あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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0泊3日!?高知の西の端までダッシュせよ - マイ・フローラ編(2022年11月21~22日)

>>四国の列車編【後編】からつづく<< 

 

22時、今宵の宿となる海部観光「マイ・フローラ」が営業所に入ってきました。このバスは阿南市を出発して、徳島市内、鳴門市内で乗客を拾っていきます。

マイ・フローラは全て個室タイプで定員はたったの12人、なんと通常の夜行高速バスの1/3ほどです。いったいどんな車内設備になっているのか、楽しみで仕方ありません。

 

www.kousokubus.jp

 

 

スマートフォンの画面を提示して改札を受けて車内へ入ります。その際に沿線のイラストに座席番号が入った札を渡されました。

車内は土足厳禁というのも高速バスでは初めての体験。1つめのステップで靴を脱ぎ、運転士さんが入口の靴箱に入れてくれます。休憩などで車外に出るときは、座席番号の札を見せるとわざわざ靴を取り出してくれるシステム。

 

 

22:05、徳島駅前営業所を出発。ターンテーブルで車体が回る感覚が伝わってきます。
鳴門までに全ての席に乗客が入ったようです。控えの運転士さんがそれぞれの「部屋」を回って、車内の設備やシート周りについて事細かに説明してくれました。
海部観光がフラッグシップと胸を張るだけあって、車両も乗務員も至れり尽くせりです。

午前1時、新名神の甲南PAで休憩です。3時間ほどでもう滋賀県まで戻って来ていると思うと、ずいぶん早く感じられます。

 

www.kounan-pa.jp

 

 

シートに座るとこんな感じ。さすがに完全な個室ではなく、通路との仕切りはカーテンですし、木製のついたてと天井の間にも空間があります。法令上まるっきり個室にはできないのでしょうね。

目の前の小型モニターはテレビを受信できるそうですが、いまひとつ調子が良くないとのこと。まぁ今は多くの乗客が手元にスマートフォンを持っていることですし、動作不良でも影響はほとんどないでしょう。
コンセントは窓の下、足に近いところに1口。上着を掛けられるようにハンガーもあります。

 

この木製のついたてのおかげで、後ろの人に気兼ねなく好きな角度までリクライニングできます。かなり深く倒れるので、感覚的にはほとんど水平に近い感じ。
体の角度が調整できるように三角形のクッションも備え付けられており、ほとんどの人が何かしら眠れる体勢を取れるはずです。

あさかぜはこの快適さで、朝5時頃にあったらしい2回目の休憩に一切気付くことなく爆睡していました。

 

バスの最後部にはトイレが設けられています。1列まるごとを使ったタイプのトイレには初めて入りましたが、本当にバスのトイレなのかと疑うほど広くてびっくり。旅先で泊まることの多いビジネスホテルよりも段違いに広いですからね。

反対側の壁には着替え用の台も設置してあります。

 

7:10、一昨日の晩に出発したバスターミナル東京八重洲に戻ってきました。定刻通りなら6:36着なので、30分ほどの遅れとなっていたようです。渋滞があったかどうかも覚えていないぐらいよく眠っていたということです、素晴らしい!

いやはや、正直言って高速バスがこんなによく眠れるものだとは想像もしていませんでした。復路の「マイ・フローラ」が最高だったのはもちろんのこと、往路のJAMJAMライナーもそれなりに眠れました。
高速バスはどうにもならないときの移動手段、というイメージが自分の中ではなんとなくありましたが、その認識を改める必要がありそうです。

 

余談ですが、今日から3日間両親は旅行に出ています。つまり我が家にはあさかぜ一人。
早く帰って普段洗わないものを洗濯したり、以前からやろうと思っていたお風呂の防カビ剤なんかもやりたいところですが、あまりに早く東京駅に向かうと両親と鉢合わせする可能性があります。今回は仕事のフリをして出てきているのでマズい。

というわけで八重洲口にあるおそば屋さんで朝ご飯を食べて、足取りゆったりと帰ることにします。
昨日の朝に食べた関西の透き通ったつゆもおいしいですが、やはり関東の醤油味のつゆに触れるとなんとなく安心感を抱きます。小さい頃から慣れた味というのは簡単には変えられないものです。

さて、もうこの時間なら両親も新幹線に乗っていったはず。今日一日何をするか、改めて考えながら帰ることにしましょう。

 

www.yaechika.com