久しぶりに不健全なネタを思いつきました。
毎度の定型文になりますが、
アダルトゲームに興味のない方、
現実と妄想世界の区別がつきづらい方は
「戻る」ボタンを押してください。
<イリュージョン作品のほとんどを公式通販で購入しているあさかぜは、もちろんプラチナ会員>
ちょうど来週、2023年4月28日(金)に3Dアダルトゲームメーカーのイリュージョンから『ROOMガール PARADISE』が発売となります。イリュージョン恒例の追加データパックで、遊ぶには『ROOMガール』の本編(2022年9月30日発売)が必要です。
<ROOMガールのOP画面。雰囲気だけはよく、期待感を持たせる>
内容を見てもまぁいつも通りのアペンドディスクといったところで、新マップと新しい衣装、あとは新しい「プレイ」スタイル。早期予約や公式オンラインショップを使えばよくわからないコンセプトの追加衣装が特典としてもらえる、というのも定番です。
追加データパックのマップやシチュエーションの内容については、(ここにはいろんな意味で書けないので)各自お調べいただくとして、それなりに盛りだくさんな内容にはなっているようです。ですが、
個人的には買うつもりは全くありません。
今まで『人工少女3』や『ジンコウガクエン』あたりからほぼ全てのイリュージョン製エロゲーを買ってきた「イリュゲー信者」のあさかぜが、発表の当初から一貫して「買わない」と決め込んだのは我ながら異例のことです。
そもそも『ROOMガール』本編のプレイ時間なんて5時間にも満たないのでは…?
『ROOMガール』発売前にEA製の箱庭ゲーム『Sims4』と比較して想像したブログ記事を書きましたが、あの時の期待や懸念は全て外れたと言っていいかもしれません。悪い方向に。
操作性は最悪の一言。操作キャラがわかりづらく直感的な指示が困難。
エリアごとに主人公格が分かれていて、そこから離れるとほとんど何もできない。
マップ全体で配置できる人数は、男女合わせて15人程度。
『コイカツ!』シリーズのように日を変えてのランダム出現は不可。
キャラをマップから外せば当然ステータスがリセットされるので、関係の構築はまたイチからやり直し。そのため実質的な「人材プール」もできません。
関係を再構築するにも、操作キャラの行動ターン数が少なすぎて、4~5回動いたり話しかけたりすれば疲れて何もしなくなってしまいます。お風呂に入るか診療所へ行けば多少回復させることはできますが…
<配置できるキャラ数や肩書きは場所ごとに決まっていて、ランダム出現といったことは選べない。>
何が不満って、例えば
「家からセミナーに出かけて、一緒にセミナーを受けている人と恋仲になる」
とか、
「ナースが診療所に来る男の子を我が物にする」
とか、マップの往来を生かした構成が何もないことです。この時点でSimsシリーズの足元にも及びません。
「家にいれば妹?はいるけど、外に出たら誰にも話しかけられないし、関係も持てない」
というのは、想像しうる限り最悪の展開、と個人的には感じてしまいました。
<どう見ても『Sims4』のオマージュとしか思えないマップ選択画面。これを見て移動した先のNPCと交流ができる、と思ったのはあさかぜだけではないはず>
ライブハウスの更衣室にサイリウムを持ったオタクが突っ立っているのも意味不明すぎません?
いくら架空の世界とはいっても、中途半端な現実味のなさは没入感を失わせる要因です。
<ライブハウスの更衣室に立ち尽くすオタクくんの図。もはやどういう意図でこのシチュエーションにしようと思ったのか理解しがたい>
そうそう、キャラクターはキャラメイク時に指定した肩書きに対応したところにしか配置できません。マップ配置の都合で仕方がないのかもしれませんが、これもいまひとつ融通の利かない部分です。
そんな世界なので、もちろん操作キャラが自律行動することもありません。
この有様なら、笑いのネタにできただけクソゲーと呼ばれた『セクシービーチプレミアムリゾート(SBPR)』(2015年9月発売)の方がまだマシ。
…そんなわけで、すぐさま飽きてほっぽり出していたゲームの追加データパックなんて、まかり間違っても買おうと思うはずがないのです。
褒めるところといえば…
服の質感とか、特に下着のステッチが緻密になって下着フェチに刺さるようになったことぐらいでしょうか…?
<リアルな雰囲気になった服。特に布地や刺繍の感じは非常に良く3Dゲームならではな感じはあるものの、褒めるところはこれぐらい>
シナリオに縛られず、自分で好きなシチュエーションを作れる「スタジオ」もいつも通りありますが、こちらは自由度が高いがゆえにズブの素人ではとっつきづらいし難しい。
そもそも、仲良くなる過程も楽しみたい人間としては、”濃厚接触”にいたるまでのプロセスも同じぐらい大切なわけで…
ガッカリしたユーザーはあさかぜに限らなかったようで、発売からしばらくはFANZAのメルマガのオススメ作品に入っていた『ROOMガール』は早々に姿を消しました。代わりに『コイカツ!サンシャイン コンプリートパック』が常に掲載されている状態がしばらく続いていましたから、『コイカツ!』の根強い人気がうかがえたものです。
かくいうあさかぜも未だにコイカツ!サンシャインを遊び続けていますし。
<2023年4月12日のFANZAメルマガでもROOMガールではなくコイカツ!サンシャインコンプリートパックがおすすめに上がってきている。天使☆騒々 RE-BOOT!は時期の比較用>
本編→アペンドディスク、というセオリーを終えたので、次回作は通例ならアニメ調の完全新作になるはずです。さすがにコイカツ!の続編ということはないでしょう…
狂信的なファンか一部いる『ジンコウガクエン』的な作品でも良いかもしれません。
とにかく、今回の『ROOMガール』のような何もかも未完成みたいな作品にしてしまうことだけはやめて欲しい。
イリュゲー好きとしての切なる願いです。
<すぐに行動ポイントがなくなるので、何をやっていいのかもすぐにわからなくなる。このオタクくんの姿はパソコンの前に無言で座り尽くすあさかぜと同じ>
■ おまけ:あさかぜのオススメイリュージョン作品
アニメ調→
コイカツ!サンシャイン コンプリートパック
リアル調→
A.I.少女(+マップ内の人数を増やすためのMOD)