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2022年2月26日 【成田空港】

N517DZ / Delta Air Lines / Airbus A350-900

デルタ航空A350が成田空港に降りているのを見つけたので、久しぶりに航空科学博物館にやって来ました。旅客便ではなく、新造機のデリバリーの途中で成田に立ち寄って整備を行っているものです。

デルタ航空は成田空港に「Delta TechOps」というメンテナンス専業の子会社の整備拠点を設置しており、たまにこうしてメーカーからデルタへ納入される機体の手入れを行っています。
アジア圏では他に中国、インドネシア、韓国にも設置しており、運航先で柔軟に整備が可能なように考えられているようです。

 

HB-JNF / Swiss International Air Lines / Boeing 777-300ER

この時期は北風運用の日が多いのですが、今日は暖かいので南風が卓越しています。
スイスインターナショナルのB77Wが迫力ある離陸を見せつけながら航空博物館の上を飛び抜けていきました。成田からA340が撤退したのち、関空への新規就航でA340を投入するという話になっていましたが、このコロナウイルスの大流行のせいでお流れに…

 

 

F-GSPU / Air France / Boeing 777-200ER

デルタをキャッチする目的は果たしたので、北側にあるさくらの山へ移動してきます。

エールフランスは普段のB777-300ERより一回り小さな-200ERで来ていました。
エールフランスは-200ERに2種類の座席配置を用意していて、長距離用の路線へは200席配置のものを入れているようです。312席配置は海外県への往来に使うのでしょうか…?

 

B-17881 / Eva Airways / Boeing 787-9 Dreamliner

荷物が軽いらしいエバー航空は手前側から滑走路に入るインターセクションで離陸。台湾も徐々に往来が再開されつつあるとはいえ、小さな島国ということもあってかヨーロッパのようにある程度自由に行き来することはまだできません。
観光地としても大人気ですし、半導体の一大生産拠点として非常に重要な場所なので、早くいつも通り往来できるようになって欲しいものですが…

 

N610FE / FedEx Express / McDonnell Douglas MD-11F

FedExもおそらくMD-11Fをなるべく引退の方向に持って行くつもりだったのでしょうが、航空貨物の需要が大幅に高まったこともあって成田に来れば必ず見る存在です。

ベースの設計はDC-10とはいえ、MD-11そのものは1991年に就航したそれなりに新しい機体。コクピットは画面が並ぶ近代的なグラスコクピットとなり、航空機関士を省略した2名乗務を可能とするなど、中身は別物となりました。
とはいえDC-10の設計をまるっきり流用したのはかなり無理があり、コンピュータによる制御が入らなければかなり操縦の難しい機体ではあるようです。

 

JA822J / ZIPAIR Tokyo / Boeing 787-8 Dreamliner

製造品質の問題が発覚し、2021年5月から納入が停止されているB787シリーズ。737MAXの不良も含めて、ボーイングの信頼に大きな影を落としています。
とはいえ、航空会社としてはそう簡単に代替品に乗り換えられるわけではないので、安全を確立した上でデリバリー再開になるのを待つしかありません…

ジップエアも当初の予定では3号機から新造機になる予定でしたが、この影響を受けて4号機まで親会社のJALから転籍することになりました。JALも営業規模縮小でB787が余っていたというのもあるのでしょうが、航空会社もデリバリー遅延のせいで厳しい機材繰りを迫られています。

 

N110SN / Clay Lacy Aviation, Inc. / Gulfstream G-IV

クレイ・レイシー・アビエーションというのはアメリカ・ロサンゼルスに本社があるプライベート機専門の航空会社だそう。

垂直尾翼に入っている「sbe」のロゴは、アメリカでホテルやレストランを経営しているSBE Entertainment Groupのもののようです。日本には事業所がないようなので、近隣のソウルからアメリカ本土へ戻るのに成田で給油でもしたのでしょうか。

 

N452SN / Western Global Airlines / Boeing 747-400BDSF

ずいぶん久しぶりに出会った気がするウエスタン・グローバルのジャンボフレイター。アッパーデッキが長いのは旅客型を改造した証です。韓国のアシアナ航空に所属していた2007年に貨物型への改造を受け、2021年にウエスタングローバルへ転籍してきました。

