_DSC6123 posted by (C)あさかぜみずほ
JA755A / All Nippon Airways / Boeing 777-300
大幹線に投入されるB777-300。プレミアムクラス21席を含めた514席という詰め込み仕様で、前半に挙げたJALの同型機と比べると14席も多く設定されています。
_DSC6138 posted by (C)あさかぜみずほ
JA8976 / Japan Airlines / Boeing 767-300
1997年に導入された当初は国際線で使用されていた機体でした。しかも今は無き「日本アジア航空 Japan Asia Airways」に所属していました。
中国との取り決め上1つの航空会社が中国本土と台湾へ同時に路線を持つことができなかった時代に存在した航空会社で、実質的なJAL便として日台間の路線を担っていました。
2008年に親会社の日本航空へと移管され、この機体も日本航空本体へと転籍。機内も他の国内線用機材と合わせてJAL SKY NEXT仕様へと改められ、過去の歴史を感じさせるものはなくなりました。
_DSC6153 posted by (C)あさかぜみずほ
発着する旅客機の合間を縫ってF-15Jイーグルが訓練飛行に飛び立っていきます。滑走路から離れた瀬長島の頂上にいても、空気の振動が伝わってくるぐらいの迫力です。
エンジンから吐き出される熱も旅客機の比ではありません。空港からだいぶ離れた瀬長島の頂上にいても、エンジン排熱の陽炎が長々と続いているのがよくわかります。
_DSC6208 posted by (C)あさかぜみずほ
訓練に飛び立つ時には格納庫から出てきていきなり滑走路に入るのではなく、滑走路のそばに設けられた「アーミングエリア」で機体の最終チェックを済ませてから飛び立ちます。
_DSC6224 posted by (C)あさかぜみずほ
JA73AN / All Nippon Airways / Boeing 737-800
那覇空港は軍民共用なので旅客機が合間を縫って発着するのは当たり前の光景なのですが、普通はこうした空港は航空自衛隊が管制(空の交通整理)を行います。例えば新千歳空港がそうで、千歳基地と含めて航空自衛隊所属の管制官が民間機の管制もこなしているのです。
一方、那覇空港は民間の航空管制官が戦闘機の発着も含めて担っています。これは国内で唯一だそうです。無線の周波数は民間機用と軍用機用と分かれていますが、双方に互いの発着の動きがわかるように2つの周波数へ同時に送出しています。
_DSC6245 posted by (C)あさかぜみずほ
JA974A / Japan Coast Guard / AgustaWestland AW139
那覇空港は航空自衛隊、陸上自衛隊に加え、海上保安庁の那覇航空基地も併設されているため様々な飛行機が上空を行き交います。
近くには米軍の嘉手納基地もあり、空域がはっきりと分けられているため可能な限り避けて飛行機を誘導しなければなりません。同時に気を回さなければいけないことが多く、想像するだけで変な汗が出てきそうです。
_DSC6242 posted by (C)あさかぜみずほ
アーミングエリアで準備を整え終わったF-15Jイーグルが3機続いて滑走路へ入ります。
2機目の上に見える緑色のかまぼこ形をした建物は「アラートハンガー」と呼ばれるもの。異常事態に備え、この中には5分以内に出発できるよう準備を整えた状態の戦闘機とパイロットが待機しています。この日は幸いにして開くことはありませんでしたが、ここから出てくる戦闘機は紛れもなく「実戦」を想定しているわけです。緊張は想像を絶するものでしょう。
スクランブル発進の際はさすがに民間機の出発を一度止め、タイミングによっては到着機の進入をやり直させた上で最優先で離陸していきます。
_DSC6255 posted by (C)あさかぜみずほ
1機ずつ爆音と共に飛び立ちます。やがて訓練空域へと入っていくわけですが、そこは我々素人には知らされていない秘密の世界。もちろん戦闘機に指示を飛ばす管制の無線周波数も秘密とされ、一般人が聞けるものではないそうです。
一般人が聞けちゃ敵にも聞こえてしまうのですから当然ですよね。
_DSC6308 posted by (C)あさかぜみずほ
JA06RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
サクラジンベエは途中の誘導路から滑走路に入る「インターセクション」で出発していきました。滑走路の長い空港では短距離路線で燃料が軽く、さっさと離陸できる場合にはこうした対応がとられることがあります。
_DSC6341 posted by (C)あさかぜみずほ
B-6538 / China Eastern Airlines / Airbus A330-200
斜め後ろから見るとA330の前傾姿勢がよくわかりますね。
_DSC6372 posted by (C)あさかぜみずほ
JA614A / All Nippon Airways / Boeing 767-300ER
_DSC6382 posted by (C)あさかぜみずほ
B-LPN / Hong Kong Airlines Limited / Airbus A320-200
