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おはようございます。軽く朝食を済ませたらチェックアウトです。真冬の成田は一歩出ると体の芯まで染みるような寒さ。シンガポールの気温に合わせた薄着に上着を着ているだけなので、なおさら寒さが身に堪えます…
第2ターミナルのキャセイパシフィック航空のカウンターでチェックイン。今回はホテルもセットのパッケージ旅行「キャセイホリデー」で旅程を組んでいます。なので飛行機は香港での乗継ぎ、直行便で行くよりも1.5倍ぐらいの時間を費やすことになりますが、日本航空の直行便で行くよりも数万円安かったので…
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出発時刻1時間半前の搭乗口にはほとんど誰もいません。普通の人は免税店を見たり軽く食事を済ませたりしているのでしょうが、ケチくさいあさかぜには買い物も食事も必要ありません。ラウンジに入れればボーッと搭乗口で何をすることもなく待つ必要もないのですが…あいにくそういったご身分でもありません。
出発30分ぐらい前になるとそこそこ人が集まるようになりました。
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香港ゆきのキャセイパシフィック航空CX509便は定刻より少し早いぐらいでスポットを離れました。一番後ろのエリアに座っていますが、座席は半分程度の埋まり具合。あさかぜの左側2席も空いています。
この時間帯は出発便も少ないので、15分ほどでA滑走路を北に向けて離陸。まずはおよそ5時間のフライトです。
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水平飛行に入るとまずは1回目の食事です。メインディッシュは2つから選べますが、アツアツの牛肉麺をチョイス。成田空港で作られているので、当然ながら日本人の口に合う味付け。ペロリといけてしまいますが満腹になるほどの量ではないので、東横インで朝食を食べておいて正解でした。
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無料Wi-Fiが普及した世の中でも機内のWi-Fiは当然のように有料です。毎度疑問に思うのですが、どこのエアラインでも1時間とか3時間ではちょっと値段が高く、24時間では安くてもフライト時間に対して長すぎる、「帯に短したすきに長し」の料金設定しかないのはなぜなのでしょう…6時間800円とかじゃダメなんですかね。
でも考えてみればフライト中はなんだかんだで寝ていることも多いので、時間的にみれば短時間でいいのかもしれません。
四国の沖で少し揺れた以外は順調に飛行してきました。眼下に見えるのは香港からマカオに向かって伸びる道路橋。長さはなんと55kmもあって、世界最長の海上橋だそうです。
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何か問題があったのか、ゴーアラウンドして着陸のやり直しになりました。15分ほどの遅れになりましたが、まぁ接続時間は2時間ぐらいあるので問題はないでしょう。
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トイレを済ませてさっさと乗継の保安検査場を抜けて上の出発階へ。
…おお、広い!
開放感を感じる高い天井に一直線に伸びる通路、さすがアジア有数の大規模空港です。歩いている人たちの人種も多種多様、海外へやって来たなと言う実感が湧きます。たかだか成田から5時間程度しか経っていませんけどね…
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幼少期は上海に住んでいたので何度か香港には来ていますが、当時はまだ昔の「啓徳空港」が使われていたので、現在の香港国際空港へ降り立ったのは初めてです。
つまり香港に来たのは20年以上前の話…本当は香港でもスポッティングをしたいし計画を立てたこともあったのですが、残念ながら未だ実現せず。今日も乗り継ぎ時間が長いわけではないので、まさか外に出るわけにもいきません。
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到着したスポットからそのまま出発するということは、そのまま乗ってきたA330-300がシンガポールへ向かうと言うことです。ある意味「直行便」ですね。搭乗まではまだしばらく時間があるので、つかの間のスポッティングを楽しみます。
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A6-EOW / Emirates / Airbus A380-800
2020年に開催されるドバイ国際博覧会に向けて施された、エミレーツ航空の特別塗装。まるで色覚異常の検査のようなカラーリングですが、緑、オレンジ、赤の3種類のカラーリングがA380とB777-300ERに用意されています。
成田空港や関西空港にも飛来することはあるのですが、ちゃんと写真で撮れたのは今回が初めて。早速スポッティングの喜びを味わえました。
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HL7637 / Korean Air Lines / Boeing 747-8 Intercontinental
香港からも搭乗率は7割といったところ。あさかぜの隣は1席空けて人が座りました。
隣には成田空港でもおなじみの大韓航空のB747-8Iが駐機しています。航空アライアンス別にターミナルや搭乗口が分けられることが多い中で、香港は様々な航空会社が肩を並べています。
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HS-STC / Orient Thai Airways / Boeing 747-400
広大な空港の敷地には至る所に飛行機が駐機されています。日本でみることの出来ない航空会社や機材がいるので目を皿のようにして見渡すと…
いました変なヤツが!
1995年に設立されたタイの格安航空会社、オリエントタイ航空。経営もヤバい、機材もヤバい、使わなくなった機材の処分の仕方もヤバいとまれにみるアウトローな航空会社です。
いかにすごいかについてはあさかぜが説明するよりも、akamomo氏が作成されたこの動画が最も参考になることでしょう。
【再アップ】航空会社から学ぶこと フリーダム・オブ・オリエントタイ航空
https://www.youtube.com/watch?v=H0q-f0G7c9Y
香港には定期便の運航があったものの、2018年から同社は定期便の運航を休止しているはず。ということはお得意の「放置機」…?
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離陸すると本日2度目の機内食です。今度はチキンカレーをチョイスします。中華風アレンジなどはなく、日本でもおなじみのオーソドックスなカレー味。お茶は香港らしくウーロン茶です。食べ終われば例によって眠りに落ちるだけ…
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香港からおよそ3時間、いよいよ目的地のシンガポールに到着です。到着前には大量の船が眼下に見えました。シンガポール港へ出入りするコンテナ船でしょうか?
シンガポール港のコンテナ取扱量は世界第2位、20フィートコンテナの取扱量に換算する「TEU」という指標に置き換えると年間3,660万個を扱ったことになるそうです。
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シンガポールに降り立ちました。機体から一歩出ると熱帯らしい暖かくねっとりとした空気に体が包まれます。3度かそこらしか無かった成田に比べたら8倍ぐらいの気温です。
少し緊張しつつ入国審査の列に並びます。「グッドイブニング」と下手くそな英語で入国審査官のおばちゃんにパスポートと往復の航空券を差し出します。こちらの方を一切みることなくパスポートと航空券をチェックし、無愛想に「そこに親指をスキャンして(英語)」と親指の指紋を採らせて審査はおしまい。入国の目的だとかそういったものは一切聞かれませんでした。イギリスより全然楽ちん…!
会社の同期Muraji氏とそのご友人が迎えに来てくれていました。2人に案内してもらって、シンガポールのローカルフード「チキンライス」をいただきます。ご飯も鶏の出汁が利いていておいしいですし、ここにチリソースを加えるとピリッとしてまた違う雰囲気。
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宿泊先はMuraji氏と同じラベンダー駅前の大きなホテルを取っています。同じシングルルームなのに、昨夜の東横インよりも広くてなんだか落ち着きません。
Muraji氏の部屋でシンガポール発祥のビール「タイガービール」を振る舞われつつ翌朝の作戦会議を行います。2人して同じ趣味をしているので話は早いしスムーズだしで助かることこの上ありません。