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N344KD / Western Global Airlines / Boeing 747-400BCF
久しぶりに大学時代の先輩を誘って成田空港へ。今日は何が何でも外せない飛行機が来ているので、非番の職場から可能な限り早く帰ってきました。
メーデー?はて、知りませんな…
フロリダを拠点にするウエスタン・グローバル・エアラインズ。ここ最近成田に就航した貨物専業の航空会社で、成田へはB747-400の貨物改造型で来ています。ちなみに写真の機体は元々2006年に日本航空で導入されたもの(JA8902)で、回り回ってまた日本の空に姿を見せるようになってくれました。
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N404KZ / Atlas Air / Boeing 747-400F
日本貨物航空(NCA/KZ)と太平洋路線の提携を拡大しているアトラス航空。NCAからは-400Fがアトラスへと移籍して活躍しています。真っ白な機体は元NCAの機体で、登録番号の末尾「KZ」から元の所属がうかがえます。
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N73299 / United Airlines / Boeing 737-800
この頃需要の落ち込みが激しいグアム便。デルタ航空は年始に撤退、ユナイテッド航空も1日3往復が全てB737-800での運航に縮小され、2往復あったB777-200の姿は現在ありません。これが北朝鮮絡みでの一時的な需要減退なのか、ずっとこの状況が続いてしまうのかはわかりませんが、ミクロネシアの需要はずいぶん減ってしまっているようです。
主翼の端に装備されているのは「シミタールウイングレット」と呼ばれる、新しいタイプのウイングレット。上向きの翼に加えて下向きの翼も装着して、翼端に発生する空気の渦を蹴散らす効果を強化しています。
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JA15KZ / Nippon Cargo Airlines / Boeing 747-8F
国内では唯一となってしまったジャンボ機オペレーターが日本貨物航空。最新型のB747-8Fオーダーは8機で確定され、全て出そろっています。
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OH-LWG / Finnair Oyj / Airbus A350-900
フィンエアーの成田便からA330が姿を消して久しくなりました。最初のうちは珍しかったA350-900も、就航するエアラインが増えていくに従って目立たなく…特別塗装が来てくれれば話は別ですが、なかなかマリメッコとのコラボカラーは来てくれません。
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LN-RKG / Scandinavian Airlines System / Airbus A340-300
A350に取って代わられる航空会社が多い中で、まだ現役を続けているスカンジナビア航空のA340-300。同社も後継機にA350を選択してはいますが、デリバリーされたという話は未だに聞きません。それどころか保有する機体はリニューアル工事まで済ませているので、まだまだ使いそうな雰囲気。
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9V-SWI / Singapore Airlines Limited / Boeing 777-300ER
シンガポール航空のB777-300ERはスターアライアンス特別塗装、いわゆる「白スタアラ」でした。来月からはB787-10が入ることになっており、シンガポール航空の最新機材を体験できる便になっています。しかしコロコロ機材が変わりますねぇ…
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JA805A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
風向きが変わり、南風運用へと移行しました。それに伴い、あさかぜもさくらの山の駐車場からさくらの丘へと場所を移します。
5号機も鼻先の787ロゴが落とされています。公式にアナウンスはないものの、着実に数は減っています。
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N999DF / Bank Of Utah Trustee / Gulfstream G650
調べたところ、所有者はアメリカのユタ銀行となっているものの、垂直尾翼に描かれているのは「DOOF GROUP」なる中国の投資企業のロゴです。最近になって所有者が変わったのでしょうか。このガルフストリームそのものはよく日本に来ていたものなので、あまり珍しいものではありません。
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EC-MMG / Iberia / Airbus A330-200
イベリア航空はJALと同じワンワールドアライアンスに所属し、ブリティッシュエアウェイズと共にIAGグループを形成しています。再就航してすぐの頃はA340-600で来ていたことも何度かありましたが、この頃はA330だけになっているようです。長いのが見たいなぁ…
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B-LJJ / Cathay Pacific / Boeing 747-8F
旅客便からはジャンボが引退したキャセイですが、貨物便では最新鋭のB747-8Fの姿が日本でも見られます。
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EI-EJL / Alitalia / Airbus A330-200
未だに再建に必要な後ろ盾が見つからないアリタリア・イタリア航空。このままでは運航停止もそう遠くない状況で来てしまいそうですが、このタイミングでアリタリアは定時到着率世界第1位(Flightstats調べ)を達成しました。
遅れるだ何だと言われたアリタリアとしては信じがたいほど優秀なランキングですが、それを健全な経営をしているときに発揮していればまだ幾分マシだったんじゃないかと思います。その辺も含めてイタリアらしさなのでしょうか…
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VQ-BVF / AirBridgeCargo Airlines, LLC / Boeing 737-400SF
そっくりそのまま親会社であるヴォルガ・ドニエプル航空のカラーリングですが、B737の貨物機を5機運航しているロシアの航空会社「Atran」。どこへ向かう便なのでしょう。同社のベースはモスクワですが、B737ではモスクワまで飛べるだけの航続距離はありません。ロシア極東のどこかでしょうね。
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EI-WLA / Alitalia / Boeing 777-300ER
そして今日の目玉、アリタリアのB777が上がってきました。普段ならば短い方の-200ERで来ていますが、今日と5月4日に限って長い方の-300ERが充当されることになっていたのです。
何せ、アリタリアのB777-300ERは現時点で1機だけ。3機ばかりオーダーなんて話を聞いたこともありますが、先行きの怪しい同社ではいつ消えてなくなるかわかりません。そんな中優雅に成田へやって来たのですから、みすみす逃すわけには参りません。
しかも天気は抜けるような青空、もういうことは何もありません…!いやはや、職場の信頼を少しばかり犠牲にするだけの価値はありました。
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HL7428 / Asiana Alirlines / Boeing 747-400
そしてアシアナのジャンボがとどめとばかりに上がってきました。同社も旅客型のジャンボはあと2~3機といったところで、他は全て貨物用の-400BCFへとコンバートされています。旅客型として見られるのは今日が最後の機会かもしれません。
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JA15VA / Vanilla Air / Airbus A320-200
最後に十余三東雲の丘へと先輩をお連れして、ちょっとだけ撮影しておしまい。あさかぜも非番ですし、先輩も明日予定があるそうなので早めに引き上げます。
デリバリーされたばかりのバニラ・エアの15号機が降りてきました。初代エアアジア・ジャパンから移行したときにはもうダメかと思っていましたが、観光を中心とした独自路線でここまで成長してきたのはたいしたものです。
しかしここへ来て、ピーチとバニラの経営統合が正式に発表されました。そのまま合併したとすればA320を35機抱える日本最大のLCCに一気に成長するわけですが、そうは簡単にいかないでしょう。ここまでの成果をむげにすることのない合併になって欲しいな、なんて部外者としては勝手に思うわけです。