今回もいつぞやと同じく男性向けアダルトゲームのお話なので、
男性向けエロが苦手な方や
18歳未満の青少年、
男の思想を糾弾したいフェミニストの方々は
閲覧をご遠慮願います。
<最近はアダルト商品のクレカ決済ができず、わざわざ代引になることも。正当な商品の購入を認めないのはクレカ会社の横暴では?>
<公式通販プラチナ会員はDL版と数百円の違いでパッケージ版が購入できる。場所は取るがなんとなく箱は欲しい>
さて、8月27日に待ちに待った「コイカツ!サンシャイン」が発売となりました。新作ではあるもののタイトルの通り「コイカツ!」の続編で、学園から飛び出して南の島へ研修旅行という設定です。
まだ2時間ばかりしか遊べていないものの、触った感覚をそのままレビューしてみたいと思います。
<オープニング画面からも南国の島の雰囲気が伝わってくる>
ちなみに5chのスレを見ていたらレビューサイトでの評判はさんざんな模様…
「ボイスが使い回し」だとか「基本的なシステムが変わっていない」だとか。
ゲームのシナリオ自体が無印の延長上にあってキャラクターの性格などもほとんどがそのまま引き継ぎなのですから、そりゃ変わらないのもある程度予想はついたことです。何を今さらといった感じ。
思い入れのあるキャラクターを違和感なく新作に引き継げることを考えれば、無印との変化が小さいのはむしろメリットとも取れます。
もちろんフルプライスである以上目新しい要素を求める気持ちもよくわかります。前作に比べれば3年近くの月日が流れているわけで、メーカーの技術力もユーザーのパソコン環境も少なからず向上しているはずですからね。
ただそれは大ヒット作「コイカツ!」のタイトルを冠する続編に求めるべきではなかったのかも知れません。
…と、イリュージョンに良くも悪くも飼い慣らされた立場からのレビュー、というよりファーストインプレッションです。
メインともいえるキャラクターエディットは…
センスがなさ過ぎてキャラづくりがヘタクソなあさかぜにはどのみち鬼門。ほとんど全部ユーザー諸兄がの作ってくれた娘さんたちと遊んでおり、あさかぜが手元でやるのは好みに修正する程度。
パッと見たところではUIのデザインこそ変われど機能はほとんど同様の様子。
なお現状では過去作で使えたMODがほぼ全部使えないので、無印で遊べたMODモリモリの版権キャラは登場させられないようですから要注意。
システム周りは基本的にコイカツ!無印と同様で操作方法もそっくり同じなので違和感はありません。大きく向上したのはセーブで、無印では夜に家に帰ってからでないとセーブできなかったのが、サンシャインではどのタイミングでもセーブができるようになりました。ちょっと空いた時間でプレイするような環境でこれはありがたい!
<タイミングを選ばずセーブができるようになった今作。セーブ箇所も元から100あって使い勝手が大幅に向上>
相変わらずストーリーはいつも通りのあってないようなものですが、いきなり主人公を選びクラスの座席を埋めさせたコイカツ!無印に比べたら遥かに自然なストーリーの導入になりました。
キャラクターを配置できる宿舎は3箇所あり、ランダム機能も賢くなったのか同じキャラを重複して放り込むようなことはなくなったようです。たぶん。
<無印ではMODが必要だったキャラ付近への直接ジャンプは公式で実装>
今回大幅に変わったのはマップ。
無印では校舎内がテーマだっただけにマップ全体が四角く配置されていましたが、サンシャインでは島が舞台になって建物の脇の小道が隣のマップへつながったりとより現実的な構成に。水牛の引く牛車もあったりして、何となく石垣島近くの離島「竹富島」をモチーフにしているような気がします。
リアリティとしてはあがりましたが、脳内マッピングが死ぬほど苦手なあさかぜは1時間やそこらプレイした程度では全く位置関係がわかりません…
お酒が入っていたこともあるでしょうが、それにしても自分の知能指数では理解が難しいようです。一応無印と同様にF3キーを押せば希望の場所に直接ジャンプできますが、作り込まれているのでやっぱり自分の足で動き回りたいですよね。ひたすら歩き回ってマップをたたき込むしかないかな…
<マップは単純だった無印に比べるとリアリティが大幅にアップ。道に迷いやすくもなった>
とりあえず画面の左下にプレイヤーを中心にしたミニマップが表示されます。「AI少女」と同じく地形が再現されていますし、イベントアイコンやキャラクターの居場所も出るので全体マップを覚えきれなくてもとりあえず近くの女の子に話しかけることはできます。
欲を言えばAI少女のようにMキーで全体マップ表示ができればいいのにな、とは思いますが。
<ショートカットキー一覧を見ると残念ながらマップ全体の表示はないので、脳内マップを作るべく努力が必要…>
サンシャインではマップ内をかけずり回って「話題」を集める必要があり、1ピリオドで5箇所ぐらい回収できるようです。AI少女でのクラフトの材料みたいなものです。
女の子との会話で使うと消費されてしまうので、なるべく数もジャンルも多く持っておく必要があります。たくさん持っているとただの世間話コマンド(「話題」は消費されない)でも相手からの評価が上がりやすい気もしますが、気のせいかもしれません。
<話題を振ったり振られたり。話題を振られたときにちゃんと見合った話題で返せると好感度UP>
<マップ内で収集するほか、会話でもたまに「話題」がもらえる>
「話題」機能がついたからか、無印ではせっせと上げる必要のあった「体力」「知力」「H力」のステータスを上げる必要がなくなったのは楽ですね。
<無印の画面。右上がステータスで、プレイヤーの行動時間や好感度稼ぎに影響した>
女の子と会話することで貯まっていくポイントの使い道はまだいまひとつよく理解できていませんが、どうやら好感度を稼ぐためには高いレベルの「話題」が必要なようで、それらとの引き換えに使うみたいです。ポイントを貯めるのも大変ですし、ポイントを貯めるために「話題」のレベルも必要となかなかゲーム性は高くなっています。
<会話でもらえたポイントはグッズや「話題」との引換に使える>
まだ肝心の女の子と濃厚接触する段階までは至っていませんが、上っ面だけプレイした感じではイリュージョンのゲームの中ではかなりの完成度なのではないでしょうか。
建物の中にいかにも拡張できそうな場所があったりしますので、今後のアップデートやアペンドディスクの発売、あるいはMODの充実などに期待していきたいところです。
<マップ内にはちらほら進めそうで進めない場所がある。今後の追加データに期待したい>