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いよいよ実質的な最終日です。なんだかんだであっという間に丸2日が過ぎ去ってしまいました…旅の終わりというのはいつでも寂しいものです。
1日のスタートに備えしっかりと朝ご飯を食べます。毎朝同じものを食べていますが、あまり飽きる体質ではないので苦痛ではありません。白いご飯が食べたいな、と思うときもありますが…
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チェックアウトを済ませてチャンギ空港へまずは直行します。Tanah Merahの接続はいつも悪くて、だいたい到着と同時に空港ゆきが出てしまいます。空港ゆきの電車は12分間隔での運転なので、しばらく待たされるんですよね…
朝ラッシュの終わり頃になると、Tanah Merahのそばにある車庫へ向けて回送列車が多く設定されています。
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PK-GFN / Penerbangan Garuda Indonesia / Boeing 737-800
おとといと同じく、T4に隣接する駐車場の屋上からスポッティングを開始します。ちょうどガルーダ・インドネシア航空の復刻塗装が降りてきました。
このカラーリングは1969年から1985年までのデザインで、A330-200にも同じものが再現されています。A330はごくまれに関西空港へ来ているようですが、B737は現地周辺でしか撮れないのでラッキー。
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PK-LJM / Lion Air / Boeing 737-900ER
垂直尾翼にライオンのイラストが描かれているのが正統派の「ライオンエアー」。
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9M-LCD / Malindo Air / Boeing 737-800
ようやく機首にちゃんとマリンドのロゴの入った機体を見ることができました。アジアで最初にB737MAXを就航させた航空会社です。
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V8-RBA / Royal Brunei Airlines / Airbus A320-200N
2019年3月に成田空港へ就航する「ロイヤルブルネイ航空」が降りてきました。一足先にキャッチです。成田への乗り入れ機も写真のA320neoとなる予定。
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XY-ALG / Myanmar National Airlines / Boeing 737-800
19日にも話題に上げた「ミャンマーナショナル航空」です。一応はミャンマー国際航空とは別会社ですが出資はしているよくわからない関係性。
ミャンマーの国内線がメインで、国際線は香港、シンガポール、タイの3路線のみ。
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HS-THM / Thai Airways International / Airbus A350-900
ずいぶん久しぶりに見た気がするタイ国際航空のA350。最近成田へはA330メインへと逆戻りしてしまい、なかなか見ることができません。
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9M-LNR / Malindo Air / Boeing 737-800
こちらもマリンド・エアです。この遠征だけで「バティック模様でロゴはBatik Malaysia」「バティック模様でロゴはマリンド」「ライオンエアとそっくりのマリンドロゴ」の3種類を見たことになります。どれが正当なカラーリングなのでしょうか。
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VT-IER / IndiGo / Airbus A320-200
2005年の設立後、急速にシェアを伸ばしてインド最大手にまで成長したLCCの「インディゴ」。保有機の数は240機以上となっており、就航して15年も経たない航空会社としては驚くべき規模です。インドでは「定時運航」「清潔」「サービス」の3本柱がないも同然の中で、それを徹底した結果といえます。
同時期に設立されたキングフィッシャー航空は消滅し、国営のエア・インディアは赤字垂れ流しのまま、イケイケだったジェットエアウェイズは(未来の話ですが)2019年4月に経営破綻。巨大市場インドといえども、利用者のニーズが合わなければ消えていくのは同じです。
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XY-AGU / Myanmar Airways International / Airbus A319-100
T4を散策したあとでT1へと戻ってきました。スーツケースも抱えていますし、お土産も用意しないといけないので、今日は空港から出るのは厳しそうです。
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B-1712 / Shenzhen Airlines / Boeing 737-800
