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出国審査を抜けてきました。1つめの機械でパスポートをかざし、2つめの機械で親指の指紋をスキャンすればあっけなく審査は終わり。時間にして1分足らずです。
悪い言い方をすれば味気ないともいえますが、無用な列に並ばず必要なことを早く終わらせられるのでどんどんこうなっていくべきです。
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乗るのは1:25発の香港ゆきCX714便。今は22時ですからまだ3時間半ぐらいあります。
免税店を見るほどお金はありませんし、お土産を見るにしても祖母に用意するぐらい。あっという間にやることがなくなったので、搭乗口近くのソファーで横になって体力の温存を図ります。
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24時間稼働の空港とあって、昼間ほどの便数ではなくともそれなりに人の往来があります。さすが世界でトップランクの高評価を持つ空港だけあって、トイレまでとてもきれい。ウォシュレットのような装備もあって、あさかぜのような日に数回個室にこもるような人間にとってはありがたいことこの上ありません。
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一足先にソウルゆきの大韓航空が出発していきます。スカイチーム特別塗装機でした。
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こちらも搭乗機が滑り込んできました。
B-HNI、キャセイが近距離用に投入しているB777-300です。国際線用機材でありながら、座席数は400席にも迫るキャパシティを誇ります。さすがにこんな時間に飛ぶのでさほど乗客はいないようですが…
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出発30分前にはすでに機内に入ることができました。機内後方から見る限りでは席の埋まり具合は6割といったところでしょうか。また隣の席には来ませんでした。
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深夜便ということもあって機内食はいたって軽めの構成。サンドイッチとフルーツの盛り合わせ、キットカット。トレーの回収もないので、食べ終われば眠るだけなので気楽です。
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いささか睡眠不足で香港に到着です。3時間じゃ寝たと思ったら着いてしまう距離です。
日本へ発つ前に香港らしいものを食べようと思って出発階のフードコートを覗いてみますが、マクドナルド、味千ラーメン、梅光軒…?日本だって食べられるじゃないか…
しかもラーメン1杯110香港ドル…?邦貨換算で1,500円…?いくらなんでも高すぎるでしょ…
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A7-BFG / Qatar Airways / Boeing 777F
いくらなんでも空港価格が過ぎるので何かを食べるのはやめました。2年半前のカタール・ドーハのハマド国際空港より物価が高く感じられます。
そのドーハを拠点に運航するカタール航空カーゴ。主力機材はB777Fですが、最近になってB747-8Fも導入して貨物事業の拡大も行っているようです。
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N705CK / Kalitta Air / Boeing 747-400F
時折成田にもやってくるカリッタエアですが、ちゃんとしたカリッタのフルカラーで見るのはこれが初めてです。
アメリカ北部のミシガン州を拠点とする貨物専業エアラインで、米軍のチャーターで世界各国に顔を出しています。
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B-HYQ / Cathay Dragon / Airbus A330-300
キャセイパシフィックそっくりのカラーリングに変更されている、香港ドラゴン航空改めキャセイドラゴン航空。垂直尾翼のブラッシュウイングがドラゴン航空の濃い赤がベースに、機首部分はドラゴン時代にも使われていた昇り竜が描かれています。
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ターミナルに並ぶキャセイパシフィック航空の垂直尾翼。たまたま旧塗装と新塗装が交互に並びました。新塗装では垂直尾翼が全面的に濃緑へと変わり、キャセイの象徴であるブラッシュウイングの意匠もほんのわずかに変わっています。
旧塗装にはアクセントで添えられていた赤色も新塗装ではなくなった他、CとPだけ大きく描かれていた機首部分のロゴも全て同じ大きさにそろえられました。
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香港からは再びB777-300です。来るときのように同じ機体にはなりませんでした。往路のA330は旧塗装でしたから、そのときの写真と比べてみると新塗装との違いがよくわかるかと思います。
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機内はまた余裕のある様子で出発です。
例のオリエント・タイ航空が保有する(はずの)B747-400は4日前とそっくり同じ場所に置いてありました。使い古したのか放置しているせいなのか、あちこちから雨だれが落ちてみすぼらしい雰囲気です。
それにしても、2018年7月だか10月だかに全便が運航停止となってから半年が経過しているわけですが、その間ずっとあのジャンボはあそこに置きっぱなしなのでしょうか…運航停止なのでもはや取りに来ることすらないのでしょうが、香港の空港当局からすればこの上ない迷惑です。
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大して書くこともない日本の税関の申告書を書いていると、食事の時間になりました。オムレツと何か(聞き取れなかった)と言われたので、聞き取れたオムレツの方を選択。
オムレツとチキンソーセージ、しっかりと塩味のついたジャガイモの組み合わせはいいのですが、豆のカレーはいただけない…
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機体の電源の調子が悪いのか、スマートフォンが終始充電できない状態になっています。5時間程度のフライトだから別にいいとはいえ、長距離便では今の時代文句を言われても仕方がないですねぇ…
充電ができないなら、スマートフォンを使わずに寝ていればいいだけです。気がつけば高度を落とし、成田空港へのファイナルアプローチへと入っていました。見覚えのある眼下の景色が見えてくると、睡眠不足の頭もいよいよ現実へと連れ戻されます。
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スムーズにB滑走路へ降り立つと、定刻より15分ほど早く成田空港第2ターミナルに到着しました。シンガポールとは打って変わって乾燥して冷え切った空気に身震いしつつ入国審査を通り抜けます。
途中まで迎えに来てくれた友人のクルマで帰宅。図らずも自宅までスーツケースを引きずって帰る必要がなくなりました。
そういえば、結局あれほど我が家で騒ぎ立てたインフルエンザに罹患せずに済みました。日頃から滋養強壮のある食べ物を食べて、いざとなったら気温と湿気の高いところに脱出するのも一つの回避策ですね。