先日、パソコンのスペックアップのためにCPUがどうのGPUがどうのという話を長々と書きました。ちゃんと下調べをして知識を身につけるのが大切なのは言うまでもないとして、やはり最終的に頼りになるのはその道を専門とする人たちです。
餅は餅屋、パソコンはパソコン屋ということで、秋葉原のTSUKUMO本店で相談するとめちゃくちゃ親身に詳しく説明してくれました…!
ツクモは店員さんも良い意味でマニアばかりなので、客側のやりたいことを理解してくれるんですよね。その上で
「これはオーバースペックなのでいらないと思います」
「このパーツにお金をかけるなら、こちらをグレードアップした方が良いです」
「これは自分の経験上、絶対にあった方が良いです」
とつきっきりでアドバイスしてくれるので、自分自身にとってもすさまじく勉強になります。
まぁパソコンのスペックに興味のない人にとっては「アルファベットと数字ばかりで何が何やら…」となってしまいがちですが…
そんな人のために完成した構成のパソコンも並んでいて、一見さんお断りなんてことはありませんのでご安心を。
なんだかツクモの受け売りみたいになってしまいましたが本題へ。
あさかぜが改良を考えているのは以下の7点です。
CPU:
Core i7-10700Fから第14世代へ
マザーボード:
CPUの規格が新しくなりソケットが変わったため交換が必要
CPUクーラー:
ソケットが変わり、そのまま流用できない
M.2 SSD:
ゴミファイルも蓄積しているのでいっそ買い換え?
増設SSD:
ゲームのインストール領域として。必須ではない
グラフィックボード(GPU):
ゲーム環境の向上には必須だが価格が高い
OS:
マザボを買えるとDSP版Windowsはライセンス無効になる?
メモリ・電源・その他ドライブ類は現環境からそのまま流用しますが、それでも当初の見込みでは15万円を軽く超えると見積もっていました。薄型ノートパソコンが買えちゃう…
ともかくこれらの要望をひっさげて、10時の開店早々にツクモ本店へ相談に。
「RTX4060Tiの16GBモデルはAIとか3Dモデリングとか向けで、ゲーム用途であれば8GBモデルの方がいわゆる“コスパ”はいいです」
「i5の13世代は価格と性能が非常にバランスのとれたCPUです。シングルコアの性能をそこまで重視しないのであれば、こちらの方がオススメです」
などなどアドバイスを受けながら構成を選んでいきます。
気になっていたWindowsのDSP版について尋ねてみると、
『経験上の話なので確証はないが、前回OSと一緒に購入したパーツが含まれているならライセンスは継続できる可能性は高い』
『継続NGだったときのために、OS購入の予備費は確保しておくべき』
とのこと。
今回もツクモ店員さんの強力なサポートを得て決めた構成は、以下のようになりました。
(青文字:新規購入/緑文字:現環境から流用)
CPU:
Intel Core i5-13500(第13世代)
マザーボード:
ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI
CPUクーラー:
リテンションキットを使ってサイズ・虎徹Mark IIを流用
M.2 SSD:
crucial製の1TBを流用(Windows 11をクリーンインストール)
GPU:
PNY GeForce RTX 4060Ti 8GB
OS:
現行のDSP版ライセンスを継続。ダメならパッケージ版を購入
「メモリも電源も流用で問題ないでしょう」
とのことなので、当初の見込みよりだいぶ予算が圧縮できて11万円台で済みました。それでも10万円超え、金額の半分はグラフィックボードが占めることには変わりありませんが、これなら上出来でしょう。
あとは計画通りちゃんと動作するか、実際に作業をしてみなければわかりません。結果報告はまた次の機会に…!