あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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にじさんじ5周年広告を巡る! - その1【2023年2月8日】

PR TIMESの当該記事よりスクリーンショット https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000564.000030865.html 

皆さまは「VTuber(ブイチューバー)」というものをご存知でしょうか。正しくはVirtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)というそうですが、キャラクターのようなアバターを現実の人間とリンクさせて活動する配信者のことを大まかにさします。
詳しくはニコニコ大百科あたりが親切に解説してくれているので、リンクを張っておきます。

 

dic.nicovideo.jp

 

あさかぜは30歳を過ぎてからこのVTuberというものを具体的に知り、ついついハマってしまいました。結婚できない男の趣味をまた増やしてしまった感が…
スーパーチャットを投げるようなガチ勢ではなくエンタメで眺めている程度ではありますが、なんだかんだ見始めると面白くてやめられないんですよね。

そんな中、ANYCOLOR社の運営する大手VTuber事務所「にじさんじ」が活動開始5周年を記念して、全国に広告を掲出することになりました。文字通り47都道府県の主要駅1つずつに掲出され、しかもその期間はたった1週間。
先月旅行に出かけたとはいえ、それ以外は仕事にカンヅメでウンザリしていたこともあって、急に職場でプランを思いつきました。

 

prtimes.jp

 

 

公式Twitterによると組み合わせは上の画像の通り。
月ノ美兎さん(東京都)やリゼ・ヘルエスタさん静岡県、樋口楓さん大阪府のように「なるほどねぇ(ニチャァ」となる一方、不破湊さん(北海道)をはじめ「なんでここに?」となる組み合わせが大半です。

そして当然のことながら47都道府県全てを回るのは無理ですし、そのつもりも最初からありません。今日は残業の泊まり勤務を終えてから出発するので、使える時間はせいぜい半日がいいところですし。
というわけで、よく見ているライバーさんの中から半日程度で回ってこられる3人を“厳選”して出かけることにしました。

 

 

ちょっと用事があったので職場の拠点駅に顔を出してきたのですが、おしゃべり好きなトップに捕まって時間を要してしまいました…

なんとか切り上げて東京駅に慌てて駆けつけると、9:57発の「こだま715号」にギリギリ間に合いました。間に合うか間に合わないかというときに、何度でも乗車列車を変更できるEX予約はとても便利です。30分後に出る「こだま717号」を取っていたのですが、間に合うとなれば即座にオンラインで変更できてとても助かる…

 

普段なら朝10時といえば飲酒スタートの時間ですが、今日は色々と動き回らなければいけないのでまだお酒は封印
世間一般に見て朝10時から当たり前のように飲酒というのもどうかと思いますが…真っ昼間から酒を飲んでいるのは何も鉄道屋だけではないとはいえ。

 

東京から各駅停車の「こだま」で1時間弱、三島に到着しました。本日1つめの目的地です。

冒頭のPR TIMESの記事によると、掲出場所は「JR東海 三島駅改札内とのこと。見たところ新幹線コンコースではなさそうなので、入場券を買って在来線の構内に入ってみることにします。

 

キョロキョロしながら構内を進んでいくと、地下の連絡通路の途中の壁に広告がありました。もっと明るくて目立つところに掲出されているのかと思っていたので、少々拍子抜けです。
とりあえず本日1つめ、リゼ様を獲得しました。

 

静岡県三島駅/リゼ・ヘルエスタ】

 

www.youtube.com

 

 

静岡県、もといヘルエスタ王国を出国する「こだま710号」まで少し時間があります。朝ご飯を食べ損なっているので、少し遅めですがホーム上の立ち食いそばに寄ってみましょう。

 

www.tochuken.co.jp

 

 

三島コロッケそば(490円)
そのものズバリ、ご当地グルメとして売り込まれている「三島コロッケ」の載ったおそばです。コロッケは箱根連山の西側で作られる三島馬鈴薯というメークインを使って作られています。収穫時にどうしても出てきてしまう形や大きさの不揃いなジャガイモを有効活用しよう、という取り組みで生まれたものだそうです。
他にも箱根西麓産のサツマイモや里芋を使った派生コロッケもあるとのこと。

つゆは甘めの味付けになっています。あまり他ではない味付けで、これはこれでおいしい。

 

www.mishima-kankou.com

 

 

ヘルエスタを出国し、日本の首都東京に戻ってきました。ここから高崎線に乗っていく予定だったのですが、三島にいる間に桶川駅での人身事故で止まってしまいました

ちょうど東京に着くタイミングで動き出したようなので、とりあえず始発駅の上野へ行ってみます

 

