あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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2016年10月7日~その2~

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IMGP6109 posted by (C)あさかぜみずほ

シティ空港からDLRと地下鉄を乗り継いで、キングスクロス駅へとやってきました。大きすぎて全体が写らないのですが、これがキングスクロス駅。

拡張や増築を繰り返し、古いながらもガラス張りのドームなどを備える立派な駅になっています。

雨粒がポツリポツリと落ちてきて非常に寒いですが、やっぱりキングスクロスに来たならアレを見てみたいですよね。

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IMGP6081 posted by (C)あさかぜみずほ

そう、ハリーポッターシリーズで有名なキングスクロス駅9 3/4番線。実際の設定ではもう少し別の場所にあるようですが、観光客向けに構内の広場に記念撮影スペースが設けられています。

そんなに長い列が出来ていなかったので、男3人で並んでみました。

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IMGP6089a posted by (C)あさかぜみずほ

順番が来ると、係のお姉さんが3種類のマフラーからどれかを選べと差し出してきます。そして写真を撮るタイミングに合わせて、マフラーの端を放り投げていかにも壁に向かって走っているかのように演出してくれます。

というわけで私も撮ってもらいました。カートだけじゃ無く、ちゃんと荷物の一部が壁に埋まっているようにしているあたりが芸が細かいですね。

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IMGP6093 posted by (C)あさかぜみずほ

ちなみにすぐそばにはハリーポッターのグッズショップも併設されています。これがまた結構いい値段がするのですが、熱心なファンの方にはたまらないでしょうね。

ちなみに劇中で使われている杖1本で、日本円にして10,000円ぐらいしたような気がするので、行かれる方は潤沢な予算を確保しておいてください。

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IMGP6096 posted by (C)あさかぜみずほ

もちろん旅客駅ですから、ちゃんと発車案内表示はもうけられています。

ガトウィックエクスプレスに乗るときも思いましたが、この案内表示のわかりづらいこと…

どこの方面に行くかもどこのホームから出るかもわかりづらいですし、行き先表示と定刻表示も交互に表示されるので何が何だかわかりません。せめて行き先ぐらいは大きい文字で表示してくれればいいのに。

複雑でわかりづらいと言われる日本の鉄道ですが、色や文字の大きさでいろいろ区別してくれている分、少なくともイギリスの鉄道よりは遙かにわかりやすいかと。

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IMGP6104 posted by (C)あさかぜみずほ

入場券という概念はないらしく、残念ながら写真を撮りたくても改札に入ることが出来ません。

イギリスを象徴する長距離列車が2本並んでいます。

左が時速200kmで爆走する電気式ディーゼルのIntercity125、右は電車のIntercity225。

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IMG_20161007_112102 posted by (C)あさかぜみずほ

ついでにお昼ご飯も済ませることにしました。

2階のフロアにあったのは日本食レストラン「wasabi sushi&bento」。「Spicy Chicken Bento」なるメニューを選んでみましたが、どう見ても鳥キムチ炒めです。

同期のもりぞーが調べてみたところ、どうやら韓国人がやっているチェーン店のようです。連中は日本が嫌いだとか憎いだとかいうクセに、よその国に行けばすぐ日本人と名乗って大嘘の日本料理店をやるんですから、厚顔無恥にもほどがあります。

まぁそれを野放しにしておく日本も日本ですが、大陸にも半島にも、マナーやモラルなんてあったもんじゃありませんねえ。

とはいえ、日本風に炊いたご飯と割と日本でも食べる味で、日本人として違和感を覚えるようなものではありません。ちょっと高いですけどね…

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IMGP6113 posted by (C)あさかぜみずほ

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IMGP6117 posted by (C)あさかぜみずほ

そしてそのすぐ隣にそびえる教会のような建物が、国際列車「ユーロスター」なども発着するセントパンクラス駅。

ターミナル駅がいくつもあるのは海外ではよくある話です。日本でも大阪のように、JRとその他私鉄がターミナルをそれぞれ持っているのをイメージすればわかりやすいかと思います。

こちらは1868年に開業した、キングスクロスに負けず劣らず歴史のある駅です。

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IMGP6120 posted by (C)あさかぜみずほ

この駅も高いガラス製ドームに覆われています。

ここは主にユーロスターが発着するフロアで、下の階に降りると奥の方に一般列車の発着ホームがあります。

それ以外は店舗が大半を占めており、おおよそのロンドン土産はこの駅でそろってしまいます。国際列車が発着する駅らしいですね。

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IMGP6123 posted by (C)あさかぜみずほ

ユーロスターの発着ホームは高いガラスの仕切りで区切られています。

シェンゲン協定に加盟していないイギリスは、EU内のどこへ行くにも審査が必要です。ユーロスターの発着駅では、ホームに入る前に入出国審査がすべて完了します。

つまり、ユーロスターのホームにいる人たちはすでにフランスへの入国審査が済んだ状態になっているのです。ちなみにイギリスに出国審査はありません。

故に、写真が撮りたいからというだけでユーロスターのホームには入れないのです。

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IMGP6126 posted by (C)あさかぜみずほ

左はユーロスター運行開始時から活躍する、Class 373。右は2015年から導入の始まったClass 374。Class 374はドイツ・ジーメンスのVelaro Dをベースとした車両で、ドイツでも新型ICEとして運行が始まっています。

ちなみにClass 374はClass 373の置き換え用というわけではなく、単純に増発のためという位置づけ。とはいえClass 373も開業から20年以上に渡って使い続けている車両ですから、後継車両が現れてもおかしくない頃です。