中国の深圳航空は機体後部の赤い部分がちょっと海南航空グループに似ていますが、中国国際航空の傘下です。日本ではあまりなじみのない航空会社ですが、180機ぐらいの保有機を持つ中国ではそこそこの規模のエアラインです。
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9V-JSB / Jetstar Asia Airways / Airbus A320-200
おとといも撮った、ジェットスター・アジアのオーストラリアにちなんだ特別塗装機。
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B-1238 / China Southern Airlines / Boeing 737-8 MAX
中国南方航空最新鋭のB737MAX8がプッシュバックされてきました。航空市場が急成長している中国ではB737MAXの発注数も多く、期待度の高さがうかがえます。
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西側の空がすごい色になってきました。そういやシンガポールに来てから1度も雨に降られていません。季節は雨期なのでスコールとはいいませんが、シンガポールの雨の降り方がどんなものかをちょっと見てみたい感じはあります。
…屋外にいなくてよかった。
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RP-C8783 / Phillipine Airlines / Airbus A330-300
A321クラスで来てもおかしくなさそうなフィリピン航空ですが、やはり出稼ぎ労働などで需要があるのか大きな機体で到着しました。
チャンギ空港は特にアライアンスごとでターミナルが分かれているわけではないので、いろいろな連合の航空会社が同じ場所に集まります。
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ポツリポツリと雨粒が落ちてきたな…と思ったら一気に土砂降りになりました。雨粒が風とともにターミナルの窓ガラスにたたきつけられます。分厚い防音ガラスなのでほとんど音は聞こえませんが…
こんな中で空港のスタッフは雨合羽をかぶって何事でもないかのように作業を続けています。
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A7-ANC / Qatar Airways / Airbus A350-1000
まるでスコールのような強い雨は15分もしないうちにほとんどやんでしまいました。あっけないぐらいです。
ちょうど雨が収まったタイミングでカタール航空のA350-1000がスポットに滑り込んできました。全長74m弱、サイズとしてはB777-300ERとほぼ同程度の機体の大きさです。ファーストクラスを装備していてもおかしくはない規模ですが、近年のビジネスクラスのグレードアップを反映してかビジネス46席エコノミー281席の2クラス仕様となっています。
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一度スポッティングの手を休めて食事とお土産の時間にしましょう。得てして高額になりがちな空港での食事ですが、チャンギ空港のT3にはありがたいことにホーカー「Kopitiam」があるので助かります。街中の至る所にあるチェーン店で、マクスウェルに比べれば清潔なので日本人でも入りやすいホーカーではないでしょうか。
甘辛いタレをかけたチキンライス。ご飯にタレの味がしみておいしいです。鶏のダシがきいたスープもちょっとスパイシーで、冷房にさらされた体が温まります。やはりスープもセットじゃないとね…
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朝食から時間が開いてさすがにチキンライスだけでは足りないので、同じKopitiamの中にある台湾料理店で小籠包を注文します。ここではさすがにチリソースではなくショウガ醤油でしたが、小皿はあるのでチリソースでも味わえます。
こちらも味は良いですが全体的に水餃子っぽく、中華料理店にあるような本格的な小籠包をイメージするとちょっと違います。
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Kopitiamの向かいには「北海道パラダイス」なるコーナーもありました。明らかに北海道ではないだろうというラーメンもあってツッコミどころはいろいろありますが、日本の食べ物の人気が高いことに驚きです。
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VH-QPA / Qantas Airways / Airbus A330-300
展望デッキへ戻ってきました。飽きないというより、他に行く場所がないというのが正しいところでしょうか…免税品も興味ないですし。
カンタスの旧塗装が到着です。
飛行機のスポッティングをしながら、服やお土産をスーツケースに詰めていきます。モデルプレーンは壊れては困るので特に厳重です。
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B-6776 / China Southern Airlines / Airbus A320-200
展望デッキのすぐそばにあるスポットはA320やB767クラスの小型機向けになっているようです。小型とはいえ長さは38m近くあるわけですから、自分の真下に来ると大きさを実感します。
