あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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2022年5月22日 【成田空港】

しばらく間が空いた成田空港です。明後日、2022年5月24日に「クアッド QUAD」の首脳会談を控えているので、少しは珍しい飛行機が来るかという儚い願望を抱いてやって来ました。
「それを望むなら羽田に行け」という話ですが、警戒が厳しくなっているであろう空港というのはなんとも心理的な行きづらさを感じてしまうのです…
だから成田でお茶を濁しているというわけで。

今日はカナダの貨物航空会社「カーゴジェット」のBoeing 767が2機並んでいます。成田に乗入れ始めた直後は割と注目度が高かった気がしますが、最近は当たり前のように南貨物エリアに駐機しているので物珍しさはなくなってしまいました。

 

HL8356 / Asiana Alirlines / Airbus A321-200N

アシアナ航空では、大韓航空(KAL)への吸収合併が決まった後もA321neoの新規導入が続いています。アシアナを実質的に救済することになるKALだと同クラスの機材はBoeing 737シリーズを使っていますし、最新型の737MAXの導入も始まっています。

アシアナ系のLCCであるエア・プサンでもA321neoの導入が始まっている一方で、エア・ソウルを含めLCC2社はやはりKAL系のジンエアーに統合される方針だと言いますから、機材の扱いがどうなっていくのかはかなり気になるところです。

 

 

HL8247 / Jin Air / Boeing 737-800

ウワサをすればジンエアーが降りてきました。同社のソウル~成田便は去年の12月から週1便で再開し、現在は週4便でまで便数を戻してきています。とはいえ最盛期には1日3往復ぐらい運航されていたことを考えるとまだまだといったところですが…

ジンエアーでは去年の12月にいよいよ最新型のB737MAXがデリバリーされており、MAXの運航再開や成田便の増便が重なれば当たり前のように見られるようになりそうです。

 

OH-LWO / Finnair Oyj / Airbus A350-900

国際的なルールを逸脱したロシアのウクライナ侵攻により、日欧間の航空路線はシベリア上空を通るルートが利用できなくなってしまいました。まもなくコロナ禍の様々な制限から解き放たれようというタイミングなのに…

航空会社はあの手この手で運航再開へとこぎ着けており、中央アジア上空を抜ける「南回りルート」や、アラスカ上空から北極圏を飛び越える「北回りルート」を使っています。北回りとか南回りとか、まるでソ連がシベリア上空の通過を認めていなかった時代へと逆戻りしてしまったかのようです。
平成に生まれた自分がまさかその言葉を聞くことになるとは…

シベリアルートを使うことでヨーロッパと東アジアの距離を縮めたフィンエアーにとって、現在の状況は著しく経営に不利な状態になっています。世界はいつになったら正常化するのでしょうか…

 

B-18918 / China Airlines / Airbus A350-900

チャイナエアラインA350は、カーボンファイバーの複合材をイメージした特別塗装をまとう18号機で到着です。普段ならB滑走路の常連ですが、誘導路の工事が終わるまでは北風時のみA滑走路に必ず降りてきてくれます。

…まぁきれいな晴れではなかったのは少々残念ですが、間近で見られたのでヨシとしましょう。

 

JA815P / Peach / Airbus A320-200

ピーチのA320主翼に黄色い部品がついています。よく見ると白い模様も少しだけ覗いていて、どうやらバニラエア時代の部品を装着しているようです。
ひょんなところで面影が見えるとなんだかうれしくなりますね。

 

JA741J / Japan Airlines / Boeing 777-300ER

ちょうど1ヶ月ほど前の2022年4月25日、日本航空にはA350-900の16号機が納入されました。国内線向けの機体はとりあえず予定通りの数が出そろったので、いよいよ2023年からは国際線向けのA350-1000の導入が始まることになります。

最初はフラッグシップであるBoeing 777-300ERのおそらく初期導入機から置換えが始まるものと思われます。中途半端といっては失礼ですが、国内線で運用されているB777-200ERの処遇なんかは気にかかるところです。

 

JA207P / Peach / Airbus A320-200N

2月にデリバリーされたばかりでピカピカなピーチのA320neo 7号機。

 

JA04GR / Spring Japan / Boeing 737-800

株式の66%を取得して「JAL成分」が濃くなったスプリング・ジャパン。今後は中国路線に重きを置いたLCCとして発展させていく方針だとか。コロナ禍前から鳴かず飛ばずの業績が続いていますが、果たしてJALグループに仲間入りした数年後の姿はどうなっているのでしょう。

ちなみにこの4号機のデザインは初代スプリング・ジャパンのもの。機首部分のロゴとエンジンナセルのマークに桜の花がデザインされています。
現在は事実上3代目のデザインまでデビューしているので、6機しかいない割には統一感のない航空会社ではあります。

 

