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去年の4月以来となる那覇空港に到着しました。前回は1泊2日と駆け足でしたが、今回は2泊3日と少しだけ余裕があります。
すでに昼下がりなので、まずは腹ごしらえを。空港食堂の沖縄そばも考えましたが、前回食べ忘れていた沖縄のハンバーガーチェーン「A&W」に向かうことにします。
ちなみにこのA&W、セットのドリンクで「ルートビア」を注文するとおかわり自由になります。アメリカ発祥の炭酸飲料なのですが、日本で主に飲まれているのは沖縄県だけ。これがまた独特の風味がする飲み物で、よく「サロンパスを飲んでいるみたい」と表現されます。
あいにくあさかぜはさっぱり得意ではない飲料なので、ここは無難にコーラを選択。おかわりはできませんが、1杯飲めば充分です。
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JA05RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
去年訪れたときに展望デッキは撮影に不向きだとわかっているので、4階のガラス張りスペースから空港を見下ろします。ちょうど就航して間もない新ジンベエジェットがプッシュバックされていました。
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34-3453 / Japan Air Self-Defense Force / Northrop Grumman E-2C
那覇空港は官民共用の空港。旅客機に混ざって自衛隊機も発着しています。
背中に載せた大きなテーブルのようなものはレーダーで、空の警戒や監視を行うための物です。機体の通称は「Hawkeye ホークアイ」、タカの目のような鋭い視力ということ。
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JA8999 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
2013年に通常の日本トランスオーシャン航空の塗装から変更され、JTAの前身である「南西航空」のリバイバルカラーに直されているJA8999。SWALは南西航空の略称で、SouthWest Air Linesを由来にしています。
この写真を撮った2週間後には5年間の運航を終え、通常通りのJTAカラーに直されて運用復帰しました。3日間のうちに見られたらラッキーぐらいにしか思っていなかったので、いきなり初日から出会えて幸先のよいスタートです。
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JA8938 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
遠くの方に見えているのは、JTAから退役したB737-400の姿です。塗装も落とされ、白一色に。この機体も運航開始から20年、新天地で活躍となるのか、それとも解体となってしまうのか…
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B-HSE / Cathay Dragon / Airbus A320-200
キャセイパシフィック航空の完全子会社となり、ブランド名を「キャセイドラゴン航空」と改めた香港ドラゴン航空。新塗装は親会社のキャセイの新塗装と同様にブラッシュウイングを強調したデザインへと様変わりしていますが、未だにお目にかかったことがありません。まだまだ写真の旧塗装はたくさん飛んでいます。
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JA73NC / Skymark Airlines / Boeing 737-800
今日は曇り予報のはずでしたが、気象神社のお守りが効いているのか晴れてきました。ただ空港ターミナルからだと午後は完全に逆行になってしまうので、今みたいな暇つぶしスポッティングの時は曇っていても全然かまわなかったのですが…
スカイマーク機の後方に見えるだだっ広い工事現場は、2020年3月末の供用開始を目指して建設が進められている2本目の滑走路です。これが完成すれば、現在の半ば綱渡りとなっているような滑走路の運用が解消されます。発着便数増加はもちろん、トラブル時などの冗長性が増し、陸上の交通機関がない沖縄の利便性向上につながります。
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JA73NJ / Skymark Airlines / Boeing 737-800
日が差して、海がいかにも沖縄らしい色に輝いてきました。南国へ来た実感が湧きます。去年はずっと曇天でしたからね…
福岡ソフトバンクホークスとコラボレーションした「タカガールジェット」。ホークスの女性ファンのことをタカガールというのだそうですが、そうした女性客需要の取り込みを狙って運航が始まったようです。とりあえずは2017年シーズンの終わりまで運航予定。ちなみに逆サイドはバットをモチーフにした別のデザインが入っています。
