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JA06KZ / Nippon Cargo Airlines / Boeing 747-400F
今日はマレーシア航空がA380でやってくる日。8月から9月にかけての数日間限定、ということでわざわざ大学時代の先輩に声をかけて早朝からやってきたのですが…
朝7時前の空港はご覧の通り霧が立ちこめて視界は最悪です。これで太陽が出れば霧も晴れてくれるのですが、今日の予報では期待できません。
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VN-A865 / Vietnam Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner
実はここへ来る前に国道をまたぐ陸橋に行ったのですが、完全に霧に隠れて飛行機が視認できませんでした。もう着陸寸前、というさくらの山でさえ、霧と飛行機自身のベイパーで後ろ半分は見えない有様です。
わざわざ先輩まで早起きさせて連れてきているだけに、面目が立ちません。
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HB-JME / Swiss International Air Lines / Airbus A340-300
駐機場の管制を行っている旧管制塔はまだしも、背が高い現在の管制塔は上の部分が霧でほとんど隠れています。視界が悪い中での航空管制はさぞかし神経を使うことでしょう。
今日は風もそんなに強くはないので、いつまで経っても霧が飛んでいかないという泣き所。
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JA15KZ / Nippon Cargo Airlines / Boeing 747-8F
フワフワのベイパーをまとって降りてくるB747-8F。最新の飛行機は今までのような一直線のベイパーを引かなくなりましたが、これも空気力学の進歩によるものなのでしょうか。
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VN-A890 / Vietnam Airlines / Airbus A350-900
普段ならB787-9で入ってくるベトナム航空は、今日は珍しくA350-900でやってきました。3月末からハノイ～羽田線はA350が所定になっていますが、成田には定期便では入ってきていません。同じような機体サイズなので融通が利くのでしょうか。
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F-GZNE / Air France / Boeing 777-300ER
今日のエールフランスはスカイチームカラー。背景の色と同化してしまって映えないこと…
割とエールフランスのチームカラーはよく見ている気がします。
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9M-MND / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
霧が晴れる前にマレーシア航空が降りてきました。普段ならB滑走路の常連ですが、A380は短い滑走路には降りられないので必ずA滑走路に降りてきます。
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9M-MND / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
A380は独特の主翼のそり方をします。普通の飛行機は主翼の端まで上の方に上がりますが、A380では主翼が長すぎるのかそこまで上がりません。
マレーシア航空は2018年以降に、イスラム教の聖地メッカへの巡礼フライト「ハッジフライト」を専門とする航空会社の設立を決めています。A380はそこへ移籍し、ハッジへ向かう大量のイスラム教徒を輸送する任務へと就く予定。マレーシアカラーで見られるのもそんなに長くないでしょう。
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PH-BVD / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER
KLMオランダ航空もスカイチームカラーで到着しました。どちらかスカチーはよくあるものの、両方とも同時のタイミングで来るのはちょっと珍しい感じです。
これで今日オレンジプライドが来ていたなら、天気の悪さのあまり悶絶していたかもしれません。
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PH-BVD / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER
すごいベイパーです。
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LX-RCV / Cargolux Italia / Boeing 747-400F
イタリアを拠点とする、カーゴルクスの子会社カーゴルクスイタリア。成田には週1便だけやってくる珍しい貨物航空会社。カラーリングは本家カーゴルクスと同じですが、鼻先のロゴにイタリアの文字が足されています。
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HB-JME / Swiss International Air Lines / Airbus A340-300
離陸を狙おうとさくらの丘へと移動してみましたが、やはり視界はよくなっていないのではっきりしません。それにさくらの丘はどうしても見上げ構図になってしまうので、背景は灰色一色。これではどうにもならんとさくらの山に引き返します。
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N407KZ / Atlas Air / Boeing 747-400F
天気が悪くても休みの日のさくらの山は大盛況です。
真っ白な機体が来ました。日本貨物航空とアメリカのアトラス航空が太平洋路線での業務提携を行っており、2機がアトラス航空へ移籍しています。NCAのペイントは消され、ただの真っ白な機体に。
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JA03VA / Vanilla Air / Airbus A320-200
わざわざさくらの山と丘を往復したのに、結局ランウェイチェンジで北風の運用に。8月だというのに珍しいですが、実際北からの風で肌寒いぐらいです。
視程は相変わらず。風向きが変わったからには雨が降ってきてもおかしくはありません。
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OH-LTP / Finnair Oyj / Airbus A330-300
この頃はむしろA330の方が少なくなっている印象のあるフィンエアー。
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9M-MND / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