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IMGP6131 posted by (C)あさかぜみずほ

右端がユーロスターの初期からのカラーリング。徐々に左の紺色を基調とした新塗装へと塗り変わっています。

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IMGP6134 posted by (C)あさかぜみずほ

お土産などを物色した後、地下鉄でパディントン駅へとやってきました。いよいよ旅の締めくくり、空港へ向かうときが来てしまいました。

パディントンのほとんどのホームには改札がなく、自由に列車を見て回れます。

先ほどキングスクロスでも見かけたClass 125ですが、こちらはグレート・ウェスタン・レールウェイが運行するウェールズなどの方面への列車。つくづくややこしいのですが、方面やターミナル駅によって運行会社が異なるのです。

この後に乗る「ヒースロー・コネクト」はまた別会社が運行しています。

ちなみに元国鉄の路線はひとまとめに「ナショナル・レール」というブランドになっていて、その各路線を引き継いだ運行会社が各々の車両を用意したり引き継いだりして走らせています。

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IMG_20161007_121738 posted by (C)あさかぜみずほ

イギリスの鉄道に乗ると必ず目にして耳にする、「MIND THE GAP(隙間に気をつけろ)」という言葉。日本風に言えば「足下にご注意ください」。

地下鉄のオリジナルキーホルダーにもなるぐらい有名なワードで、地下鉄の自動放送でも

「Please mind the gap between the train and the platform.(列車とホームの隙間に気をつけてください)」

と必ず入ります。

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IMG_20161007_151258 posted by (C)あさかぜみずほ

先ほども書きましたが、イギリスには出国審査がありません。

ターミナルに行って、保安検査を通り抜けてしまえばもうおしまい。いくらでも国外へ逃亡できそうな気もしますが、保安検査は全身スキャナーなどもあって割と厳しいようなので、そううまくはいかないようになっているのでしょう。

搭乗ゲートにはカタール航空ワンワールド特別塗装機が横付けされていました。当初シートマップを見たときはB787-8になっていましたが、いつの間にかB777-300ERに機材変更されていたようです。

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IMG_20161007_152542 posted by (C)あさかぜみずほ

泣いても笑っても、もうロンドンへは戻れません。

入国審査で冷や汗をかいたり、街中でなかなか言葉が通じなかったりと楽しいことだけではありませんでしたが、それを差し引いても楽しさにあふれた6日間でした。

まだまだやり残したこと、というより撮り残した飛行機がいっぱいあります。目的完遂のため、是非ともまた来なければなりません。

ちなみにこの日のエルアルはジャンボで来ていて、離陸前にほぞをかんだのは秘密です。

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IMG_20161007_172704 posted by (C)あさかぜみずほ

気力が尽きたためか、いよいよカゼの症状がひどくなってきました。ヒースローでカゼ薬を買わなかったのは失敗でした。

とりあえず食事を食べて、それ以外の時間はひたすら寝て体力の回復を図ります。

もはやビーフかチキンかすら覚えていません。苦手なグリーンピースたっぷりのメインに、右上の皿は米をグズグズに煮て酸っぱく味付けしたアラビア風の「何か」。何年も前にバーレーンで食べて後悔した味を思い出してしまいました。

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IMG_20161007_204312 posted by (C)あさかぜみずほ

地球の自転に沿って飛ぶので、飛行機の外は明るいままです。まぶしい上に周りもみんなシェードを閉めているので、あさかぜもシェードを閉めたままにします。

軽食はミートパイと甘いマフィン。往路はチョコレート味でしたが、復路はプレーンです。

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IMG_20161008_043924 posted by (C)あさかぜみずほ

ドーハでは6時間のトランジットを取りましたが、往路で感じたとおりそんなにいりませんでした。物価もやたら高いですし、ドバイの空港ほど見る物もありません。せいぜい、ハロッズがあるのでイギリスで買い忘れたものを買うことが出来る程度でしょうか。我々には不要でしたが。

せめてもの救いは、さして広くはないものの休憩室が設けてあるので静かに横になって仮眠が取れることでしょうか。横になるといっても、ビーチにあるような上体を少し起こすタイプのイスなので、完全にフラットというわけにはいきません。

ひたすら3時間ほどうつらうつらしたのち、往路と同様さして広くないB787-8の中に押し込まれます。帰りも満席です。

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IMG_20161008_062823 posted by (C)あさかぜみずほ

体調の悪さが見て取れる、ブレた写真です…

野菜の入ったオムレツと、チキンソーセージ。いつものようにクロワッサンと、薬っぽい味のイチゴヨーグルトと酸っぱいオレンジジュース。

生のフルーツも添えられていて、やたらフルーツ推しのメニューですね。

ちなみに2食目はよほど調子が悪かったのか、写真に撮ってすらいませんでした。

体調が悪いので、すさまじく長く感じる復路でした。うつらうつらしてハッと目が覚めるとインド上空…というのを繰り返し、今度は同じ事を中国上空でも繰り返します。日本海上空へ出てからも長いこと長いこと…

次にヨーロッパへ行くなら直行便かヨーロッパ内での乗り継ぎにしようと心に決めた出来事でした。

ともあれ、無事に行って楽しんで帰ってこられたヨーロッパ旅行。あさかぜの趣味に何日もつきあってくれたHAMA先輩と同期もりぞーには本当に感謝です。

これで海外スポッティングのハードルが下がったので、次はどこへ乗り込もうかしら。