のどの渇きにひたすら耐える続けること2時間、ようやく機内Wi-Fiでドリンクが注文できるようになりました…!
はやる気持ちを抑えて、ミネラルウォーターとジンジャエールも注文。甘いジュースのおいしさをここまで強く感じたのはいったいいつ以来のことでしょうか。
水もジンジャエールもあっという間に飲みきってしいました。
“命の危機を脱した”と感じ取ったのか、己の体がようやく眠気を催します。
とはいっても7時間半かかった成田→バンコクに対し、偏西風に乗ってくる帰りは5時間40分しかかかりません。2時間ほど眠ったところで、太陽の昇る気配で目を覚ましました。遮るものが何もない、美しい夜明けです。
窓のボタンを押して外の光が入ってこないようにしたものの、周りの乗客も目を覚まして明るくなっていく外の景色を眺めています。すでに日本時間の午前7時、少し早いかもしれませんが活動開始の時間かな。
フルサービスキャリアならここで朝食の機内食を配りに客室乗務員が回り始める時間ですが、そういったサービスのないジップエアの機内はいたって静か。窓の外から差し込んでくる朝日に目を細める、ゆったりとした時間が過ぎていきます。
7時半少し前、見慣れた成田空港のA滑走路へなめらかにランディング。出国という最後の最後で冷や汗をかいたものの、初めてのタイ旅行が無事に終了しました。
帰りの便は普通のエコノミークラス「Standard」を選びました。親会社JALのB787では2+4+2の8席配置ですが、ジップエアでは輸送力を増やすため3+3+3の9席配置。
…とはいっても世界標準は横9席なので、エコノミーが横8席というのは世界中で見てもJALだけの贅沢な配置です。
Standardのシートは、JALが国内線向けA350やB787の普通席で使っているのと同じドイツ・レカロ社製。個人用モニターがないこと以外はシートピッチ(31インチ≓79cm)も含めてほぼ同じ仕様になっています。
太平洋をまたぐような長距離路線はどうだかわかりませんが、少なくともバンコクからの帰りでは息苦しさを感じるようなことはありませんでした。
飛行機を降りてからも、緩和されたとはいえまだ入国時の新型コロナウイルス関連の検査が継続中。
ターミナル内を上へ下へとぐるぐる歩かされ、「ワクチン接種3回が済んでいる人はこっちの通路へ」「出発前検査をした人はこっちへ」などとあれやこれやチェックされました。普段なら気にするほどでもない一連の流れでも、2時間しか寝ておらず体力ゲージが真っ赤なあさかぜにはなかなか堪える…
荷物の受け取りまで含めると40分ほどを要して、ようやく日本へ正式に帰ってきました。気分のリフレッシュのために展望デッキへと出てみると、シンガポールから戻ってきたらしいジップエア3号機の姿がありました。
後ろにはイスタンブール~成田便の運航を再開したばかりのターキッシュエアラインズの姿も見えます。
あとは家に帰って眠るだけ。
とはいうものの、この眠さでは最寄り駅で降りられず寝過ごしてしまいそうなので、レッドブルでなんとか急場をしのぎます。
昨日までの5日間、新しい知見、貴重な体験の連続で、非常に濃密な時間を過ごすことができました。
旅って楽しい!
それではまた、次の目的地でお会いしましょう。