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JA14VA / Vanilla Air / Airbus A320-200
晴れて空気も澄んできました。奥に見えるのは渡嘉敷村の島々でしょう。
ピーチとバニラエアのANA系列のLCCは、国際線ターミナルのさらに奥にあるLCCターミナルから発着します。このLCCターミナルは元々ANAが貨物上屋として整備したものをLCCターミナルに改めたもので、ジェットスタージャパンや海外のLCCのようなANAのグループではない航空会社は利用していません。
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JA609A / All Nippon Airways / Boeing 767-300ER
もうすぐ夕方4時になりますが、さすが東京よりはるか南西にあることもあって、まだまだ日が高い！
この展望エリアの柱には主要都市と那覇からの距離が掲出されていますが、東京よりも台湾の方が圧倒的に近いんですよね。それだけ東京から離れれば、気候も変わるものです。この日も最高気温は20度を超えており、寒風吹きすさぶ羽田空港との温度差は15度以上あるのではないでしょうか…
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JA810A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
ANAの10機目にあたるB787-8は、かなり早い段階で鼻先の「787」ロゴが消されています。
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JA8999 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
輝くSWALのロゴ。最近は技術の進歩で、ちょっとしたものならば塗装ではなくデカールで済むようになってきている特別塗装。全面的に「塗る」となると、手間も費用もバカになりません。それでもSWALジェットとジンベエジェット2種類を持つJTAからは、沖縄を盛り上げる意気込みが感じられます。
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JA8999 / Japan Transocean Air / Boeing 737-400
出発するSWALジェットを整備士が手を振って見送ります。
あさかぜも出発を見送ったところで、ホテルへ向けて出発。非番でさすがに疲れていますし、明日の朝も早いので休息を長めに取っておかねばなりません。
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モノレールで移動し、ホテルにチェックインします。重たいカメラやレンズを下ろし、ほっと一息…
部屋は今までに泊まったことのない、変わった作りです。部屋を入ってすぐのところにバス・トイレやデスクがあり、ベッドは階段で上がるロフト形式。ローコストをウリにしているので、タオル以外のシャンプーや歯ブラシのようなアメニティは一切ありません。
まぁアメニティがないのは全くかまわないのですが、寝床が硬い…ロフトの床にせんべい布団なので、体が痛くなりそうです。加えてWi-Fiが常に不安定。同じような金額で札幌ではしっかりしたホテルに泊まれたので、那覇市街はホテルの金額が全体的に高いんだろうなと察せられます。
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硬かろうと何だろうと、基本的にどこでも眠れるのはあさかぜの強みです。しばらく眠ってから、街に繰り出します。
国際通り沿いの居酒屋「海援隊」に入り、夕食と晩酌です。オリオンの発泡酒とはいえ、1杯100円で飲めるのはうれしいところ。
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沖縄の豚と言えば「アグー豚」。日本で通常畜産に用いられる豚の半分ぐらいの大きさで、その分取れる肉の量も少ないので少々お値段は高め。でもせっかくですから、アグー豚の炙り寿司を食べておきましょう。脂肪分たっぷりでも、コレステロール値は低いんだそうですよ。
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「オムそば」がオススメに挙げられていたので注文してみました。てっきり居酒屋チェーンなんかで出る小さくてあっさり食べられるようなものを想像していたら、想像以上に大きくてずっしりしたものがテーブルに置かれてびっくり…！普通の1人前よりちょっと多いぐらい。
さすがにシメとして食べるのはヘビーすぎました。腹ごなしに「赤とんぼ」というタコライスの店まで散歩をして、ホテルに戻ります。
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シャワーを浴びて、寝る前にもう1杯。独特の香りを発する「泡盛」をいただきます。さすがにストレートでは強すぎるので、13度の水割りを。
この香りがダメでずっと泡盛は苦手でしたが、去年沖縄へ初めて来たときに突如として苦手を克服。まぁ好んで飲むほどではありませんが、せっかく沖縄に来たからには味わっておきたいところです。
あとは横になって、アラームで設定した時間まで眠るだけ。
