あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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2022年3月7日 【成田空港】

RP-C9937 / Phillipine Airlines / Airbus A321-200N

旅行から帰ってきた翌日ですが、なんだかんだ目が覚めたので成田空港までやって来ました。どのみちクルマのガソリンも入れなきゃいけませんでしたし。

フィリピン航空のA321neoが降りてきました。最近の導入機ではコクピットの窓回りに入っていた黒塗りがなくなっているので、サングラスをかけた姿は少数派です。
2021年9月にコロナの影響でアメリカに「チャプター11」を申請したフィリピン航空。保有機数を21機減らしてコストカットを図る方針のようで、すでにチャプター11申請前の昨年7月からルフトハンザがフィリピン航空で運用していたA350-900を導入しています。

今年1月に再建が早くも完了したそうで、航空需要が回復するまでの間は70機のフリートで経営の安定化を図るようです。

 

N57016 / United Airlines / Boeing 777-200ER

PW4000エンジンを搭載したB777-200ERは全世界で運航停止となっているため、日本に飛んでくるユナイテッド航空の同型機はGE90エンジンを搭載したものです。
まもなく運航再開の許可が下りるのでは?というウワサは出ており、許可されれば同型エンジンを搭載していたANAB777-200ERも空に戻るものと思われます。コロナ禍から脱しつつあって利用者数も増えていますから、ANAとしては収容力のあるB777を早く復帰させたいことでしょう。

一方日本航空JAL)はすでにPW4000エンジンを搭載した機体を予定より早く全て退役させたので、もう影響は受けていません。

 

 

JA06GR / Spring Japan / Boeing 737-800

南風運用になったので、「ひこうきの丘」から「三里塚さくらの山」に移動して離陸機を見上げます。

去年の7月1日からスプリングジャパンがJALの子会社となりました。今まで日本航空と中国の親会社である春秋航空が1/3ずつを保有していましたが、JTBなどが持っていた分をJALが取得して2/3を保有することで連結子会社に。中国路線に特化したLCCとしてインバウンドを取り込んでいく方針のようです。

JALと関係が深くなったことにあわせ、機体のロゴを変更。2段に分かれている「SPRING JAPAN」の文字が横一直線に並ぶものに変わるようです。
現状6機しかいないのに、機体のデザインは「桜のマーク入りの初代」「春秋航空にあわせた2代目」「ロゴの位置を変えた3代目」と3種類もある状態がしばらく続きます。
違いがわかりづらい…

 

N853GT / Polar Air Cargo / Boeing 747-8F

飛び立ったポーラーエア・カーゴのB747-8Fは、元々2012年にアトラス航空へ導入された機体でした。といってもポーラーとアトラスは同じ企業グループに属しているので、なんならアトラス便にポーラー機が入るというのも特に珍しい話ではありません。

2021年11月にはケンタッキー州に拠点を置くサザン・エアと完全統合し、グループのフリートへ新たにB777FとB737Fが加わっています。

 

JA882A / All Nippon Airways / Boeing 787-9 Dreamliner

ANAでは50機目となるB787。機首近くにかわいらしいロゴが入っています。

ANAではB787のエンジンにずっとロールスロイストレント1000を選んできましたが、2020年2月に発表した20機の新規導入分にはGEアビエーション・GEnxを選定したことを発表しました。
エンジンを変えるということはそれに対応した整備環境も整えねばならないのですが、リスク分散のことを考えると利点があるということなのかもしれません。

 

B-2023 / China Eastern Airlines / Boeing 777-300ER

相変わらず船便は安定してコンテナが回らないようで、航空貨物の需要が高止まりしている状況が続いています。

コロナ禍で旅客便が軒並み運休となった代わりに、座席を撤去してマスクや医薬品などの軽量の貨物を積み込む「プレイター」が世界各国で流行しました。折しも船便の混乱で航空貨物の輸送賃も上がっていて、航空会社の新たな稼ぎ頭となったプレイターですが、今年1月1日から中国ではプレイターがNGとなってしまいました。

貨物便や旅客便の荷物室がある程度安定したから、というのが理由のようですが…
確かに消火設備など問題がないわけではありませんでしたが、中国に言われてもねえ、と納得いかない部分があるのも事実。

 

N450PA / Atlas Air / Boeing 747-400F

アトラス航空の正式デザインをまとったB747-400Fが離陸していきます。
成田では1日何度も見かけるアトラス便ですが、他社と共同運航をしている機体は真っ白だったり、最初に運航していた航空会社のデザインをまとっていたりと、意外とアトラスカラーを見ることは多くありません。

 

JA822J / ZIPAIR Tokyo / Boeing 787-8 Dreamliner

順調に便数・路線を増やすジップエアを見送ってから、少々早いですが帰ることにします。今日の収穫は少なめです。

最近じわりと便数が戻りつつあったヨーロッパ便がパタリと止まってしまいました。というのも2月24日にロシアがウクライナへ侵攻を始めたからで、欧米とロシア相互の経済制裁でロシア上空を旅客便が通過できなくなってしまっています。
アメリカはまだしも、ヨーロッパから東アジアへの最短ルートはシベリア上空を抜けてくるもの。そのうち経由便や遠回りで再開になるものとは思いますが、回復しつつある世界経済に大きく水を差すものとなってしまいました。

中国といいロシアといい…