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久しぶりの朝練です。
普段はA350-900が投入される朝のマレーシア航空ですが、今日は久しぶりにA380-800が入っています。通常ならばマレーシア航空はB滑走路に降りるところですが、A380ともなると2,500mの滑走路では降りられないのでA滑走路へと誘導されてきます。
朝の穏やかな空に独特のシルエットが浮かび上がってきました。
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9M-MNA / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
赤と青をまとう他の機材と異なりA380は青を基調とした帯の色です。他との差別化を図りたかったのでしょうが、一方ではマレーシアらしさがないと言えばない…
経営の厳しいマレーシア航空では、座席を埋めるのに苦労し運航コストの高いA380は厄介者となりつつあります。まぁ同じような悩みはこの会社だけではありませんが。
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HB-JMH / Swiss International Air Lines / Airbus A340-300
A滑走路はほとんど着陸機がいなくなるので、B滑走路側に移動します。
A340で運航されるのは貴重になりつつある中、スイスインターナショナルは常にA340-300でやって来ている貴重なエアラインです。同社は後継機にB777-300ERを選んではいるものの、A340-300と比べると供給座席数が増えすぎます。A340-300は3クラス223席(新仕様)なのに対して、B777-300ERでは340席と100席以上もの開きがあります。
A340もごく最近リニューアルされたばかりなので当面は使われるはずですが、使ってもあと10年でしょう。下手をすると成田からの減便や撤退という可能性も否定は出来ません。
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B-LDE / Air Hong Kong / Airbus A300F-600R
A300と聞くとだいぶ年季が入っているように聞こえますが、この機体の引き渡しは2005年と割と最近です。そもそもA300-600の貨物型は2007年まで製造が行われており、エアホンコンに引き渡された後期のモデルは「ゼネラルフレイター」と呼ばれるより大型の貨物パレットに対応したものです。
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N499MC / Atlas Air / Boeing 747-400F
ポーラーエアカーゴと同一のグループに属しているアトラス航空。1994年の設立以後貨物専業エアラインで運航していましたが、最近になって旅客輸送にチャーター便で参入するようになりました。
また日本貨物航空と太平洋を横断する貨物便で共同事業も行っており、NCAから移籍した真っ白な機体のB747-400Fを使って運航を行っています。
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PH-BQM / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-200ER
10月末から冬ダイヤが始まり例年通り機材が縮小されているKLM。この時期だけはやたらKLM ASIAのロゴが入った機体がやってきます。ただB777-200ERには新塗装の施されている機体はおらず、リニューアルするのかB787-9での置き換えとなるのか…
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JA213A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N
着陸機を楽しんだあとで、今度は航空科学博物館へ移動してきました。抜けるような青空のおかげで、飛行機の機体が美しく輝きます。
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VN-A896 / Vietnam Airlines / Airbus A350-900
導入したてでピカピカのベトナム航空A350。エンジンのテイルコーンもまだ汚れていない青色です。クルマや電車の新車は車内に入ると特有の香りがしますが、飛行機にもそういったものはあるのでしょうか。
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HL8295 / Jeju Air / Boeing 737-800
まだ旧塗装を保っているチェジュ航空のB737。だいぶオレンジ色もあせてきています。韓国からは複数社のLCCが乗り入れており、日韓路線の熾烈な競争がうかがえます。
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JA21JJ / Jetstar Japan / Airbus A320-200
ジェットスタージャパンは順調に増機が続き、24機体制を構築しています。この21号機は元々ジェットスタージャパン向けに発注しましたが、事業の進め方の見直しでスペインのLCCブエリングにサブリースしていた機体でした。
ようやく事業拡大のペースが上がり、2017年に本来の運航先であるジェットスタージャパンへとやって来ました。
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9M-MNA / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
A380の巨体がのっそりと建物の影から姿を現しました。垂直尾翼が他の機体に対してかなり高いので、建物の影に隠れていても意外とわかったりするものです。
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9M-MNA / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
A320とは比較にならないほどの大きさです。エンジンの直径だけでA320の機体に相当しようかというぐらい。
