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前日朝に出勤、泊まり勤務のあと夕方まで残業をした上で浜松町駅へとやって参りました。いやはや、さすがに眠い…
とはいえ、明日から三連休。せっかくなので「寄り道」をしてから帰ることにしましょう。
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少し早いですが、18時半には羽田空港に到着してしまいました。出発便は20:30。展望デッキに上がって飛行機でも眺めようかと思います。
ちなみに今回搭乗するのはスカイマーク。預け入れる手荷物もないので、さっさと自動チェックイン機にクレジットカードを通して搭乗手続き完了。あとは時間になったら保安検査場を通り抜けるだけです。
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展望デッキに来ました。さすがに寒い…
滑走路を挟んで反対側には国際線ターミナルが見えます。
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今いる第1旅客ターミナルは日本航空グループがメインとなるターミナル。目の前には白い日航機がズラリと並びます。
トリプルセブンがプッシュバックされてきました。日曜夜ですが、外から見ると機内は割りといっぱい。
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B737-800も滑走路へ向けてタキシングしていきます。
そういえば北九州空港の滑走路が閉鎖されたとかで、北九州ゆきの便が欠航になっていました。あとで調べたところ、小型機が着陸時に滑走路を外れ、護岸に衝突したとのこと。3時間近く滑走路が閉鎖されたようです。
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真っ暗で動いている飛行機を撮るのはさすがに至難の業。元から流し撮りが下手くそなあさかぜには、こんな暗い環境で飛行機を流し撮りするなんて無理なこと…
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B777-200がプッシュバックされてきました。やはりこちらも満席に近い様子。東京に遊びに来ていた人が地方に戻るのでしょうか。
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国際線ターミナルから、エアカナダのB777らしき機体が出発していきます。
…ん?よくみたら、スポットにいるのはANAのB787初号機か2号機です。
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このANA標準とは異なる塗装は、初号機と2号機の2機だけ。近くでちゃんと見てみたいところですが、あいにく時間がもうない…
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こちらが通常塗装のB787。
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午後7時半ぐらいになると、展望デッキから人の姿がなくなってしまいました。まぁ寒いですし、暗くてよく見えないので当たり前ですが。
辺りからは飛行機のエンジン音と、地上を走り回る業務用車両のサイレン音しか聞こえてきません。
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到着したB767-300の機体に様々なクルマが横付けされます。
ノーズギア(前輪)の横にある手押し車は、機体に電力を供給するためのケーブルが付けられています。
機体横の上に開く「カーゴドア」からは、ハイリフトローダーが荷物を運び出します。その後ろにはタグ車が待機し、コンテナをターミナルへと運んでいきます。
エンジンの後ろにはもう1台ハイリフトローダーが。
そして一番後ろのドアにくっついているのは、ケータリングカー。機内で出される食事、飲料などはこのトラックで運び込まれます。ちなみにTFKというのは、成田空港に拠点を持つ機内食を取り扱う会社。機内食の開発・調理から機内への積み込みまで、機内食のすべてを担います。
クルマではありませんが、機体右側に接続される、我々が乗り降りするのに使う設備は「ボーディングブリッジ」「搭乗橋」と呼ばれます。略して「PBB」。
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時間も経ちましたし、そろそろターミナル内に戻って保安検査場を通り抜けることにします。
スポットに止まっていたB787はいつの間にか移動し、光の当たらない留置ポイントに置かれていました。
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空腹ですが、せっかくならば目的地の札幌に着いてからラーメンを食べたい。というわけで食事を我慢します。
スカイマーク専用の保安検査場にはそれなりの列ができていました。やはり展望デッキから眺めていたのと同様、各地へと向かう便はどれもいっぱいのようです。
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羽田20:30発の新千歳ゆき729便はB737-800での運航。コンセント付きの新し目の機体での運航を期待していましたが、やってきたのはJA737P。
2008年に就航した現在のスカイマークの中では割りと古めの機材。座席は黒い革張り、コンセントもなし。ちょっと残念。
そして機内は満席。
自動チェックイン機で座席を確認した時は左2人いなかったのですが、自動で指定されたのか駆け込みで予約が入ったのか…
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着陸灯がすぐ後ろに迫っている中、結構強引に34Rを離陸しました。眼下には関東平野の夜景が広がります。
離陸時は機内が消灯されているのできれいに見えますが、やはりカメラでうまく撮ることができません。コンデジの限界か、あさかぜの能力の限界か。
ともあれ、飛んでしまえばやることもないので、機内販売のカルピスを飲みつつうつらうつらして新千歳の着陸を待ちます。
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千歳市の上空をぐるりと回りこんで、北側の19Lから新千歳空港に着陸。札幌では積雪なのでどうだろうと思っていたら、千歳はまだ積もるほどではないようです。
大型機はほぼ片付けられて、少しさびしいぐらいの国内線ターミナルに停止。ボーディングブリッジが横付けされて、降機が始まります。
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ほとんどの人が足早に一つの方向へ。あさかぜもその流れにくっついていきます。向かう先は新千歳空港駅。22:35発の快速「エアポート」225号に乗車します。
「エアポート」には1両だけ指定席「uシート」が連結されています。指定済みの自分は待合室で、人間がゾンビに変わっていく映画の冒頭を見ながらゆったりと待ちます。
しばらくしてホームに降りると、一般車の出入口には長い列ができていました。座席指定は大事です。
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快速「エアポート」225号は最新の733系3000番代。ピカピカのuシート車内に入るとまだ新車の匂いがします。
uシートも満席になって新千歳空港を発車。札幌に近づくに連れて、線路横の雪が増えていきます。
理由もなく3分ほど遅れて終点の札幌着。足早に地下鉄ホームへと向かい、夕食を探し求めます。
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地下鉄のさっぽろ駅から南北線に乗って2駅。札幌随一の繁華街すすきので下車。ここから徒歩3分ほどのところに目当てのラーメン屋「みのや」があります。
焙煎味噌という聞いたことのない感じ。にんにく仕立てとしょうが仕立てが選べるそうで、しょうが仕立ての方が美味しいらしい。けれどもあさかぜはスタミナが欲しいので、にんにく仕立てを選択。
うまい!
にんにくの香りがかなり強く出ていますが、それでも味噌の雰囲気を壊すようなことはありません。かなり熱いですが、外が寒いのでこれぐらいの方が嬉しい。
追加でチャーシュー炊き込みご飯でも食べればよかったか…
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店から出るとより寒さが身にしみます。
会社帰りの暖地仕様で着ているのでなおさら。足早に今夜泊まるカプセルホテルを目指します。おそらくここから徒歩10分ほど。
しかし、明日は平日だというのにとんでもない活気です。さすがすすきの。24時を回っているのに、ベロンベロンになったオッサンや、夜の歓楽街の方向へ消えていく男性集団など、様々な人達が道路を右に左に横切ります。
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華やかな街路にポツンとあるすすきの交番。負けじと内照看板が出ていますが、入り口の木の看板には「薄野交番」と厳かな文字が。
このすすきのという場所は正式な地名ではなく、愛称。北海道開拓使がここを遊郭地帯に指定したところから始まります。
現在は風俗街のみならず、様々なジャンルのテナントが集まる北海道最大の、というより東京より北側では最大の繁華街になっています。
カプセルホテルに到着し、一風呂浴びてから就寝。明日はゆっくり寝ている暇はありません。