再開直後でダイヤがぐちゃぐちゃになっており、いったい上野駅のどのホームから電車が出るのかわからない…
とりあえず発車時刻が表示されている16番線に降りてみましたが、12:45発とされる電車は影も形もありません

急に流れてきた放送によると、隣の15番線に止まっている12:27発らしき電車が12:45発の高崎ゆきとなって出るとのこと。

 

JREポイントを使ってグリーン車の席に収まりました。外から見ると普通車はそこそこ乗っているようですが、列車の間隔が開いた割にはグリーン車はかなり空いています。
まぁ平日のグリーン料金は高いですからね…

とりあえず「定刻」の12:45に上野を発車しました。

 

ちゃっかり三島駅で買ってきたサッポロビール静岡麦酒』と国産鶏の唐揚げでおやつタイム。

静岡麦酒はサッポロビールが製造している静岡県限定のビールです。1980年に静岡県でビールの製造を開始し、現在では開発拠点などの中枢を静岡県に集中させたのだとか。
それにちなんで2013年に製品化されたのがこの『静岡麦酒』。サッポロビール静岡工場で生産し、静岡県内のみで流通している銘柄です。次は居酒屋などでちゃんと注がれたビールを飲んでみたいですね。

 

www.sapporobeer.jp

 

 

1時間40分で終点の高崎に到着しました。時刻表上では定刻通りです。ずっと空いたままだったので快適に眠れました。

 

群馬県の実質的な玄関口となっている高崎駅
こう書くと県庁所在地の前橋市から怒られそうですが、「県の“中心”はどちらなのか」前橋市高崎市でライバル関係にあるというのも有名な話です。
両市は隣り合っていますし、人口も33万人前橋市と37万人高崎市でだいたい拮抗しています。

ただ個人的な感想を述べさせてもらうと、県外から来る人間としては高崎市の方がはるかに便利です。
もう何年も前に前橋市の競輪場まで「アイドルマスターシンデレラガールズ SS3A」のライブに来ましたが、前橋市内ではホテルがいっぱいで取れず、高崎駅前の東横インにズッキー氏と宿泊しました。そうした収容力や夜遅くまでの飲食という視点では高崎市に軍配が上がります。やはり新幹線の駅があるのは強い。

 

駅の商業施設モントレー」の入口に向かって右側にレオス・ヴィンセントさんの広告がありました。
なぜレオスが群馬県…?

背景に写っているのがめがね橋なので、レオスさんのトレードマークであるメガネとかけているのでしょうか?

 

群馬県高崎駅/レオス・ヴィンセント】

 

www.youtube.com

 

 

高崎まで来たのには広告以外にも理由があって、昨年9月に「リゾートやまどり」の車内で食べた登利平(とりへい)のお弁当が食べたくなったからです。

モントレーの5階レストラン街の一角にある「登利平 高崎モントレー店」でテイクアウト。出来合いのものが店頭に並んでいるわけではなく、注文を受けてから調理してくれるので15~20分ほど待ちます。できたてを用意してくれるのはうれしいですね。

 

高崎モントレー店 | 上州御用 鳥めし本舗 登利平

https://www.torihei.co.jp/store_detail10/

 

 

最初の計画ではこのまま家に帰る予定だったのですが、途中で気が変わったのでさらに北上することにしました。
15:29発の上越新幹線とき325号」で一気に新潟を目指すことにします。

 

埼玉県に住む職場の後輩から「帰ってくるときに大宮でご飯食べましょうよ」とLINEが来ていることに気がつきました。もうとっくに大宮とは逆方向に向かう新幹線に乗っていますし、予定では大宮に戻ってくるのは20時頃の見込み残念ながら時間が合いません…

国境の長いトンネルを越えて新潟県に入ると車窓は一気に雪景色。
あさかぜからこの写真を送りつけられた後輩は「高崎で帰るんじゃないんですか?おかしいだろ…」と呆れた返事をよこしてきました。新潟が近いと思っているのは、職場内ではあさかぜだけのようです。

 

そんなこんなで新潟に到着。さすがに冬の夕方5時前なのでほとんど日が暮れてしまいました。

 

高架化工事たけなわの新潟駅工事用の足場が外されて新しい駅舎の全体が姿を現しています。
手前側は旧駅舎や地上ホームがあったところで、更地になった今は全く往時を想像できません。