エンジン4発から生み出されるパワーもかなりのもので、離陸後には機体後方の気流が大きく乱れてしまいます。そのため機体の大きさにもよりますが、後続の機体はA380の離陸後3分間は離陸できない制限が課せられています。羽田空港にはA380の乗り入れが認められていませんが、理由の1つに後方乱気流による時間制限というものがあるようです。
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JA0?KZ / Nippon Cargo Airlines / Boeing 747-400F
地上に留め置かれているNCAのジャンボフレイター。長らく日本貨物航空を支えてきた功労者ですが、まさか整備記録の不正が原因で引導を渡されることになるとは思いも寄らなかったでしょう。
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HL7566 / Korean Air Lines / Boeing 737-800
大韓航空は見慣れたB737-900…かと思ったら珍しく-800で来ていました。
初期に見られるコクピットの上にある小窓は機体の腐食を防ぐためにこの頃は埋められていることが多いですが、この機体ではまだ残されています。しかしだいぶ色あせていますね…
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9V-SCB / Singapore Airlines Limited / Boeing 787-10 Dreamliner
バランスの取れた見た目をしていたB787-9をさらに伸ばし、B777-200相当の収容力を持たせているB787-10。写真で撮ってみると改めて長さを実感します。
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N769UA / United Airlines / Boeing 777-200
ユナイテッドのグアム便にはB777が戻ってきました。北朝鮮のミサイルの影響で需要が低迷していると言われたグアムですが、ようやくその脅威が減ったと言うことなのか、需要が戻ってきているようです。
そもそもユナイテッドが全便B737に小型化してしばらく経ってから日本航空がグアムに臨時便の運航を行っており、意外とグアム需要はそこまで極端に減っていなかったのかもしれません。
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HL7779 / Jeju Air / Boeing 737-800
こちらは新塗装のチェジュ航空の機体。新塗装は垂直尾翼の模様に複数の種類があって、遊び心が感じられます。
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B-LPI / Hong Kong Airlines Limited / Airbus A320-200
A330で来る印象の強い香港航空ですが、日によっては小さなA320-200が充当されていることもあります。A320でも8席のビジネスクラスが用意されていますが、全てエコノミークラスでLCCのような座席間隔の機材も用意されているようです。
香港への最安値の航空券で香港航空が出ることも多いですが、日本の航空会社はどこもマイルが貯まらないのであまりありがたみはありません。
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F-OHSD / Air Caledonie International / Airbus A330-200
リゾート地で有名なフランス領ニューカレドニアへ向けて飛び立つ、エアカランのA330-200。2017年には後継機としてA330-900neoの導入を発表しています。-900neoは-300がベースとなるため現行の-200よりも供給座席が増えることでしょう。
成田からは週5便が運航されていますが、よく2機だけで回せているものです。
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B-KPO / Cathay Pacific / Boeing 777-300ER
台北経由を含めると1日あたり6便も乗り入れているキャセイですが、ファーストクラスを備えたB777-300ERは以外にも1日1便だけです。香港程度の近距離であればそもそもファーストの需要なんて大してないので、おまけみたいな存在でしょうが…
ただ1日1便しか来ないせいで、特別塗装機である「Spirit of Hong Kong」のやってくる確率が著しく低いのです。そこがスポッターの泣き所。
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B-18901 / China Airlines / Airbus A350-900
チャイナエアラインのA350初号機は「ミカドキジ」のイラストが描かれた特別塗装です。ミカドキジは1906年に発見された台湾の固有種。日本統治時代に発見されたため、明治天皇にちなんでミカドキジと名付けられました。英名と学名にもMikadoの文字が含まれています。そもそも今となってはよその国なのに「帝」という名前は大丈夫なのかという気もしますが、まぁ台湾の人たちが気にしないならいいのでしょうね。
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AP-BMG / Pakistan International Airlines / Boeing 777-200ER
ようやく晴れた中でパキスタンのレトロカラーが撮影できました。晴天下ではロンドン・ヒースロー以来ではないでしょうか。
しかし快晴ゆえにまるで背景が合成画像のような青になってしまいましたが…
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OY-RAB / Air Alsie / Dassault Falcon 7X
ダッソーの3発機、ファルコンシリーズが降りてきました。ビジネスジェットであろうと旅客機であろうと双発機が主流の世の中で、信頼性を突き詰めて未だ3発機で製造されています。
運航元のAir Alsieというのはデンマークのチャーター専門のエアライン。誰が乗っていたのでしょう。
