JA879J / Japan Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner
休みで特にやることもなく家でぐうたらしていたのですが、ふとFlightradar24を見ると成田の到着便リストの中に山東航空が入っているのを見つけました。関西空港に定期便はありますが、成田にはまだ就航していなかったはず…
というわけですっかり夕方の雰囲気ですが、まずはB滑走路側の「十余三東雲の丘」へ出撃です。
日本航空のB787-9から本日の撮影はスタート。2020年にデリバリーされた新しい機材で、情勢的に使用回数も少ないのかエンジン後部のコーンもまだきれいです。
JA821J / Japan Airlines / Boeing 787-8 Dreamliner
879Jを筆頭に874J、869J、861J、この821JとひたすらJALのB787が到着していました。便数が少ない時間帯はターミナルへ近い方の滑走路へ誘導されることが多いので、第2ターミナルをねぐらとするJALは必然的にB滑走路へ到着することがほとんどになります。
JA07JJ / Jetstar Japan / Airbus A320-200
ジェットスタージャパンは新型コロナウイルスの流行前までは25機のA320を運航していましたが、国内外の需要が大幅に減って現在は6機をオーストラリアの本家ジェットスターにサブリースしています。コロナをおおよそ封じ込められたオーストラリア国内では航空需要が急激に回復しているようです。
まもなくA321neoの長距離型であるA321LRも導入される予定ですが、航空需要が戻らないままではA320より大きい機材が入っても厳しい状態が続きますね。
JA733J / Japan Airlines / Boeing 777-300ER
日本航空では国内線に投入していたB777-200と-300を年度末の3月31日で全機を退役させました。プラット＆ホイットニー社製PW4000エンジンの装備機が世界中で運航停止となっていて路線に投入できませんし、国内需要が低迷している今のうちに処分してしまおうという考えだったようです。
幸いにして国際線用の-200ERと-300ERはゼネラルエレクトリック社のGE90シリーズを採用しているため影響はありませんでした。
窓のシェードが全部降りているので、この便はどうやら貨物専用便として運航されていたようです。
B-18910 / China Airlines / Airbus A350-900
最盛期にはジャンボまで投入されていた台北～成田を結ぶ昼頃の便は、このところは需要がないこともあって運休となっていることがほとんどです。
この夕方の便は割と運航されている印象がありますね。良い天気なのでエアバスカラーの特別塗装機を期待していましたが、なかなかそうは問屋が卸しません。
N719AN / American Airlines, Inc. / Boeing 777-300ER
アメリカン航空で最大の機材であるB777-300ER。まともに晴れた天気で撮れたのは4年半も前になるロンドン・ヒースロー空港ぐらいだった気がします。
しかしヒースローまで出かけて写真を撮ることができるようになるのはいったいいつになることでしょう…
JA616J / Japan Airlines / Boeing 767-300ER
一時期流行した遊覧飛行に使われていたJALのB767-300。機体が細くて航空貨物用のコンテナが並べて搭載できないという弱点から、航空貨物需要がうなぎ登りとなっている現在では貨物機として物足りないという事情があったようです。輸送力に優れるB787を貨物便に投入し、力不足のB767は遊覧飛行に回すというのがJALでもANAでも共通した考えだった様子。
A6-EQH / Emirates / Boeing 777-300ER
全世界に先駆けてA380の運航を再開したエミレーツ航空。日本路線の需要回復はまだまだのようで、現在はB777-300ERが主力機材として投入されています。
2017年3月の夏ダイヤから成田はA380が投入されていたので、A380が復活する日まではむしろ懐かしの光景が再現されているといえなくもありません。そうポジティブに捉えましょう。
JA25JJ / Jetstar Japan / Airbus A320-200
現状ではジェットスタージャパンの最も新しい機体がJA25JJです。2019年に導入されたもので、当時の航空会社はどこもパイロットが足りないとか機体が足りないとか発着枠がもらえないとかで騒いでいた時期でした。なんだか今の情勢を見ているとあの時が遠い昔のように感じられてしまいます。
JA797A / All Nippon Airways / Boeing 777-300ER
ANAの個室ビジネスクラス「THE Room」装備機は窓の配置が独特なので見ればすぐにわかります。真っ平らなベッドになるだなんてもはや一昔前のファーストクラスさながらです。
ちなみにTHE Roomは全部で12機のB777-300ERに設置される予定で、うち6機は既存の機体を改修するいわゆる「レトロフィット」となります。
B-6987 / Shangdong Airlines / Boeing 737-800
もう少しで日の入りという時間になって、ようやくお目当ての山東航空が降りてきました。といっても何の変哲もないB737-800ですが…
通常であれば関西空港で見ることができますし、何ならシンガポールでB737-MAX8も撮影しているのでわざわざ追いかけるほどではなかったのですが、やはり普段成田では見られないエアラインが見られるとなれば気になるものです。
ちなみに機首にはShangDong AirlinesということでSDAと入っていますが、同社は「CDG」が正式な3レターコード。
A7-BEJ / Qatar Airways / Boeing 777-300ER
ワンワールドに所属するカタール航空は第2ターミナルに発着しますが、今日は第1ターミナルに近いA滑走路へ降りてきました。キャセイなどと同様に貨物便ということだったのでしょうか。
右側の主翼の奥に見えているのが成田空港の管制塔ですが、中央にあった旧管制塔は取り壊しが進んですっかり背が低くなってしまいました。先々週に来たときはまだ仮囲いは高かったんですけどね。あと数週間もすればここからは完全に見えなくなってしまいそうです。
B-18718 / China Airlines / Boeing 747-400F
日が沈みかけなので、チャイナエアラインのジャンボフレイターを撮っておしまいにします。遅い時間からのスタートでしたがそれなりに楽しめました。
