種で1回目のコロナウイルスワクチンを打った翌々日、初めて小田原駅に新幹線の写真を撮りに来てみました。有名な撮影ポイントで、どうせ曇るならいっそ雨が降って水しぶきを上げながら走る新幹線の姿を撮影したかったところです。
来年の梅雨の時期になったらまた来てみましょうかね。N700Sも撮影できていませんし。
後輩と成田空港へ出かけていたら、たまたまアトラス航空の旅客型B747-400が来ていました。アトラスのジャンボといえば貨物機しか普段見ていないだけに貴重な経験に。
ちなみにこの機体(N322SG)は2007年までANAで活躍していたものです。
毎週水曜日に飛来していた中国南方航空のA380。成田で定期的に見られる唯一のA380になっていましたが、どうやら秋頃から姿を見せていない様子です。ANAのフライング・ホヌも運用復帰がいつになるかわからない状態が続いていますし、早くこのコロナウイルス騒ぎが収束することを願ってやみません…
それにしても新たな変異株が出てくるたびにメディアが騒いでいますが、詳細がわからないのにパニックをあおるような報道をいつまで繰り返すのでしょうね。
職場の後輩に「ニコンからZfc出たんだから買ったらどうよ?」なんて購買意欲をあおっていたら、自分がZ5を買っていました…
15万円する本体に11万円するレンズがセットで23万円を切りました、周辺機器もいくつかつきます、なんて言われてしまったら…ねえ?
初めてフルサイズのデジタルカメラを使いましたが、描写力の高さにはただ感嘆するしかありません。自分の腕がヘタクソなのに上手になったと錯覚するほどです。今まで抱いていたミラーレスカメラへの長短様々なイメージもずいぶん変わった気がします。
時代はこうしてミラーレス一眼へと移り変わっていくのでしょうね。
● 8月
延期になっていた大学の後輩の結婚式が開かれました。時期的にノンアルコールの結婚式となってしまいましたが、お祝いの席が開けたのは何より良かった。
学生時代に一緒にバカをやっていた仲間がこうして結婚していく姿は感慨深いものです。
コロナウイルスワクチンの2回目を受けました。人によって副反応に差があると言われていましたが、あさかぜはしっかりとウワサ通りの症状に。39度もの熱を出したのなんていつ以来でしょう…
接種当日の夜は39度、翌日も37度台半ばまで発熱しましたが、それ以降は体調が悪くなることもなくきれいさっぱり元通り。この程度で重症化が防げるなら、実際に病気にかかって死ぬほど苦しい思いをして免疫をつけるより全然マシです。
ところでもう12月も終わりになりますが、未だにBluetoothも5Gも受信できるようになっていませんが、不良ロットだったのでしょうかね?
我が家に新しい家族がやってきました。イタリアングレイハウンドの仔犬です。去年まで飼っていたイヌと同じ犬種で、性別も同じくメス。
やんちゃなお転婆娘でなかなかに手を焼かされますが、来て早々に家族になついたので性格はいいようです。
ネコとうまく共存できるか心配でしたが、幸いにしてネコもお兄ちゃんっぷりを発揮しているのか襲うことなく仲良くやっています。
ただネコが遊び相手のせいで、自分もネコだと思っているような節があるのが少々心配ですが…どうにもちょっとおバカな感じ。
夏の真っ盛りにオリンピックスペシャルカラー「みんなのJAL2020ジェット」を撮影してきました。オリンピックに出場する選手たちが大きく描かれており、無観客試合になったとはいえオリンピック機運を大きく盛り上げる特別な飛行機でした。
12月12日をもって運航を終了し、今後は通常のJAL塗装へと戻されます。
● 9月
時間が空いたのと「えきねっとトクだ値」が手に入ったので、いよいよ2週間後に引退が迫ったE4系の乗り納めにもう一度出かけてきました。5月に行ったときとは違って車内外ともに写真に収める人がかなり多くいましたが、乗車券+新幹線特急券という金銭的なハードルの高さからか車内はとても静かな環境が保たれていました。
いつもこうだったらいいんですけどねぇ…
E4系の乗り納めと一緒に「イタリアン」をテイクアウトして帰ってきました。おいしい新潟の日本酒と一緒に味わえるうれしさ。
テレビでたまに出てきますがやはりイタリアンの知名度はさほど高くないようで、「新潟へ行ったらイタリアンを食べる」というと怪訝な顔をされることがほとんど。ちなみに個人的に好きなのはシーフードカレーイタリアンです。
● 10月
Z5を持って中国・四国地方の旅へ出てきました。タイミングが合わず乗ることが出来なかった芸備線と木次線に乗ることができ、数年越しの目標をクリア。この情勢下で両線とも廃線の足音が近づいているというのは至る所で耳にする話題ですが、まぁ実際に乗ってみると納得せざるを得ない利用者数ですね…
