F-ONET / Air Caledonie International / Airbus A330-900
16日にフランス・トゥールーズから成田に飛んできたANAのA380第3号機、JA383Aが格納庫の外に出ていないか一縷の望みを抱いてきてみたのですが、オレンジ色の巨体はどこにも見当たらず…
暇だったとはいえ早くも航空科学博物館に来た意味はなくなってしまいました。
天気もご覧の通りで、すでに空からはポツリポツリと雨粒が落ちてきています。せっかく来たことですし、とりあえず少し写真を撮っていきましょう。
VP-BBL / AirBridgeCargo Airlines, LLC / Boeing 747-8F
厳しい入国規制が続いていることもあって、元気があるのは貨物便だけです。
週5便がモスクワ~成田間に運航されているエアブリッジカーゴ。就航当初は夕方から夜にかけての到着時間でなかなか撮影が難しかった存在ですが、今はほぼ毎日のように明るい時間に飛んできています。
エアブリッジの便数が増えたせいか、親会社のヴォルガ・ドニエプル航空が運航する旧ソ連機を見る機会がほとんどなくなってしまったのはちょっと残念。
N615FE / FedEx Express / McDonnell Douglas MD-11F
このMD-11Fは1996年の就航当初からFedExで貨物機として活躍している機体。双発機ばかりが幅を利かせる中で姿を見せる3発機は特別な存在感があります。
VT-ANA / Air India / Boeing 787-8 Dreamliner
エア・インディアの鼻先には「インド独立の父」マハトマ・ガンディーの生誕150年を記念するワンポイントマークが入っています。
B-17882 / Eva Airways / Boeing 787-9 Dreamliner
かなり雨が強まりました。博物館の展望台からは空港ターミナルはおろか、目の前の滑走路さえおぼつかないぐらいの視界です。雨粒が展望台の窓をたたきつける音も聞こえてきます。
そんな雨を突っ切ってエバー航空のB787が到着。成田のような大きな空港では「ILS」という電波を使って着陸ルートをたどらせる設備が整っているので、多少の視界の悪さはものともせずに着陸できます。
右端に立っている塔のようなものが「グライドスロープ」といって、着地点までの進入角度を示すアンテナです。
HL7720 / Korean Air Lines / Airbus A330-300
ベイパーを引きながら大韓航空のA330が到着しました。貨物の関係か、だいたいはA330で来ますが日によってB777だったりB787だったりと機材がコロコロ変わる便です。
ピークを過ぎて雨は小降りになりましたが、撮りたいものも来なさそうですしラーメンでも食べて帰ることにしましょう。