_DSC6867 posted by (C)あさかぜみずほ
VN-A607 / Vietjet Air / Airbus A321-200N
秋晴れのいい天気です。今日も今日とてスポッティングに励みましょう。時刻はまもなく10時半、成田空港だとそろそろ午後向きの撮影スポットに移動する時間ですが、せっかくですから久しぶりに航空科学博物館を訪れてみます。
展望台に上がるとちょうどベトジェットが離陸するタイミングでした。何やらキャラクターが描かれていますが、Amyとかいうベトジェットのマスコットなのだそうです。
マスコットという割に、一昔前っぽい3Dで描かれていてなんだかかわいくない…
_DSC6868 posted by (C)あさかぜみずほ
JA90AN / All Nippon Airways / Boeing 737-800
ANAでは引き続きB737-800の導入が進められています。国内線のB737-500が退役した穴埋めと思われますが、本来はそれを三菱スペースジェットが担うはずでした。
新機材が来なくても古い機材の寿命は来てしまうので、こうしてB737-800をリース導入してしのいでいるようです。その費用は補償を兼ねた三菱航空機の負担だという話もありますが…
_DSC6874 posted by (C)あさかぜみずほ
JA216A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N
勢力を拡大しているANAのA320neo。導入当初はPW-1000Gエンジンの不調でどうなることやらと思っていましたが、とりあえずは順調に増えているようで何よりです。
A320neoは中国など近距離国際線へと投入され、国内線A320の後継はA321neoへと大型化されています。
_DSC6879 posted by (C)あさかぜみずほ
JA05VA / Vanilla Air / Airbus A320-200
あと3週間足らずでいよいよ8年の運航に幕を引くバニラエア。苦難の道を歩んだLCCでしたが、リゾート路線を開拓するLCCという独自路線を作り上げた功績は他のLCCにはないものです。
バニラとピーチで方向性が異なるチャレンジ精神がうまくマッチして、日本の航空業界がより発展していくといいですね。
_DSC6889 posted by (C)あさかぜみずほ
HB-JMA / Swiss International Air Lines / Airbus A340-300
良くも悪くも目立つ印象のないスイス・インターナショナルですが、2020年3月からは関西空港へと新規就航することになりました。旧スイス航空が2001年まで運航していたので、実質的には19年ぶりの再開となります。
同時に成田便はついにB777-300ERへと大型化。慣れ親しんだスイスのA340はあと4ヶ月で見納めとなってしまいます。まぁ新規開設の関西便にシフトするので、どうしても見たければ関西へ遠征すればいいんですけどね。
_DSC6913 posted by (C)あさかぜみずほ
今日は空気の透明度が高く、およそ60km先の筑波山がはっきり見えます。風の強い冬場でないとなかなかここまではっきりは見えません。
_DSC6936 posted by (C)あさかぜみずほ
SP-LSF / LOT Polish Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner
3月からデイリー運航になっているLOTはさらに需要が伸びているらしく、夏休み期間を過ぎてもB787-9で来ることが多くなっています。
_DSC6946 posted by (C)あさかぜみずほ
_DSC6952 posted by (C)あさかぜみずほ
PH-BVR / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER
あと2週間ほどでKLMのB777-300ERはしばらく見納めです。冬ダイヤになると-200ERに縮小されてしまいますからね。
L2ドアの後ろには会社設立100周年を記念するロゴが輝いています。
_DSC6955 posted by (C)あさかぜみずほ
9M-MAE / Malaysia Airlines / Airbus A350-900
ノーマルカラーのマレーシア航空を見送って、「さくらの山」の駐車場へと移動します。
_DSC7079 posted by (C)あさかぜみずほ
9V-SKP / Singapore Airlines Limited / Airbus A380-800
シンガポール航空のA380がシンガポールへと飛び立ちます。飛行時間7時間程度とそこまで長距離の路線ではありませんが、やはり元々が巨体なだけに他に比べると重たい離陸です。
…それでも満載した状態に比べれば全然軽いですけどね。
_DSC7094 posted by (C)あさかぜみずほ
OH-LWM / Finnair Oyj / Airbus A350-900
勢力を拡大しているフィンエアーのA350。ロンドンで撮影できて喜んでいた3年前とは比べものにならないほど当たり前の存在になりました。
フィンエアーも中東系の航空会社と同じくプレミアムエコノミーは設定しない戦略をとっています。
_DSC7145 posted by (C)あさかぜみずほ
LN-RKF / Scandinavian Airlines System / Airbus A340-300
気がつけば、A340を成田に定期便で飛ばしている航空会社はスイス・インターナショナルとこのスカンジナビア航空だけになってしまいました。スカンジナビアも後継機はA350が選定されており、成田へもいよいよ来年中頃から投入される見込みになっています。
先述の通りスイス・インターナショナルもB777への置換えが決まっていますから、まもなく成田でもA340が見納めになりそうです。
_DSC7192 posted by (C)あさかぜみずほ
VT-ANK / Air India / Boeing 787-8 Dreamliner
国営のエアインディアは売却へ向けて模索が進められています。長々と大赤字を垂れ流してきた航空会社だけになかなか買い手がつかず、このままでは会社解散もあり得ます。
インドの財閥タタ・グループへ売却という案も持ち上がっているようですが、タタは自前のビスタラという航空会社を立ち上げて長距離路線の運航ももくろんでいますから、果たして有力な候補となり得るのかどうか…
_DSC7268 posted by (C)あさかぜみずほ
