2018年10月12日 - あさかぜみずほの趣味活動記録簿

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なんとか雨は上がりましたが、空模様は再び降り出しそうな重苦しい色をしています。昨日は後輩たちに誘われるがまま「蒙古タンメン中本」で夕食としたのですが、辛さの反動で朝から腹具合は絶不調です。最初から成田に来るつもりだったらそんなマネはしなかったのですが…

己の不注意さを嘆いても仕方ありません。波が来たらトイレに入る、ということを繰り返しながら成田空港第1ターミナルの展望デッキでスポッティングに励みます。

スポットの片隅に置かれているバンはどう見ても日本製ではありません。まだ使っている車両なのでしょうか…？DELTAのロゴの後ろには、統合前のノースウエスト航空のロゴも透けて見えています。時代を生き抜いたクルマです。

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PK-XRC / Indonesia AirAsia X / Airbus A330-300

デンパサール～成田便に続いて、5月にはジャカルタ～成田便も開設したインドネシア・エアアジアX。しかし需要の低迷で9月末には早速ジャカルタ便を運休してしまいました。ジャカルタは日本航空や全日空が、デンパサールにはガルーダ・インドネシア航空がそれぞれ運航しているわけですから、実績あるエアラインに食い込むのはなかなか大変だったのかもしれません。

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PK-GIF / Penerbangan Garuda Indonesia / Boeing 777-300ER

ガルーダ・インドネシア航空はバリ島のデンパサールまで毎日1往復を運航しています。今月末の冬ダイヤ開始と共に日本航空との提携を始める予定で、アライアンス（航空連合）の枠組みを超えた取り組みを進めていくようです。

JALもガルーダも日本～インドネシア路線では老舗ですから、その牙城を崩せるだけの力はインドネシアエアアジアXにはなかったのかもしれません。

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PH-BVA / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER

迫り来る腹痛の波をこらえてまで成田にやって来たのは、まさに目当てがこれだったからです。KLMオランダ航空のオレンジプライド塗装。この間のキャセイが運航する「The Spirit of Hong Kong」に比べれば見られる確率は高いとはいえ、世界を股に掛けて飛ぶのでやはり遭遇率は微々たるものです。

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PH-BVA / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER

当初に比べるとオレンジ色が薄くなってきた気はしないでもありませんが、それでも美しさを保っています。いつまでこのカラーリングを維持してくれるのでしょう。ちゃんと晴れた日に写真を撮りたいところですが…

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VN-A893 / Vietnam Airlines / Airbus A350-900

オレンジプライドの離陸を見に航空科学博物館の展望デッキへ。ここからは成田空港の様子が一望できるので、離陸機の写真を撮るだけでなく、どのような飛行機がいるかを観察するのにもとてもいい場所です。

ベトナム航空は1日3便がA350で入ってくるようになりました。短い期間だったB787-9はどこの路線で活躍するようになったのでしょうか。

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JA04VA / Vanilla Air / Airbus A320-200

バニラエアはピーチ・アビエーションとの統合まであと1年ちょっとを残すのみとなりました。現在バニラで活躍しているA320-200は15機いますが、全てがピーチへと移管されるわけではないようです。また細かい部分での仕様も異なるため、ピーチへの仕様へ合わせた改修工事も行うとのこと。

ピーチの初期が他機に比べれば新しい機材ばかりですから、新天地での活躍を期待したいものです。

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JA215A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N

バニラ・ピーチの親会社であるANAではA320neoシリーズの導入を拡大しています。今後は子会社のLCCへも波及していくことでしょうが、しばらくの間はA320ceoを主軸に運航を続けていくようです。まぁ1機2機入ったところで整備性の違いなどが出てきて面倒ですから、ある程度はまとまった数が必要になってきます。

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JA303K / All Nippon Airways / Boeing 737-500

老体にむち打って活躍を続けているANAのB737-500。本来ならばとっくに後継機である三菱・MRJへと置き換えが進んでいたはずだったのに、MRJの大幅な開発遅れで未だに引退できない状況になっています。しかし、130席クラスの機材を90席クラスで置き換えるというのもずいぶんと思い切ったやり方ですが…

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PH-BVA / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER

さすがに平日の博物館展望デッキはマニアばかりで、待ってましたとばかりにカメラを構える人たちばかりです。ほとんどは定年退職後のいいおじいさんたちですが…

スマートフォンでアプリを使いこなし時間や機材を確認して出かけてきているのですから、機械音痴の我が母親にも見習って欲しいものです。

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PH-BVA / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER

オレンジから水色という、正反対の色へのグラデーションはさぞかし大変だったことでしょう。不自然に見えないような塗り方に感心します。

機首部分の紺色の帯も、実は通常塗装のものとは異なっていることに今さらながら気がつきました。

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9M-MNE / Malaysia Airlines / Airbus A380-800

夏期間限定でマレーシア航空の午前便はA380に変更されています。イスラム教の巡礼「ハッジ」を専門としたチャーター便の子会社を立ち上げ、A380をそこへ移籍なんて話を聞いていましたが…それ以後さっぱりそうした話は聞かず、今なお持て余したA380を需要の高そうな路線へ飛ばしています。

普段はA330かA350で運航されている路線ですから、搭乗率としてはどんなものになるんでしょうね。

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JA835A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner

引退の迫ったNCAのB747-400F…の手前に置かれているANAのB787-8。ご覧の通り、ロールスロイス製Trent1000エンジンのトラブルの余波で、エンジンを下ろした状態で留め置かれています。2020年にはオリンピックも迫っているわけで、その頃までには正常運航に戻っていなければ日本のエアラインの面目が潰れてしまう可能性もあるわけです。いくら航空会社の責任ではないとはいえ…

こうしたトラブルを補うのにヨーロッパではチャーター専門の航空会社があったりするわけですが、日本の航空業界ではそういったことが実現できないようです。

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