A380がタキシングしてきました。総2階建てで機体の高さがあるため、ずんぐりむっくりした印象を与えます。しかし各パーツを見てみると、やはり巨大。エンジンも翼端のウイングチップの大きさも、規格外の大きさです。
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9M-MND / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
赤と青の見慣れたマレーシアカラーではないので、ちょっと違和感があります。機体デザインをあえて変えたのはわかりますが、これの明るい青の部分を赤にしておけば一目見てマレーシアってわかったのにな、と思ったりします。
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9M-MND / Malaysia Airlines / Airbus A380-800
滑走路上に溜まった水分を巻き上げて離陸していきます。さすがにA380ともなると、東南アジアでもだいぶ重たい離陸です。
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F-GZNE / Air France / Boeing 777-300ER
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HL8058 / Easter Jet / Boeing 737-800
海南航空傘下のLCCで構成された「U-FLY Alliance」。
…といっても、韓国のイースター航空は海南航空どころかどこのエアラインのグループでもありません。あとから加盟した、海南航空は全く関係のない航空会社です。おそらくライバル会社になるチェジュ航空がバリューアライアンスに加盟したことへの対抗ではないかと思いますが…
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B-16338 / Eva Airways / Airbus A330-300
ピカピカの新造機で到着したエバー航空。塗り分け線が曲線になり、下半分の緑色が今までより濃くなった新塗装です。印象は旧塗装とあまり変わりありませんが、塗り分けが変わるだけで少し違います。
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EC-MJA / Iberia / Airbus A330-200
イベリア航空の特別塗装機。エル・コルテ・イングレスとは、スペインが拠点のヨーロッパ最大のデパートグループ。スペインだけで200店舗以上を経営しています。そことのコラボレーションのようです。
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N501DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900
9000番代の便名で飛んできた謎のデルタ航空。なんと就航前のA350-900ではありませんか。
どうやら初就航となる成田空港へのテストフライトで来ていたようで、このあと報道公開されています。
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N501DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900
B787と一部機種でライバル関係となるA350。B787のコクピット曲面4枚ガラス構成と違い、A350は平面ガラス6枚で構成されています。ガラスの廻りは黒塗りとして、一体感を演出しています。サングラスをかけているようでなんともイケメン…
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N501DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900
後ろから見ると、翼端の独特の形をしたウイングレットがよくわかります。
機体の長さに対して、主翼の長さが際立ちます。飛行機の羽根は細く長く作った方が効率がよくなるので、使い勝手のいい限界の長さいっぱいまで伸ばしているのでしょう。
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HS-TKP / Thai Airways International / Boeing 777-300ER
なかなかB777-300ERでは来ないタイ航空。普段はA330で来ていますが、この時間のは以前ジャンボで飛んでいた便なので、この機材で来てもおかしくはありません。
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N667US / Delta Air Lines / Boeing 747-400
そしてA350に置き換えられる予定のデルタジャンボ。この姿が当たり前でしたが、来月にはもう見られなくなってしまいます。
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OH-LWB / Finnair Oyj / Airbus A350-900
10月まで夏期の増便が行われている、フィンランド航空のヘルシンキ便。今後のダブルデイリーへの布石でしょう。
週4便ほど増やされている増便分はすべてA350-900で行っています。早くもワンワールド特別塗装がデビューしており、成田へも時折入ってきています。今後はA330やA340と同様に、ファッションブランド「マリメッコ」とのコラボデザイン機がデビューすることが期待されます。
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9V-SWN / Singapore Airlines Limited / Boeing 777-300ER
ロサンゼルスから成田経由でシンガポールへ飛ぶシンガポール航空11便。以前は昼下がりに降りて夕方に飛ぶダイヤが組まれていました。現在は昼前に降りて、夕方にシンガポールへ向けて離陸するダイヤに変更され、機材もA380からB777-300ERへと置き換えられています。
残念ながら機材変更は全く行われず、臨時でA380が入るなんていうことはダイヤが変わって以降1度もありません。
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B-18208 / China Airlines / Boeing 747-400
デルタの撤退以降、定期旅客便でジャンボが入ってくるのは近距離アジア便のみに。
といってもチャイナエアライン（写真）とアシアナ航空ともにジャンボはすでに主力ではなく、こちらも時間の問題です。
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N667US / Delta Air Lines / Boeing 747-400
最後にデルタ航空を見上げます。天気は朝からずっとこの有様だったのは残念ですが、もうデルタを見る機会はこれが最後かもしれません。
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N667US / Delta Air Lines / Boeing 747-400
そのまま低く垂れ込めた雲の中へと消えていきました。
これを見送って帰宅。一日天気の悪い中一緒に来てくれた先輩には感謝です。とはいえ、3週間後にはまた予定があるのでそのときには晴天であることを願いましょう。
