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やって参りました、生まれて初めて沖縄に上陸です。
非番の疲れで機内で爆睡していたところ、ドリンクサービスを受け損なってしまいました。機内で飲み物を飲むつもり満々だったのでペットボトル飲料なども持っておらず、カラカラです…
降りるや否や、空腹と渇きを癒やすためにまずは到着ロビーの隅にある「そば処 琉風」へと駆け込みます。沖縄そばも初体験です。
そばとはいうものの、いわゆる「日本そば」ではないのでそば粉は入っていません。小麦粉が原料なのでそばアレルギーの方にも安心です。載っている「三枚肉」は泡盛で煮込んだ豚の角煮ですが、泡盛の香りが苦手なあさかぜでも気になりません。
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JA8995 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
エネルギーを補給したところで、撮影ポイント探しです。時間的に空港の外へ出ている余裕はありません。かといって那覇空港国内線ターミナルの展望デッキは撮りづらい上に有料ということで評判が悪く、足が向きません。
結局、レストランなどの並ぶ4階でガラス越しに撮ることにしました。ここなら暑くもないし、場所を選べば色のついていないガラスもあって撮影には悪くありません。
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JA711A / All Nippon Airways / Boeing 777-200
乗ってきた機体がまもなく折り返しです。
いやはや、狭い機内でした。シートは更新前のもので、前の座席の下に入れた荷物が取り出せないぐらいに間隔が狭い。土曜日で満席ですから、体を傾けて取り出すわけにもいかず、文字通りイスに縛られていました。
薄さと座り心地を両立した現代のシートがいかに優秀か、痛感させられました。
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JA8995 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
いったん滑走路閉鎖があったものの、15分ほどで運用再開。滑走路前で待機していたJTA機が離陸します。
ずっとB737-400で運航していたJTAにも、-800が入ってきていよいよ置き換えが始まりました。
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地面から機体の下に、太いジャバラがつながっています。これは空調用のパイプで、地上設備から暖房や冷房が機内に供給されるシステムです。
飛行機もクルマと同じようにエンジンが動いていないと冷暖房が動かせません。そのために機体後部にAPUというエンジンがついていますが、駐機中ずっと動かしていると騒音や燃料の無駄遣い、そして環境破壊へとつながります。それらを防ぐため、地上設備と接続して飛行機のエンジンをムダに動かさないようにしているのです。
http://www.centrair.jp/torikumi/environment/consideration/operation/warming/gpu.html
セントレア(中部国際空港)のホームページに紹介が出ています。
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JA8991 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
奥の方では那覇空港第2滑走路の建設が進められています。滑走路1本で年間8万回の発着をさばくのは、福岡空港に次いで日本では2番目の混雑。また併設された自衛隊基地からの緊急発進などもあるため、そう遠くない将来に滑走路容量がいっぱいになることが予想されました。
2019年度末の供用開始へ向けて、沖合を埋め立てて2,700mの滑走路の建設が行われています。
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旅客機の合間を縫って、那覇基地のF-15戦闘機がスクランブル発進をしていきました。尖閣諸島周辺への中国船や中国機の侵入が多く、航空自衛隊の負担も相当なものなのでしょう。
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JA72AN / All Nippon Airways / Boeing 737-800
晴れていれば真っ青な海を背景に降りてくる光景が見られるらしいのですが、残念ながら空には分厚い雲が立ちこめています。
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JA73NL / Skymark Airlines / Boeing 737-800
日本の主立った航空会社は那覇に乗り入れてきています。それだけ本土との往来があるわけですし、リゾート地としても沖縄は日本屈指の人気を誇ります。
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JA73NR / Skymark Airlines / Boeing 737-800
経営破綻後、B737に機材統一をしてから絶好調のスカイマーク。
2月には19年からリース期限の来る機材の後継機の選定にも入り、再び成長の軌道に乗っていることを実感させます。
一部の機体のウイングレットに描かれていたマークですが、どうもこの頃はハートに統一されている模様。一時期はスペードやクローバーなんかも描かれていましたが、左右が分かれたりすると面倒くさくなったのでしょうかね。
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JA8936 / RYUKYU AIR COMMUTER / Bombardier DHC-8-300
那覇をベースとする琉球エアコミューター。昨年から最新型のDHC-8-Q400CC(貨物室を拡大したコンビ型というタイプ)を導入し、Q300など古い機材の置き換えを進めています。
サンアークのRACロゴもまもなく見納めといったところです。
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JA801X / Solaseed Air / Boeing 737-800
ソラシドエアは那覇から九州や関西地方への路線を持っています。九州を中心とするイメージが強い同社ですが、那覇も準拠点のような感じで運航を行っています。
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JA711A / All Nippon Airways / Boeing 777-200
乗ってきたスターアライアンス機が東京へ向かって折り返していきました。下手したら帰りもあの狭さに3時間だと思うと、少しイヤになります。
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JA804P / Peach / Airbus A320-200
成田~那覇便を1日1往復だけ飛ばしていたピーチですが、旅行の計画を立てる際に確認をしたらいつの間にかなくなっていました。
同区間には同じグループのバニラエアも就航していますし、ライバルのジェットスター・ジャパンがそれなりの便数を飛ばしているので、浸透させるには厳しい状況だったのでしょう。就航時も大して話題にならなかったので、ひっそりと始まってひっそりと終わった、同社にしては珍しく地味な路線でした。
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B-HLC / Cathay Dragon / Airbus A330-300
香港ドラゴン航空は、昨年11月からブランド名を「キャセイドラゴン」に改めました。社名は従来通りHong Kong Dragon Airlinesとなっています。
キャセイパシフィックの完全子会社になるにあたり、キャセイの新塗装に準じた赤いブラッシュウイングへの塗装変更が進められています。とはいえすぐに飛行機は塗り替えられるものではないので、写真のようなドラゴン航空本来の塗装が大半です。
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JA03RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
従来からの-400にある、美ら海水族館とのコラボカラーである「ジンベエジェット」「さくらジンベエ」も-800に引き継がれるとのこと。うまくいけば4機のジンベエジェットが一度にそろう可能性もあるわけで、そのときが楽しみです。
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JA01RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
こちらは1号機。非常に見えづらいのですが、右主翼のウイングレットに沖縄の代表的な鳥「ヤンバルクイナ」が描かれています。1号機の両主翼ウイングレットにだけ描かれているもので、乗ってみて描いてあればラッキーといった具合。
まだ空の明るさから少し撮れそうですが、後輩達との約束があるので市内へ向けて移動します。
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ホテルに荷物を置いて、有名なステーキ店「ステーキ88」国際通り店の前で集合です。日本名では「はちじゅうはち」ですが、店の由来をたどるとアメリカ英語風に「エイリーエイ」と呼ぶのが正しいみたいです。
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久しぶりに会うサークルの後輩達と会話が弾みます。
ちなみにこの後輩達は沖縄在住でも何でもなく、東京や新潟に暮らしています。たまたま日取りが合って那覇市内で集まる、という流れになったのでした。
学生時代から青春18きっぷなどを駆使して出かけていましたが、今もってなお軽いフットワークは生きているようで何よりです。
ステーキを食べてから牧志の周辺で酒を飲み、そのままカラオケ屋で夜まで騒いでホテルに帰還。冷たいものの取りすぎでお腹を壊したものの、あれだけ苦手に感じていた泡盛苦手を克服していました。また酒飲みとして一歩成長したような感じです。