あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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2022年10月19日 【成田空港】

N706GT / Polar Air Cargo / Boeing 777F

昨晩からの雨で空気が洗われ、晴天ではないにしてもきれいな空気になっています。
会社の同期Muraji氏のお誘いを受けたので、早朝からクルマを走らせて成田空港第1ターミナルの展望デッキにやって来ました。まもなく降りて来るであろうスクートのポケモン特別塗装を待ち受けます。

相変わらず派手な黄色のDHLカラーは元サザン・エアのB777F。同社のアトラス航空への統合に伴い、機材はアトラス航空と同じグループのポーラーエアカーゴへと継承されました。
コクピットの直後にある運航会社を示す小さなロゴも、「Operated by Polar Air Cargo」に上書きされています。

 

B-LDT / Air Hong Kong / Airbus A330-300P2F

久しぶりに出会ったエア・ホンコン。キャセイパシフィックの子会社で航空貨物を専門に取り扱っています。「香港航空」と紛らわしいですが、あちらは中国本土の海南航空グループで全くの別物。

2018年までは旅客型のB747-400を改修したジャンボフレイターも保有していましたが、現在はエアバスのA300・A330シリーズに統一されています。
今日飛んできたのは旅客型のA330-300を貨物機へと改修したP2F(Passenger to Freighter)というモデル。旅客型独特のわずかな前傾姿勢は直されることなくそのままなんですね。

 

 

9V-OJJ / Scoot Tigerair / Boeing 787-9 Dreamliner

間にいくつか貨物機を挟み、本日のお目当てであるスクートのポケモン特別塗装が到着しました。国内では主にANAが長らく「ポケモンジェット」としてポケモンを描いた飛行機を飛ばしてきましたが、いよいよ「ピカチュウジェットTR」で海外の航空会社にも進出。ポケモン人気はすごいですね。

 

flying-pikachu.com

 

 

9V-OJJ / Scoot Tigerair / Boeing 787-9 Dreamliner

機体の左右でデザインが違い、シェイミは左側だけ、メガニウムは右側にだけ登場。
ラプラスセレビィは左右とも大きく描かれています。幻のポケモンというだけあってセレビィは野生では出現せず、今のところ手に入れられた最後の機会は2020年の映画公開での配布でした(色違い)。期間限定とかでポケセンで配信されたりしないものかしら…

 

OE-LPD / Austrian Airlines AG / Boeing 777-200ER

今年は10月30日からが冬ダイヤ。ここ数年は夏ダイヤ限定で運航されているウィーン~成田便はまた半年ほど見納めです。
今年も海外との往来が活発とはいえない1年間でしたが、ようやく先週10月13日から条件付きとはいえ制限が撤廃されたので、オーストリア航空も来年の夏以降に期待したいところでしょう。

果たして来年までには旧塗装が消滅して写真の新デザインに統一されているのか、まだノソノソやって終わらないのか、それも気になるところです。

 

B-LJA / Cathay Pacific / Boeing 747-8F

2011年のデビュー時には機体に香港の街並みが描かれて、「Hong Kong Trader」という愛称がつけられていたこの機体。2018年8月に通常のキャセイのデザインへと改められています。
香港トレーダーは1度しか撮れておらず、いつかまた…と思っているうちに気がつけば通常デザインになってしまっていました。

さて、ピカチュウジェットTRの出発を見送るべく、場所を「ひこうきの丘」へと移しましょう。

 

VN-A590 / Bamboo Airways / Airbus A321-200N

天気がいまひとつなのもあってか、ひこうきの丘は意外と空いていました。雨が降らないことを祈りながら、時間まで飛行機をのんびりと眺めます。

ベトナムの新興航空会社、バンブーエアウェイズは特別塗装です。100万人利用と運航1万便の達成記念を兼ねたものである様子。運航開始から1年でコロナウイルスの流行に巻き込まれるという不運を乗り越えて、地道に路線や機材を増やしてきました。

現状ではアジア圏内の路線が大半を占めますが、B787-9を使ってオーストラリアやドイツ・フランクフルト、イギリス・ロンドン(ガトウィック)といった長距離路線も運航しているようです。

 

N618UP / UPS Airlines / Boeing 747-8F

UPSの成田発着便はB767-300Fが大半を占めますが、午前中のアメリカ・ケンタッキー州ルイビルからの便にはジャンボフレイターが入るようになりました。B747-8Fで来ていたのでA滑走路に降りてくることを期待していたものの、今日は残念ながらB滑走路へ。

 

N777SA / Polar Air Cargo / Boeing 777F

この機体には側面にしっかりとサザン・エアのロゴが残っています。

 

