暇を持て余しているらしい過激派フェミニストの方面から四の五の言われそうなアダルトゲームの話ですが、そんなことはどうでもいいぐらいショックな話だったので気にせず書くことにします。
あ、ただ18歳未満の青少年の皆さんは、ちゃんと18歳になってから見るようにしてください。一応ルールに抵触する画像や言葉は入っていませんが、モラル的にはね…
<イリュージョンが活動終了を知らせたツイートのスクリーンショット。寝耳に水の発表にうろたえるユーザーのツイートが目立った>
2023年7月14日、突如として3Dアダルトゲームブランド「イリュージョン」が活動停止を発表しました。上にもスクリーンショットを載せましたが、このツイートを見て「ウソでしょ!?」と思わず声を上げた人間はあさかぜ以外にも大勢いたはずです。
以前から何かしらかの予兆があったならまだしも、まるでそんな気配は見せていなかっただけに、発表の衝撃たるや…
何せ、つい数ヶ月前に公式ウェブサイトを一新していましたし、ブランド発足30周年を記念したグッズをあれこれ出していたほどです。
ウェブサイトがきれいになって。
30周年もお祝いして。
いよいよ新作の発表が近づいてきているかな。
次はアニメ調かな?
また『コイカツ!』の続編ってことはないよな。
と期待をさせていた矢先の活動終了を、一体誰が予見していたというのでしょう。
活動発表と同時に、以下の通りスケジュールが掲載されました。
<イリュージョン公式ウェブサイトより>
上の画像は、公式ウェブサイトでの掲載内容をスクリーンショットにしたものです。
8月1日に公式通販のダウンロード版販売が終了、パッケージ版も8月18日に終了します。FANZAやDLsite、Steamなどで行われている他社プラットフォームでのダウンロード版販売も同じく8月18日まで。
その他のサポート関係も8月18日が軒並み最終日となっていて、発表からおよそ1ヶ月で事実上の終焉を迎えることになります。
気にかかるのは、手元にパッケージが残らないダウンロード版のユーザーです。
ネット掲示板「5ch」の有志が問い合わせたところだと、FANZA、DLsiteでは購入済みの製品に関しては引き続きダウンロードが可能とのことです。
※ネット掲示板の情報なので、気になる方はご自身で問い合わせをされた方がよろしいかと存じます。
一方で救いがないのはあさかぜのような公式通販サイトで購入したユーザーです。
これはイリュージョンの公式ウェブサイトではなく公式通販サイトに掲載されている内容なので見落としがちですが…
公式通販は9月19日の午前10時にマイページが閉鎖となり、購入済みの製品のダウンロードができなくなります。FANZAなどのように「買ったものはダウンロードできるでしょ」という気分でいると二度と手に入らなくなるので、改めてマイページで購入商品の確認をオススメします。
あさかぜは「これはパッケージで買ったはず…」と見返してみたらDL版で買っていた、というものがありましたのでね…
逆に『ハニーセレクト2リビドー』の追加データを収録した『ハニーセレクト2リビドーDX』を購入していないものだと思って公式通販サイトで購入しようとしたところ、
「お客様がすでに購入済みの製品がカートに入っています」
とカート画面に出て初めて所持に気がつきました。今までインストールしていたのか、買っただけで忘れていたのか…?
まぁともあれ、買ってあったことに気づけてラッキーではありました。
またリストにも入っている通り、キャラクターやシーンを共有できるアップローダーも8月18日が最後です。活動終了を受けて駆け込みで新たなデータがアップロードされていますから、こちらもこまめにチェックされることをオススメしておきます。
そして忘れていけないのはパッチです。
ゲームのバグを改善するのはもちろん、イリュージョンの場合は無料の追加コンテンツが含まれているパッチが配布されています。各作品のアップデートファイルも8月18日が最終日とされていますので、パッケージ版でお持ちの方もパッチデータのダウンロードをお忘れなく。
発表直後は公式ウェブサイトも公式通販サイトもアクセスやダウンロードが集中して非常に重たい状況になっていましたが、1週間が経ってだいぶ落ち着きました。公式ウェブサイトからのパッチのダウンロードはいたってスムーズにできています。
なおパッケージ版は回収されることなく販売が継続されますが、あくまで在庫があればの話。
すでに大手の専門通販サイトやAmazonではパッケージ版も品切れの表示がついており、あとは店頭でたまたま売れ残った新品や中古品を探すしかなさそうです。
ただ、転売が目的なら話は別ですが、使い勝手という意味では公式通販でDL版を購入し、複数のハードディスクにコピーして保存しておくというのが無難だとは思いますけどね。
<こういう騒ぎになると、DL版ではなくパッケージ版で買っておけば良かったと思うこともある…コイカツ!シリーズは今でも遊べる名作>
ここまで駆け足のスケジュールを見ていると、何やらのっぴきならない状況にイリュージョンが追い込まれていたことがなんとなく推測されます。
5chの有志が見つけてきた情報では、運営元である株式会社アイワンの社員数はたったの26人。ウソか本当かはわかりませんが、ゲームの開発者が軒並み辞めてしまったという投稿もありました。会社として続けていくことができない急な理由が出てきてしまったのでしょうか。
そう考えれば、あさかぜがこのブログでこき下ろした「ROOMガール」も、イリュージョンの断末魔のような作品だったのかもしれません。
次こそは3Dアニメ調だろう、必ず予約開始と同時に注文するぞ、と意気込んでいただけに、活動終了のお知らせにはショックを隠せませんが…
5chの有志の中にはイリュージョン存続の希望を捨てきれない人たちも多くいるようです。
活動終了を知らせるウェブページのアドレスは「see-you-next-time」。日本語の別れを意味する「Goody bye.=さようなら」ではなく、「See you next time.=また今度」という含みを持たせた字面であることから、実は受け入れ先が決まっているのではないかという推測をしている人たちもいます。
言われてみればそんな気もしてきますが、それ以外は何も有力な情報がないので希望的観測の域を出るものではないと思います。
もちろん、それが本当になってくれればうれしいですけどね…
本当は過去作品の思い出話でもしたいところですが、長くなってしまったので今日のところはここまで。