ここもやはり何も音がしないような真冬に訪れてみたいところですが、そんな状況になったら動いてなさそう。
旅の締めくくりは7月に就航したばかりの東京九州フェリーを。大浴場には露天風呂まで備え、期間限定ですが甲板上でバーベキューまでできる設備の充実っぷりには驚きでした。
海上では多くの場面でケータイの電波が通じませんでしたが、俗世の煩わしい雑音から切り離されたと思えばむしろうれしいことです。
…最後の最後に震度5強の地震に襲われて家に帰れなくなりそうだったのには参りましたけどね。
ベトナムの新興航空会社、バンブーエアウェイズが11月のハノイ~成田便就航に先駆けてB787でやって来ていました。所定の機材はA321なのでたまたま見られたのはラッキーです。
今回は初めてZ5を飛行機撮影に投入しました。純正アダプターZTFを使って普段の80-400mmを取り付けてみましたが、ミラーレスの高画質についてくるレンズの基本性能の高さには感嘆します。
ただ少なくともZ5は飛行機の撮影にはあまり向かないようなので、今後もD500を主力機材として運用していきます。
● 11月
10年ぶりぐらいに家族旅行で父親の実家のある九州へ。といっても新人社会人の弟は休みが取れないので、あさかぜと両親の3人になってしまいましたが…
とりあえず旅でわかったことは単騎遠征(=一人旅行)がいかに楽であるか、ということ…
家族といえど、いや家族だからなおさらというべきか、面倒だわ気を遣うわで疲れます。楽しかったといえば楽しかったですが、今後もう当面は家族と旅行なんて勘弁だという疲労感の方が強く残ったような気がした4日間でした。
2020年2月以来となる「アイドルマスターシンデレラガールズ」のライブに参戦。今回は地元千葉県の幕張メッセイベントホールでのチケットを友人ズッキー氏が当ててくれました。
感染拡大防止ということで、マスク着用必須、ペンライトとクラッピングはOKだけど声出しは絶対NGの条件下ながら、ライブが開催されたのは本当にありがたいことです。
周囲には興奮して騒ぎ出すようなルール違反のプロデューサーもおらず、統率の取れた空間であったことも特筆すべきことでしょう。
本当は出演者のみんなに歓声を送りたいのはやまやまです。そのときが来るまで、もう少しの辛抱だと信じたいところ。
5年間相棒を務めてくれたホンダ・フリードとお別れしたのも11月。父親のたっての希望で我が家のクルマを買い換えることになり、ローンを繰り上げ返済した上で売却ということになりました。
非力で、長距離走行には腰への負担がしんどいクルマでしたが、5ナンバーサイズの扱いやすさと何でも積める利便性の高さは、新しいクルマに乗り換えるとなおさら懐かしく思うものです。
なお後継車は父親名義のスバル・レヴォーグになりましたが、クルマの色が特徴的なので写真を上げるとすぐ特定されそう…
● 12月
タイ・ライオンエアはコロナ禍で国際線がなくなり、中長距離向け機材はリースバックされたと去年情報があったはず。ところが2021年も暮れになって突然成田にA330neoが飛来してきました。国際線が一部とはいえ再開になったので、同社もA330の運用を再開したのでしょう。
まだ予断を許さない状況ではありますが、少しずつ国境が開放される方向に向かっています。感染症のリスクはもちろんある程度考えねばなりませんが、前を向いて歩いて行くことも日本人には必要だと思います。
1年の締めくくりの旅行は北陸へ413系を追いかけてきました。来年度には定期運用を持つあいの風とやま鉄道の413系の引退が決まっていますし、観光用に急行列車として運転しているえちごトキめき鉄道も現在のところは2022年度内までの運行となっています。
このシーズンになれば空調装置がほとんど動かないので、静かな環境で走行音の録音ができます。6月のやり残しが今回の旅で達成できたので満足できました。
後半を振り返ってみても、やはり今年は旅へ出た回数が多かった1年のように思えます。成田空港の運航便数が減ってそこまで熱心に通うほどの目的がなかった、というのもありますけどね。
2022年も全国を色々練り歩いて、新たな景色や発見を重ねていこうと今からいくつか画策しています。願わくば海外も。
最後になりましたが、今年も公私共々多くの方々の支えで、おんぶにだっこで甘えさせていただきました。年が改まってもその有様は変わらないでしょうが、何らかの形で少しでも恩返しが出来たらと思っています。
1年間本当にありがとうございました。
2022年は皆様に幸ありますように!
2021年12月吉日 あさかぜ みずほ