 

ちなみにこれは2014年9月に撮影した新潟駅の旧駅舎の写真
構内の通路があっちこっちにあってちょっとわかりづらかった記憶がありますが、あれはあれで昭和の大きな駅って感じがして嫌いではなかったですけどね。

 

更地になっている部分には新たに駅前広場が整備される他、駅を南北にまたぐようにバスターミナルも整備される計画です。

駅の北側、万代口の前のバスのりばはそちらに統合される予定。日本ではほぼ絶滅してしまったバスがバックで入ってくるターミナルの姿を見られるのも、残りわずかです。

 

新駅舎の通路に、目指すアンジュ・カトリーナさんの広告が掲出されていました。割と人通りの多い通路なので写真を撮るのに気を遣います…
VTuberというジャンルの知名度もまだ高くないのか、多くの人は広告を気にすることなく通り過ぎていきます。

数名、女性の方が広告を見て「アンジュ、恋人岬だって~」と笑っていました。なるほど、そういうわけでアンジュが新潟県なのか…
運営からの強烈ないじりですねぇ。

 

新潟県新潟駅/アンジュ・カトリーナ

 

www.youtube.com

 

 

さて、これで今日の目的は達成
改札の目の前にある「ぽんしゅ館」でお酒を買ってから券売機に行くと、指定席がほぼ満席…!出張から帰るビジネスマンなどで混んでいるのでしょうか。

落ち着いて登利平のお弁当を食べたいのに、キチキチに詰まった指定席ではどうにも息苦しくて仕方がありません。それに残業明けですから、自分にご褒美があってもいいでしょう

 

というわけで「とき340号」のグリーン車を奮発しました。指定席と違ってグリーン車は空席だらけだったので、静かに過ごすことができそうです。

 

登利平のお弁当をオープン。斜めになっていたので中身がちょっと寄ってしまいましたが、味は変わりませんからオッケーOK。

今日は鳥串弁当」(900円)を選んでみました。竹串は安全のためかお弁当では抜かれて提供されます。
鶏皮やレバーといった9月に食べたときとは違う部位も入っているので、いろいろな味が楽しめます。ご飯にも合うしお酒にも合う。もう1つ食べられるぐらいの勢いだったのに、なぜ9月の反省を活かして買ってこなかったのか…

お供のビールはサッポロビール新潟県限定で出している「風味爽快ニシテ」。行った先々でご当地のお酒を楽しめるのも鉄道旅行の醍醐味です。

 

www.sapporobeer.jp

 

 

初めてのE7系グリーン車はとても快適でした。シートの完成度はかなり高く、新潟~東京の2時間ちょっとでは物足りないと感じるぐらいポテンシャルが高い
E7系W7系でもE5系に倣ってグリーン車より上級の「グランクラス」が設けられていますが、正直なところこのグリーン席より上のものを求める理由がないほどです。

あれでグランクラスならではのサービスがあるならまだしも、上越新幹線では軽食やドリンクなどのサービスがない「シートのみ営業」しかありません。ちょっとだけ良くなった座席のためだけにグリーン料金の1.5倍ぐらいするグランクラス(座席のみ)料金を支払う理由は、少なくともあさかぜにはありません。

見直しが入るたびにグランクラスのサービスも縮小していますし、いったいどこが「新幹線のファーストクラス」なのか理解しがたい…

 

上野駅で新幹線を降りてコンコース階へ上がります。
途中の広場にはラーメンの自動販売機がありました。アメリカのベンチャー企業「Yo-Kai Express」が手がけた自動調理タイプの自販機で、他にもそばやうどんに対応したものがあるようです。

熱湯を注いで90秒で調理が完了するそうで、できたて灼熱のラーメンが味わえるそう。Aviation Wire誌の2022年3月24日の記事で食レポが掲載されていますが、一風堂などの有名店が商品を提供していることもあって味は上々のようです。
ラーメンといえば日本を代表する食文化として定着している感じがありますが、そこに殴りこんでくるとはさすがシリコンバレーのスタートアップ企業です。

 

www.aviationwire.jp

 

 

というわけで今日の移動経路を振り返ってみましょう。改めてGoogleマップに反映してみると異常な行動ですね…

でも趣味の欲も満たせておいしいものも食べられて、と充実した半日を過ごせました。仕事の合間の良いリフレッシュになった感じがします。
次の仕事終わりでは、もっと近場のにじさんじ広告を見て回ることにしましょう。