JA824J / ZIPAIR Tokyo / Boeing 787-8 Dreamliner

ZIP AIRの3号機は12月下旬から運航を開始したばかりです。といってもレジ番からわかる通り日本航空から転籍してきた機体。
予定では次の4号機から新造機を導入する予定でしたが、どうもB787の製造が遅れたり止まったりしているせいで間に合わず、次もJALからの中古機になるとか。

順調に路線と便数の拡大を続けている同社にとって、飛行機の納入遅れは手痛い損失です。これはZIP AIRに限らず、B787を待ちわびている航空会社はどこも同じですが…

 

LX-UCV / Cargolux Italia / Boeing 747-400F

少し前にキャセイのB747-8Fが降りてきていたのですが、それに比べるとB747-400Fのエンジン音のうるさいこと…!30年間の技術の進歩というものを実感します。

 

LX-UCV / Cargolux Italia / Boeing 747-400F

降りてきたカーゴルクス・イタリアは日本貨物航空などが利用する南貨物エリアにスポットインします。

 

JA899A / All Nippon Airways / Boeing 787-9 Dreamliner

ANAスターアライアンス特別塗装機が降りてきました。ANAのスタアラ機はいつの間にやら半分に減って3機しかいないのですが、最近は成田に発着することが多いこともあってか注目度はあまり高くありません。
最初のうちは「スタアラが来るぞ!」って撮影ポイントが賑わっていた気がするのですが…

人間とは贅沢なものです。

 

N36280 / United Airlines / Boeing 737-800

午後に成田へ到着し、夕方にグアムへと折り返すユナイテッド航空は毎日運航を続けています。運用機材にB777は入らず、目下B737が主力。

ユナイテッドのB737といえば主翼端の「シミタール・ウイングレット」が特徴的です。従来の上向きのウイングレットに加えて、下向きのも取り付けることによってさらに空気抵抗を減らし、燃費を向上させようというものです。
B737MAXではこの形状のものが正式に採用されていますが、MAX用の純正品か従来機向けのサードパーティー製かによって名称は異なります。目的は同じですけどね。

下向きの翼を取り付けることで、給油や整備などの地上オペレーションは気をつけることが増えていそう…

 

JA826J / ZIPAIR Tokyo / Boeing 787-8 Dreamliner

先ほど話題に挙げたZIP AIRの4号機がちょうど到着しました。
今年1月下旬に羽田でカラーリングを変更してから成田へと回航され、機内をZIP AIR仕様へ1ヶ月かけて改修。3月にZIP AIRの4号機として空に舞い戻りました。

JAL時代はエコノミークラスは横8席並びでしたが、LCCのZIP AIRでは収容力を上げるために9席へと増やされました。
といっても他の航空会社では横9席が当たり前なので、JAL利用者の特権だったわけです。

 

HL8241 / Korean Air Lines / Boeing 737-800

太陽に雲がかかる時間が増えてきてしまいました。今日の目当てが降りてくる時間まで天気がもって欲しいものですが…

大韓航空B737-800が到着。どうせなら全部で42機しか製造されなかった-900で来て欲しかったところですが、そこまでの運はなかったようです。

 

9M-MTJ / Malaysia Airlines / Airbus A330-300

今日のマレーシア航空はマレー語で「我が国」を表す「Negaraku」とタイトルを打ったカラーリングで到着しました。

 

A6-EQH / Emirates / Boeing 777-300ER

エミレーツ航空は7月1日からドバイ~成田便にA380を再投入する予定でしたが、思うように日本の入国制限が緩和されず延期となってしまいました。シベリアルートが使えなくなってしまったがゆえに、中東乗継の需要は高くなっているであろうに…

とはいえ徐々に制限は緩和されていますから、またA380の姿を見ることができるようになるはずです。

 

C-GVIJ / Cargojet Inc. / Boeing 767-300ER BDSF

これでもかとばかりに目立つDHLカラーをまとったのは、昼間2機が翼を並べていたカーゴジェットの機体です。DHLカラーだとどこの航空会社が運航しているのかさっぱりわかりません。
一応コクピットの後ろに「Operated by CARGO JET」というロゴは入っていますが…

この機体はエールフランスで運航されていた旅客型を貨物機へと改造したもの。ボーイング自身が手がけた「BCF型」ではなく、イスラエルにある企業が改造を手がけた「BDSF型」というモデルです。

 

JA06GR / Spring Japan / Boeing 737-800

こちらのスプリング・ジャパンは2代目のデザイン。桜のデザインが消え、親会社の春秋航空をアピールするかのように「SPRING」の文字が強調されるものになりました。

 

A7-BBI / Qatar Airways / Boeing 777-200LR

今日の撮影のクライマックス、カタール航空のワールドカップ特別塗装機が降りてきました。当然ながらみんなこれが目当てなので、見渡すとかなりの撮影者が詰めかけていました。

うーん、大勢の期待とは裏腹にすっきりとは晴れませんでした。まぁとりあえずスポッティングカットは収めたので良いことにしましょう。以前に撮影している機材ですしね。