 

B-LNV / Hong Kong Airlines Limited / Airbus A330-200F

A330-200Fは鼻先のコブが特徴的です。
A330シリーズは通常わずかに前傾姿勢をしていますが、旅客型の場合はメインの「荷物」は自分で歩いて移動してくれるので大きな影響は出ません。

ところが貨物型として重量物を積む場合は都合が悪くなってしまいます。かといって前脚を伸ばすと収納場所の大がかりな設計変更が必要になりますし、伸縮機能をつけてもやはり安全性などの検証が必要になってきます。開発期間も費用もバカになりませんし、ただでさえボーイングより遅れている貨物機市場にさらに乗り遅れることになってしまうわけです。

そこで設計変更が最小限で済むように前脚の取り付け位置を下げて、駐機中でも機体が水平を保てるようにしました。出っ張ってしまう前脚はコブのようなフェアリングで覆ってこのような姿になったわけです。

 

HL7710 / Korean Air Lines / Airbus A330-300

機体が長いA330-300で見るとちょっとわかりづらいかもしれませんが、後ろに見える倉庫の屋根と重ねてみると機体が前傾しているのがわかります。

ちなみにA330は旅客型を貨物型へ改造する「P2F(Passenger to Freighter)」というプログラムが設定され、-200も-300も貨物機へと改造できるようになりました。ところがそうしたP2F型は純粋な-200Fのように鼻先のコブは取り付けられず、前傾姿勢を取ったままです。運用上支障がなかった、ということなのでしょうかね。

 

B-LJG / Cathay Pacific / Boeing 747-8F

B-LXL / Cathay Pacific / Airbus A350-1000

2機立て続けにキャセイパシフィック航空が離陸していきます。B747-8Fはもちろんのこと、2枚目のA350も貨物便として運航されていたようです。

香港では中国本土に負けず劣らずの入国規制が敷かれており、到着便の機内から新型コロナウイルス感染者が発見されると、当該の航空会社は10日だか2週間だか乗入れができないというルールがあります。
キャセイは香港の航空会社なのでこの規制には当てはまりませんが、当局から口うるさく言われているのは容易に想像がつきます。

 

N610FE / FedEx Express / McDonnell Douglas MD-11F

しばらく前に到着したFedExのMD-11Fが折り返していきます。
記憶が正しければ、両主脚の間に見える2本だけタイヤがついた「センターギア」は先代のDC-10ではオプション装備だったはず。MD-11になって航続距離を伸ばすために搭載燃料を増やしたので、センターギアが標準装備になったという話があった気がします。

 

B-2423 / SF Airlines / Boeing 747-400ERF

杭州から飛んできたらしい順豊航空のジャンボフレイターは残念ながらB滑走路へ誘導されてしまいました。周辺にはこれを追いかけに来た人も多かったようで、管制官がB滑走路を指定するなり飛び出していくクルマが何台もいました。

追いかけるほどの気力はなかったので、あさかぜは貨物エリアに入る姿をさくらの山から眺めておしまいです。
英語名は「SF Airlines」となっていますが、順豊の現地読み「Shunfeng」から取ったもののようです。ごくたまに成田に飛んで来るみたいなので、次の機会に恵まれることを願いましょう。

 

JA827A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner

さっきの順豊航空と並んで、見事に撮影の邪魔をしてくれたANA機を見送って今日のスポッティングはおしまいです。だんだんと日が伸びてきて暖かくなってきたものの、やはり日が傾くと寒い…!カゼをひく前に撤退して、「空の湯」でお風呂につかってから帰りましょう。

 

そうそう、駐車場には怪しげなカモフラージュをしたBMWが止まっていました。成田にはBMWの輸入拠点があるのか、しばしばこの周辺ではこのようなカモフラをした車体を見かけます。

グリルやテールランプの形からBMWであることは一目瞭然なのですが、正式発表前の車両なのでこのようにペイントを施して形がわかりづらいようにしてあるのです。
といっても前後だけしかカモフラがないのは、もう市販寸前の証拠です。本物のテスト車両は車体全体にカモフラが施されますからね。