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F-GSQF / Air France / Boeing 777-300ER
駐機していたスポットによっては、大型機も展望デッキのすぐ近くまでプッシュバックしてきます。全長74mになるB777-300ERのお尻は巨大です。
尾部の形状は鉛筆のように丸くとがっていると空気力学的にはいいそうですが、B777シリーズでは客室をいっぱいまで伸ばした結果やむを得ず魚の尾びれのような形状になったのだとか。
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OH-LWL / Finnair Oyj / Airbus A350-900
フィンエアーの「マリメッコ・キヴェット」が通り抜けていきます。Kivetというのはフィンランド語で「石」という意味だそうで、よく見るとそこら辺の石のように丸がいびつな形をしています。
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JA877A / All Nippon Airways / Boeing 787-9 Dreamliner
面倒くさがってイスに座ったまま撮ったら、窓ガラスの警告文まで写り込んでしまいました。
すっかりANAの顔となったB787シリーズ。先日の発表で国内線に予定されていたより大型のB787-10の投入は、訪日需要の高まりで東南アジア路線へと振り向けられることになりました。
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G-XLEL / British Airways / Airbus A380-800
チャンギ空港には航空機メンテナンスの施設も大きく設けられており、シンガポール航空はもちろんのこと世界各国の航空会社の整備を請け負っています。先ほどから写真の奥側に写っているのがそれで、このブリティッシュエアウェイズのA380も整備を受けていたのでしょうか?
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P2-PXW / Air Niugini / Boeing 767-300ER
パプアニューギニアの首都ポートモレスビーから飛んでくるニューギニア航空。成田へもB737で週1~2便やって来ていますが、夜の発着なので撮影は至難の業です。普段撮影のできない航空会社を記録できるのも海外スポッティングの醍醐味です。まぁどこだって撮れればいいというものではないので、理解がある国や場所に限られるんですけどね…
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暗くなってさすがにスポッティングどころではなくなってきました。悲しいですがそろそろ出国へ向けて準備をしていかなければなりません。
お土産や大切なモデルプレーンを詰めたスーツケースをまずは預けに向かいます。引っ張って歩いていると邪魔ですし。T4のチェックインカウンターへ向かうと、チェックインから荷物の預け入れまで機械で済ませられるようになっていました。
まずはチェックインの機械で座席の指定や預け入れ手荷物の個数をセットします。端末はありがたいことに日本語に対応しています。
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荷物のタグをつけたスーツケースは、今度は預け入れ用の機械で操作すればそのままベルトコンベアーで運ばれていきます。あとは出国審査を受けて搭乗口へ行くだけです。ハイテク…!
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何をすることもなく座っていても仕方がないので、出発前の腹ごしらえをしておきましょう。T4にもフードコートと名のついたホーカーがあるので入ってみます。他のレストランはみんな空港価格ですからね…
目についた「Hokkien Mee」のストールへ。
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福建麺とは海産物をメインにした焼きそばのようなもの。エビやアサリのダシが出ていてとても美味しいですし、そこにチリソースを足すとまた雰囲気が変わってどんどん箸が進みます。大きいサイズでも良かったな…
注文を受けてから中華鍋で調理が始まります。できたてなのでもちろん灼熱。シンガポールへ来て初めて熱くて冷まさなければいけない食べ物に出会った気がします。
ホーカーでは無料の水というものはないので、ドリンクも注文制。ドリンク専門のストールへ行ってウーロン茶をチョイス。熱湯にティーバッグを入れるだけで2SGD以上とはちょっと高い気もしますが、空港ですしそんなものでしょう。日本よりは安いですしね。
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T4は他のターミナルに比べるとコンパクトにまとめられていますが、その分休憩する場所もあまり多くはない感じ。いつまでもホーカーの硬いイスに座っているのもしんどいですし、出国することにしましょう。
Departureの看板の下にはガラスの仕切りがあり、そこから先は出国審査のエリア。といっても入国時にパスポートと親指の指紋をスキャンしているので、陸路で入国したとか出国のスタンプが欲しいという場合を除けば、自動の出国審査の機械が使えます。
ここを通ったら戻ってこれません。さらばシンガポール、また会う日まで。