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N596FE / FedEx Express / McDonnell Douglas MD-11F
「ひこうきの丘」へやって来ました。
フェデックスと言えばMD-11F、という時代はとっくに終わりを告げてしまいました。B777Fの台頭ですっかり珍しい存在となり、撮りたいならわざわざ狙っていかなければならない存在に…スポッティングを始めた頃はMD-11F以外の方が珍しいぐらいでしたから、いかに時代が双発機メインになってきているかよくわかります。
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VP-BCP / S7 Airlines / Airbus A320-200
シベリアンことS7航空は新塗装が現れています。どうしても濃淡の黄緑色をアピールしたいらしく、むしろ乗客をシルエットで描いた前のデザインの方がオリジナリティがあった気がしますが…
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HS-XBB / NokScoot / Boeing 777-200ER
そういえばノックスクートは初撮影です。6月に定期便を開設しましたが、そもそも16年3月からチャーター便としても成田に乗り入れており、ちゃんと見ていれば撮る機会が少なからずあったエアラインでした。それが今まで放置とは…
ノックスクートはタイのLCC「ノックエア」とシンガポールのLCC「スクート」が合弁で設立した、中距離を主軸としたLCC。ワイドボディのB777-200ERでLCC事業を始めたのはアイデア元のスクートと同様です。タイの航空行政の問題で成田~バンコク線の開設が遅れ、スクートが代わりに成田~バンコク~シンガポール線を運航しています。ようやく当初の予定通りノックスクートが1日1便で定期便を始めましたが、スクートのバンコク経由便も引き続き運航を続けるようです。
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JA24JJ / Jetstar Japan / Airbus A320-200
ジェットスタージャパンの機材で現在最も新しい24号機。日本の企業も開発・製造に携わるV2500エンジンを搭載していますが、すでに製造の主軸は後継機のA320neoへと移行しています。
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JA732J / Japan Airlines / Boeing 777-300ER
JALが経営破綻したときはワンワールドを脱退して他のアライアンスの支援を受ける、なんて話も出たぐらいでしたが、無事に経営再建を果たしてアライアンスの一角を担っています。各国の伝統あるフラッグキャリアが加盟するワンワールドですが、利便性に直結する航空会社の加盟数ではやはりスターアライアンスには劣ってしまいます。
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B-1049 / China Eastern Airlines / Airbus A330-300
やけに機体がつやつやだと思ったら今年製造されたA330-300でした。
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HL7630 / Korean Air Lines / Boeing 747-8 Intercontinental
この頃常連となっている大韓航空のB747-8I。お手軽にファーストクラスを味わうことの出来る路線ですが、3時間程度ではなんだかもったいない気も…
全長は76.3mはA340-600よりも1m長くなり、世界最長の旅客機として名を馳せています。売れているかどうかは別として。
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B-1566 / Xiamen Air / Boeing 787-9 Dreamliner
B787-8で来ることも増えたシャーメンですが、今日はさらに大型の-9で登場です。
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N509DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900
A350はどの角度から見ても美しく見えますね。この最新型を運航する航空会社もだいぶ増えました。臨時で来たりテストフライトで来たりしたときに大騒ぎしたのが、もはや懐かしい思い出です。
_DSC9548 posted by (C)あさかぜみずほ
AP-BMG / Pakistan International Airlines / Boeing 777-200ER
パキスタンのレトロカラーが折り返していきます。A310からB777に変わって定時性はずいぶん改善したように思えます。ただ倍以上のサイズアップですから、座席は埋まっているのかどうだか…
_DSC9570 posted by (C)あさかぜみずほ
B-18901 / China Airlines / Airbus A350-900
ミカドキジも折り返し。
_DSC9592 posted by (C)あさかぜみずほ
HL7419 / Asiana Alirlines / Boeing 747-400F
アシアナの貨物がジャンボで来るのは珍しい気がします。
自社保有の旅客型からの改造が進められているアシアナカーゴですが、この機体は最初から貨物機として製造されたもの。
_DSC9649 posted by (C)あさかぜみずほ
D-ALFE / Deutsche Lufthansa AG / Boeing 777F
どういう経緯でこうなったのかはわかりませんが、BMWが提唱する新たなコンセプト「BMW Vision iNEXT」を世界にプレゼンするためにルフトハンザと手を組んだようです。プレゼン用の舞台を素早く展開・撤収するためにB777Fを専用にセットアップ。ミュンヘン・ニューヨーク・サンフランシスコ・北京と回ったようです。
日が傾いてだいぶ寒くなってきました。とりあえずめぼしいものは撮影したので撤収です。最後のあたりで多少日が陰ったりはありましたが、おおよそ快晴に恵まれた素晴らしい1日でした。撮影の日がいつもこんなだったらいいんですけどねぇ…