VP-CTT / Phenix Jet Cayman SEZC / Boeing 737-700BBJ

格納庫の並ぶ前にはB737-700がベースのBBJ(Boeing Business Jet)が駐機されています。所有者はタックスヘイブンとして知られるケイマン諸島の企業である様子。元々は中国の南山公務で運用されていたビジネス機のようです。

なお現在の所有者であるフェニックス・ジェット・ケイマンは日本の商社「双日」が2021年に子会社化し、日本国内でもプライベート機を運航しているようです。

 

N618FE / FedEx Express / McDonnell Douglas MD-11F

航空貨物の需要が一段落ついたからか、最近成田ではまた見る機会が減りつつあるFedExのMD-11F。
B777Fは積載量がほぼ変わらないのにエンジンが1つ少ない分保守性に優れるようですし、発展型であるB777-8Fも2027年に就航する見込みとなっています。FedExではB777-8Fの導入計画は聞いたことがありませんが、MD-11Fの後継機としては充分にあり得る話です。

 

9V-OJJ / Scoot Tigerair / Boeing 787-9 Dreamliner

ピカチュウジェットTRが出発に向けてタキシングしてきました。あいにく晴れることはありませんでしたが、雨が降っていないだけ全然マシです。

 

9V-OJJ / Scoot Tigerair / Boeing 787-9 Dreamliner

モチーフとして機体に散らばっている花や葉は、「ガーデンシティ」と呼ばれるシンガポールの花の香りをイメージしたものだそう。
過去作『ポケットモンスターY』の解説によると、セレビィは「へいわな じだいにだけ すがたを みせる」とされています。セレビィの思いが1日も早くかなってほしいものですね。

 

HL8348 / Korean Air Lines / Boeing 737-8 MAX

日本でのB737MAX乗り入れ制限が撤廃されるなり、大韓航空と系列のジンエアーは真っ先にB737-8を日本路線に投入してきました。今のところANAが導入を決めているだけで国内には運用事業者がいないので、MAXシリーズは海外からの飛来機でないと見ることができません。

…とはいっても、遠くから見るとMAXかどうかなんてほとんど見分けがつきませんから、いまひとつ新鮮味はなんとも。

 

9N-ALY / Nepal Airlines / Airbus A330-200

週2~3便、カトマンズとの間を往復するネパール航空。2019年8月に関空への路線を12年ぶりに開設しましたが、よほど乗客がいなかったらしく早々に撤退。今のところは2020年3月から成田発着として運航が行われています。

あいにくのタイミングでの就航にどうなることやらと思っていましたが、週2便ずつの運航が続いているようで何よりです。

 

OE-LPD / Austrian Airlines AG / Boeing 777-200ER

先ほど展望デッキでは見えなかった機体左側には音符が描かれています。数々の名音楽家を輩出したオーストリアらしく「my Sound of Austria」と名付けられた特別デザインとなっています。

my Austrianというブランディングは2015年から開始されたものですが、翌年にmyを外すとかなんとかいう話になっていたようです。飛行機には反映されなかったのか何なのか、いろんなところにmyと書かれていますが…

 

N618UP / UPS Airlines / Boeing 747-8F

積み込む荷物が大してなかったのか、UPSのB747-8Fはずいぶんと早く折り返してきました。せっかくなのでこれを撮ってからお昼ご飯に行くことにしましょう。

UPSカラーはB767-300ばかりを見慣れているので、このサイズで来ると圧巻…!
UPS航空は世界で3番目の規模を誇る貨物航空会社で、歴史をさかのぼると親会社のUnited Parcel Serviceが1929年に航空貨物事業を開始しています。飛行機が初めて飛んでからたった25年ほどですから、さすが航空大国アメリカです…

 

Muraji氏に、ひこうきの丘からクルマで15分ほどのところにある「そば工房 篠(しの)」というお店に連れて行ってもらいました。ちょうどお昼時で混み合っており、着席まで15分ほどの待ち時間。

 

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二八そばと十割そばを食べ比べることのできるそばめぐり」(1,200円)を注文してみました。
食べ物を選り好みするほど舌の肥えていないあさかぜには、食レポなぞできず「両方ともおいしい!」という感想しか出てこないわけですが…

それでも普段食べている安いそばに比べると、香りも歯触りも抜群に良いのはよくわかります。もちろんお値段も3倍ぐらいしているわけですが、これぐらいおいしければ当然です。
元から用意されているそばの量はそこまで多くはないらしく、我々の後ろ数組で打ち止めとなってしまったようです。良いタイミングだった…

3日連続で飛行機を見ていたことですし、今日はこれぐらいで引き上げましょう。Muraji氏ありがとうございました。