命の危機を感じるような暑さが連日続いていてウンザリします。ボジョレーヌーヴォーのごとく前年を超えてくるのはいったい何なのでしょうね…
死ぬほど暑い中仕事に追われる自分へのご褒美ということで、印旛沼漁協直営の「レストラン水産センター」でウナギを食べることにします。成田山の高級な老舗とは少し違う、蒸しよりも焼きが強めの蒲焼きにもまた別のおいしさがあります。
タレはかなり甘めの味付けなので、人によって好みは分かれるかもしれませんが…
B-1356 / Xiamen Air / Boeing 787-9 Dreamliner
今日は少し遅めの撮影スタートです。真っ昼間からでは暑くて熱中症になりそうですしね。
厦門航空はSDGsの特別デザイン機。機体後方の色あせたように見える部分は、よく見ると「持続可能な開発目標」の中に出てくるイラストになっています。
最近は何だってかんだって「SDGs」と言っておけばいいという風潮ですが、実際のところどれほどの企業や団体が末端まで本気で取り組んでいるのかは疑問です…
JA26LR / Jetstar Japan / Airbus A321-200NX
ジェットスター・ジャパンのA321LR。中距離国際線を運航できるポテンシャルはあるものの、現在の主戦場は国内線。3機出そろいましたので、そろそろ国際線へ進出する機体が出てくるかも。
A321LRになって新しいデザインが採用されましたが、今のところ従来からのA320ceoには反映されていません。
N399HA / Hawaiian Airlines / Airbus A330-200
B滑走路が常連のハワイアンはA滑走路に到着。到着機が集中する時間になったので、B滑走路に割り込めなかったのでしょう。
同社のA330-200の後継機にはエアバスではなくボーイングの787-9が選ばれました。2024年から運航を開始する予定で、将来的には成田発着の路線もB787へと置き換えられていくようです。
PH-BHO / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner
週5便の運航が続いているKLMオランダ航空のアムステルダム~成田便ですが、ようやく来月(2023年9月)からソウル(仁川)を経由している週2便も直行便に切り替わることになりました。10月末から始まる冬ダイヤでは1日1便のデイリー運航が復活し、ようやくコロナ前の運航形態に戻ることになります。
機材も冬ダイヤからB777-200ERへと戻って供給座席が増えますが、代わりにプレミアムエコノミーの設定はなくなります。
HL8501 / T'way Airlines / Airbus A330-300
欧州路線の開設を見据えて導入されたティーウェイ航空のA330-300。2009年からアエロフロート・ロシア航空で10年ほど活躍し、その後タイエアアジアXで2年を過ごしてからティーウェイへと渡ってきた機体です。
ティーウェイでは初めてとなるビジネスクラスが設定されており、シートはタイエアアジアX時代のライフラットシートがそのまま使われているようです。
JA382A / All Nippon Airways / Airbus A380-800
2023年4月からようやくA380のデイリー運航が再開になりました。実に3年ぶりのことで、ANAはJALの牙城へとやっと本格的に切り込んでいくことになります。
なお現状では2機で回るようになっていてオレンジ色の3号機はまだ商用飛行には入らないそう。撮影のチャンスに恵まれる機会はしばらく厳しそう…
1度でも商用飛行に入れてしまうと資産価値が落ちてしまいますから、ANAはタイミングを見極めなければいけません。
ZK-NZG / Air New Zealand / Boeing 787-9 Dreamliner
少し早いですが、カタール航空のA350-1000に備えて十余三東雲の丘へと移動してきました。タイミング良く降りて来たのはニュージーランド航空。A滑走路へ行くことが多いイメージなので、B滑走路で見られたのはちょっとラッキー。
同社は2022年7月、エコノミークラスの区画に3段ベッド6人分を備えた「スカイネスト」の導入を発表しました。座席とは別にベッドの使用権を購入することで、エコノミークラスにいながら最大4時間ほどベッドで横になって過ごすことができるというアイディアです。
2024年からオークランド~ニューヨーク便などの超長距離便への導入を計画しているとか。
「スカイカウチ」といい「スカイネスト」といい、ニュージーランド航空の発想力には舌を巻きます。
B-HNF / Cathay Pacific / Boeing 777-300
キャセイパシフィック航空のこの機体はすでに25年の大ベテランとなっています。B777-300の機体の大きさを生かし、ビジネス42席+エコノミー396席=計438席という絶大な輸送力を誇ります。
現状ではこれに匹敵するキャパシティの機体がないので、果たしてこの機体の後継やいかに…?
HL8000 / T'way Airlines / Boeing 737-800
何の変哲もないティーウェイのB737ですが、実は日本で活躍していたものです。元はスカイマークのJA737Kだったもので、2014年まで運航されていました。
9V-SWR / Singapore Airlines Limited / Boeing 777-300ER
シンガポール~成田~ロサンゼルス便も復活し、夕方の成田らしい光景が戻って来ました。
従来通りB777-300ERが充当されていますが、「白スタアラ」こと垂直尾翼まで真っ白なスターアライアンス特別塗装機は以前よりも投入頻度が下がっているような気がします。
HL8249 / Korean Air Lines / Boeing 737-900ER
ウイングレットつきのB737-800とほぼ見分けがつきませんが、こちらは胴体と航続距離が伸びた-900ERです。大韓航空では超レアな-900を運航していますが、定期便で日本に入ってくることはもうなくなってしまったようです。
無印の-900は非常口の構成が理由で座席数を増やせず、LCCを中心に猛烈な反発を受けて不人気となりましたが、FSCの大韓航空では問題にならなかったようです。
-900ERでは非常口を増やして標準座席数が増えたものの、大韓航空ではそのオプションは使わず-900と同じ構成。主翼の後ろに埋め込まれた非常口の準備部分がうっすらと見えます。
VH-VKI / Jetstar Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
久しぶりに見た本家のジェットスター。
ケアンズとゴールドコーストからの便は2022年7月に再開されてから段階的に便数を増やしており、2023年7月現在ではケアンズへはデイリー、ゴールドコーストへは週5便の運航となっています。
B-50021 / Tigerair Taiwan / Airbus A320-200N
タイガーエア台湾も順調に規模を拡大しているようで、保有機は10機を超えました。2021年からはA320neoの導入も始まり、記念すべき1機目はA320neoのロゴ入りに。
A7-ANE / Qatar Airways / Airbus A350-1000
なんとか日没後の明かりがあるところで、お目当てワンワールドロゴ入りのカタール航空が到着しました。
エアバスとの関係性が修復できたカタール航空は再びA350の増機を進めており、将来的には70機を超えて世界最大のA350オペレーターとなる見込みです。「あれだけ騒いで裁判まで起こしてなんだったのか」という気はしなくもありませんが、カタール航空としても機材が更新できずジリ貧状態でしたから、落ち着くところに落ち着いたといえるでしょう。
なおエアバス側から破棄されたA321neoの契約は復活しましたが、当てつけのようにオーダーしたBoeing 737 MAX 8も受領を継続する模様。4月には早くもロシアのS7航空向けに製造された機体を受領しており、近距離路線はB737MAXとA321neoという2頭立てで拡大していくようです。
というわけで本日の撮影は終わり。日が暮れてもまだまだ暑いですね…