香港航空は香港資本ではなく、中国本土の海南省に拠点を置くHNAグループ(海航集団)の傘下。LCCの香港エクスプレス航空もHNAグループ傘下にありましたが、7月に香港のキャセイパシフィック航空に買収されました。
いよいよキャセイの息のかからない最後の香港エアラインとなってしまいましたが、香港航空ももちろん親会社のHNAグループまで厳しい経営不振に陥っており、どうなることやら…
_DSC6426 posted by (C)あさかぜみずほ
ずんぐりむっくりな輸送機が降りてきました。YS-11を開発した日本航空機製造が設計を担当したC-1です。1970年代に制式採用された国産の輸送機で、この機体も40年以上のベテランです。
600mあれば離着陸が可能な優秀な性能を持っていますが、航続距離は満載だと1,500kmと海外派遣にはとても使えず、結局倍以上の航続距離を持つロッキードの傑作機C-130Hを後に導入することになってしまいました。
2016年からは後継機となるC-2がわずかずつですが導入されています。
_DSC6561 posted by (C)あさかぜみずほ
B-HTJ / Cathay Dragon / Airbus A320-200
香港ドラゴン航空は「キャセイドラゴン」とブランド名を改め、機体のデザインもキャセイのブラッシュウイングを用いたデザインへと変更されました。3年が経ってようやくちゃんと撮れた気がします。
ほとんどキャセイと同じデザインですが、機首部分にはドラゴン時代の昇り竜が描かれています。
_DSC6657 posted by (C)あさかぜみずほ
哨戒機のP-3Cが降りてきました。お尻に伸びている棒は「MADブーム」と呼ばれ、潜水艦の探知などに使う磁気探知機が納められています。金属や電子機器からの影響を可能な限り避けるため、こうして機体から離して装着しているのです。
2018年12月にあった韓国海軍による日本の哨戒機への火器管制レーダーの照射事案ですが、あの時に「脅迫」にあったのはP-3Cの後継機である国産のP-1でした。なぜかその後韓国が責任転嫁のために作り上げた映像のサムネイルはこのP-3Cになっていましたが…
日本の哨戒機=ロッキードP-3というイメージなのかもしれませんが、それにしてもお粗末です。
_DSC6668 posted by (C)あさかぜみずほ
山から下りてきました。もうすぐ広場でPokemon GOのレイドバトルが始まるようなので待ってみることにします。
南国の真っ青な海に輝く白い管制塔が眩しい…!
_DSC6671 posted by (C)あさかぜみずほ
JA811A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
意気込んだものの肝心のポケモンはゲットできず、「きんのズリのみ」を無駄に投げてきただけでした。
まだ時間に余裕がありそうなので、場所を変えて帰りのバスまでの間もう少しスポッティングを継続します。
24号機までペイントされていた機首部分の「787」ロゴは絶滅危惧種となってしまいました。すでに数機しか残っていないようで、この11号機もロゴの面影は全くありません。
_DSC6702 posted by (C)あさかぜみずほ
滑走路に着陸するF-15Jイーグル。飛び立つときは3~4機編隊まとめて離陸の許可が出ますが、着陸時は滑走路の状況を見て1機ずつに許可を出していきます。
戦闘機の特徴として、接地してもすぐには鼻先を地面につけず、可能な限り鼻先を挙げる動作(フレア)を続けたまま速度を落とします。主翼そのものをエアブレーキとして機能させているそうです。
_DSC6754 posted by (C)あさかぜみずほ
B-9950 / China Eastern Airlines / Airbus A320-200
中国東方航空は旧塗装で到着しました。今日は東航の標準カラーを見ていませんね。このカラーリングはあえて残しているものなのでしょうか。
_DSC6785 posted by (C)あさかぜみずほ
B-8202 / Deer Jet / Dassault Falcon 7X
FlightRadar24には吉祥航空の機体と表示され「何だろう」と待ち受けていましたが、何のことはない金鹿航空のダッソー・ファルコンでした。
_DSC6820 posted by (C)あさかぜみずほ
JA03RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
空手発祥の地をアピールするJTA機。
_DSC6864 posted by (C)あさかぜみずほ
JA06RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
最後にサクラジンベエの到着を見届けて引き上げることにします。
昼前に乗ってきたのと同じバスに乗って那覇空港へ。有料にはなったものの、路線バスになってくれたおかげでむしろ瀬長島へのアクセスはわかりやすくなって楽になりました。往復600円の価値は大いにあります。
今日でFOP修行の目標を達成してしまったので、那覇に来る予定はこれからしばらくはありません。次来る頃にはきっと第2滑走路の供用が始まっている頃でしょうから、そのときにはどういった運用に変わっているかが楽しみですね。