HL8321 / Jeju Air / Boeing 737-800
まるでB737MAXのような、上下に分かれたウイングレットを装備したチェジュ航空の機体。スプリット・シミター・ウイングレットというオプション装備です。チェジュ航空が自前で注文したものではなく、この機体が以前に在籍していたイギリスのトムソンフライで装着されたもののようです。
「翼端渦」という主翼の先端に発生する空気抵抗を通常のウイングレットよりもさらに減らす効果がありますが、下にも飛び出している分地上のオペレーションには気を遣いそうです。
_DSC7313 posted by (C)あさかぜみずほ
HS-TBD / Thai Airways International / Airbus A330-300
タイ国際航空はスターアライアンスカラー。青い空に真っ白な機体が映えます。
_DSC7356 posted by (C)あさかぜみずほ
F-ONEO / Air Caledonie International / Airbus A330-900neo
「この調子でエアカランの離陸を狙ってやるぜ…!」と思っていたら、またこのタイミングで風向きが変わってランウェイチェンジ…8月末に続いて地上滑走する姿を眺めます。
それにしても、機体の後ろ側に見える成田空港の新たなランプコントロールタワーもずいぶん建ち上がってきました。これが完成すると、成田空港の旧管制塔はいよいよ役目を終えます。
_DSC7400 posted by (C)あさかぜみずほ
先月の台風15号は日本各地に甚大な被害をもたらしました。夜中にはすさまじい勢いで雨と風が荒れ狂い、翌朝は昼前からの勤務だというのに電車が動かず出勤が間に合いませんでした。自然の力は年々威力を増しているように思えて仕方ありません。
桜の木は葉っぱが全て無くなってしまうと、春と勘違いして花を咲かせてしまうのだそうです。9月の台風で全て葉が吹き飛んでしまい、10月だというのに新芽が芽吹いて花が咲いていました。こうなると翌年の春は花の数が大幅に減ってしまうのだそうです。
_DSC7458 posted by (C)あさかぜみずほ
A6-BLV / Etihad Airways / Boeing 787-9 Dreamliner
F1グランプリカラーでエティハドがやって来ました。何度見てもカッコいいデザインです。垂直尾翼はやはり標準の金色ベースよりもこちらの方がよりクールに見えます。
しかしA340-600だった頃のグランプリカラーは全く見られなかったのに、B787になったらもうこれで2回目か3回目です。相性が合わない飛行機はとことんダメなのです。
_DSC7482 posted by (C)あさかぜみずほ
N502DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900
成田で見られるのがあと半年足らずになってしまったデルタ航空。無理なく撮れるうちに成田らしい光景を記録しておかねばなりません。
というわけでマロウドを背後に入れて到着機する姿を。
_DSC7499 posted by (C)あさかぜみずほ
JA12VA / Vanilla Air / Airbus A320-200
そういえば8月にはバニラの親玉であるANAのシートマップに、「32G」なるシート配置が新設されて話題になりました。A320で180席、Wi-Fi非対応ということはLCC仕様のA320であることが明白です。
バニラからピーチに引き継がれる機材は全部で12機、残りの3機がANAへと移籍することになるのでしょう。ピーチが欲しがらないであろう導入当初の3機がANA所属になることは容易に想像がつきますし、それらはもともとANAが発注した機材。都合の良い展開です。
まぁしかしFSCの正規料金を払ってLCCのA320に乗せられるのはちょっとね…それほどまでANAの機材繰りは切羽詰まっているのでしょうが。
_DSC7532 posted by (C)あさかぜみずほ
EI-ISB / Alitalia / Boeing 777-200ER
すっかり新塗装がおなじみになっているアリタリアですが、まだ旧塗装もなんとか飛んできています。経営破綻をしてから相変わらず救済相手が見つからない状態ですが、先行きはどうなるのでしょうね。
_DSC7563 posted by (C)あさかぜみずほ
N587FE / FedEx Express / McDonnell Douglas MD-11F
フェデックスのMD-11Fもだいぶ数を減らしてしまい、すっかりレアな存在に…数年前まで行けば1回は必ず見られた機体だったのに、B777Fの台頭で活躍の場は確実に狭まっています。
もちろん3発機には運航上のメリットもあるのですが、メンテナンスの手間などを考慮すると高価でも新品の双発機の方が優れるのでしょうね。
_DSC7597 posted by (C)あさかぜみずほ
JA13VA / Peach / Airbus A320-200
元バニラのピーチ機。基本的には主翼端のウイングレットの有無が生え抜きか移籍機かの見分けるポイントになります。
ですが、1機だけANAがバニラ向けに発注したウイングレットつきの機体がピーチにもいます。24号機(JA824P)がそれで、当たればラッキー?
_DSC7610 posted by (C)あさかぜみずほ
HL8293 / Asiana Alirlines / Airbus A330-300
A380が入っていたアシアナ航空のソウル~成田便は、日韓間の大幅な需要の減退でA330やB777に機材が縮小されています。
成田に限らず、日本と韓国を結ぶ航空路線の多くは韓国のエアラインが運航しています。いくら日本が気に食わなくて不買だ渡航中止だと言っても、利用減少で割りを食うのは韓国のエアラインですし、日本路線の依存度が高いLCCではなおさら大きなダメージとなっています。自分で自分の首を絞める滑稽さに、あさかぜもどういう顔をしたらいいのかわかりません。
_DSC7621 posted by (C)あさかぜみずほ
OE-LPA / Austrian Airlines AG / Boeing 777-200ER
成田へは夏季のみ就航しているオーストリア航空。10月末から始まる冬ダイヤからは再び運休に入り、また成田に姿を見せるのは来春の予定です。
今年2月からはANAが羽田~ウィーン間を開設しており、夏の間は東京~ウィーンが1日2往復あることになります。スターアライアンスのネットワークは強いですね。
離陸するオーストリア航空を見届けたところで今日はおしまい。