今日も真っ青に空が輝く快晴です。昨日と同様にたっぷりと朝ご飯を食べてから、9時半頃にクインテッサホテル伊勢志摩をチェックアウトしてハンドルを握ります。
これといって時間に追われるような予定はありませんが、一応今日中には千葉にある自宅に帰らないといけません。遅くても夕方までには三重県内を出発せねば…
とはいうものの、美しい志摩半島や英虞湾の景色を見ずに引き返すわけにはいきませんから、まずは英虞湾を一望できる展望台に向けてクルマを走らせます。
ホテルから南へ走ることおよそ20分、志摩市ともやま公園内にある桐垣展望台に到着しました。
思わず感嘆の声を上げたくなるような美しい景色が広がります。鮮やかな海の色は沖縄にも引けを取りません。
英虞湾といえばなんといっても有名なのは真珠の養殖。湾内には大規模ないけすがいたるところにあることが写真からもわかります。
なお英虞湾は真珠の取れるアコヤ貝だけでなく、青のり(あおさ)の養殖や岩牡蠣の採取も盛んに行われています。写真の右手前側に見える白いネットのようなものはのりの養殖場っぽく見えますね。
とても美しい景色が見られる桐垣展望台ですが、アクセスは実質的にクルマのみ。タクシーでも来られますが、最も近い鵜方駅から30分ぐらいかかることを考えるとだいぶ料金がかかりそうです。
まだ燃料は半分ぐらい残っていますが、ロングドライブなので早めの給油。
見覚えのある道を走って志摩半島を北上します。
しばらく走ると近鉄志摩線の線路に併走します。
道路を走っていてもそこそこ急なカーブだと感じるぐらいですから、鉄道にとってみればかなり厳しい線形…特急が特急らしいスピードで走れるのは改良が行われたごくわずかな区間で、あとはひたすら車輪をきしませながらのっそりと走るところばかりです。
屋根の上に船がドーンと鎮座する建物が突然現れてびっくりしました。
伊勢志摩で採れる海産物などを取り扱う土産物店「伊勢志摩みやげセンター王将 鳥羽本店」で、新鮮な海の幸はオンラインショップでも取り扱っています。
鳥羽本店は貝を焼いてくれる軽食スタンドや定食などがそろったレストランも併設されているので、伊勢志摩の海を味わい尽くすことができそうです。
建物の上に乗っかっているのは鳥羽を起点に運航されていた高速船。日立造船がスイスのメーカーからライセンスを得て1963年に建造したもので、1982年に引退した際に船名が「王将」だったことからこちらの店舗にやって来たのだとか。
水中の翼を使って浮き上がって走る「水中翼船」と呼ばれる種類の船で、日立造船のPT50は船首部分に張り出した大きな水中翼が特徴的。
桐垣展望台から1時間弱、鳥羽水族館が見えてきました。混雑を避けるため、少し歩くものの鳥羽駅前にある駐車場まで進みます。100円200円程度ですが、水族館の横にある駐車場よりも料金が安いですしね。
>>つづく<<