あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

↓活動拠点のホームページはこちら↓
https://cyberperorist.web.fc2.com/

2019年2月22日:新宿→松本→千葉

_DSC7887
_DSC7887 posted by (C)あさかぜみずほ

およそ半年ぶりのバスタ新宿へやって来ました。毎日毎日仕事ばかりでウンザリしてしまいます。先月のシンガポール旅行だって危うく勤務の都合がつかず行けなくなるところだったのですから。

というわけで職場にカンヅメでは頭痛や肩こりがひどくなる一方なので、E257系乗り納めも兼ねて非番で松本の温泉へ繰り出すことにしました。

往復ともJR中央線特急ではお高いので、往路は高速バスで…

_DSC7905
_DSC7905 posted by (C)あさかぜみずほ

「あずさ」とバトルを繰り広げる中央高速バスの松本線。日中はおよそ1時間に1本が運行され、片道の所要時間は3時間20分程度と「あずさ」に比べると50分ほど多くかかります。一方運賃は通常料金で3,800円とおよそ半額、1,000円足すとグリーン車ばりの大型シートに座れます。

対抗してJRもオンライン限定の「トクだ値」を設定したりして、高速バスと熾烈な争いを繰り広げています。

IMG_5487
IMG_5487 posted by (C)あさかぜみずほ

満席と表示の出ている松本ゆき5907便は定刻通りバスタ新宿を発車。すぐに首都高4号線へと入り、中央道へ抜けて西へと向かいます。

1,000円プラスで乗れる「Sクラスシート」は広々として快適です。2+1列の夜行高速バスと同じ配置で、充電用のコンセントも備えています。もちろん前の座席との間隔も広くなっていますが、1便当たり3~6席しか設定のない貴重品。

_DSC7913
_DSC7913 posted by (C)あさかぜみずほ

_DSC7917
_DSC7917 posted by (C)あさかぜみずほ

2時間弱で休憩ポイントである中央道双葉SAに到着します。バスの車窓からは遠く南アルプスの山々が見えるほどの良い天気です。さすがに暖かいといえるほどの気温ではありませんが…

_DSC7924
_DSC7924 posted by (C)あさかぜみずほ

ほぼ定刻通り松本バスターミナルに到着しました。ここから目当ての温泉を目指して20分ほど歩きます。

_DSC7936
_DSC7936 posted by (C)あさかぜみずほ

立派な山々を望みます。東京や平たい山ばかりの千葉ではとても見られない光景で、長野が四方を高い山に囲まれた土地であることを実感します。

_DSC7945
_DSC7945 posted by (C)あさかぜみずほ

温泉へ入る前に腹ごしらえです。温浴施設が入っているのと同じ敷地内に豚肉の生姜焼きを専門にした「豚さん食堂 http://buta3shokudo.buta3.jp/ 」がありますので入ってみましょう。

IMG_5490
IMG_5490 posted by (C)あさかぜみずほ

生姜焼きに使う部位は肩ロースとバラから選べます。あさかぜはオーソドックスな肩ロースを選択。

寒さで冷えた体を温めるようにショウガがたっぷり入っています。肉も柔らかくておいしい。肉の量は3種類あるので、お腹の調子や空腹度に合わせてどうぞ。

_DSC7948
_DSC7948 posted by (C)あさかぜみずほ

腹ごしらえを済ませていざ温泉へ。松本駅の北西に少し行った「なぎさライフサイト」の敷地の中に「湯の華銭湯 瑞祥松本」があります。本店は上山田温泉にあってそこから毎日運んでくるのだそう。だから「銭湯」と名乗っているのでしょうが、温まって体を伸ばせれば何も言うことはありません。

スーパー銭湯のように様々な湯船が用意されていて、そのうちの一部が温泉水を沸かした湯船です。いいことなのか悪いことなのか、最近になってつくづく温泉のありがたみがわかってきた気がします。

【公式】湯の華銭湯 瑞祥松本

http://zui.sakura.ne.jp/index.php

IMG_5493
IMG_5493 posted by (C)あさかぜみずほ

瑞祥では長野県産のそばをセットにした入浴券が販売されていました。せっかくですからそばも味わっておきたいところです。割とお腹はいっぱいですけどね…

そば湯までセットでついてきて本格的です。そばの香りを楽しんでいる内に案外あっさりと1人前いけてしまいました。

_DSC7953
_DSC7953 posted by (C)あさかぜみずほ

温泉に入ったあとは自分へのお土産を探しに行きます。温泉から歩いて松本駅に戻り、さらに駅の反対側へ。1本道を入ったところに長野県産のお酒だけを扱う酒屋さん「中島酒店 http://www.mcci.or.jp/www/sasuichi/」があります。地酒はもちろん、ワインや地ビールを中心に扱っています。

あいにくあさかぜはワインが今ひとつ苦手なので、大好きな日本酒を探しに行きます。

_DSC7956
_DSC7956 posted by (C)あさかぜみずほ

日本酒を買ってから松本駅構内のコンビニでつまみを探していると、突然「やあ、久しぶり」と肩をたたかれました。何かの人違いだろうと思って顔を上げると、大学同期の兄貴氏が立っていました。なんたる偶然!

暇人の彼はわざわざE353系に乗りたいがために松本を往復しているのだとか。しかも颯爽とグリーン車に消えていきました。金持ち…!

_DSC7978
_DSC7978 posted by (C)あさかぜみずほ

一方あさかぜは30分後の「あずさ」30号で千葉まで戻ります。学生時代は新宿~千葉間で時折お世話になった列車でしたが、全区間乗り通すのは今日が初めてです。

_DSC7990
_DSC7990 posted by (C)あさかぜみずほ

3月のダイヤ改正中央東線の特急が全てE353系に統一されるのに伴い、2002年以来E257系で運転されてきた千葉発着の「あずさ」もいよいよ新型車両に置き換えです。

ちなみに上の方で触れた「トクだ値」ですが、実は35%引きで買えるのは新宿まで。高速バスとの競合区間ゆえに高い値引き率の運賃・料金が設定されているのであり、これが競合相手のいない千葉までとなると無割引の正規運賃・料金しかありません。たった30分の違いで3,000円ほども金額が変わってくるのは、致し方ないとはいえ何だか納得のいかないものです。

_DSC7999
_DSC7999 posted by (C)あさかぜみずほ

甲府を出る頃には車内はほぼ満席となりました。何もない平日だというのに盛況です。長野や山梨への出張という人の利用もそれなりにあるのでしょう。

そして八王子と新宿でどっと人が降りました。振り返ってみると自由席は新宿から乗ってくる人でほとんど満席。一方こちらの車両は指定席料金を払ってまで新たに乗ってくる人はほとんどいません。

座席に描かれている菱形は甲斐国を治めていた武田氏の家紋「武田菱」をモチーフにしたもので、車体にも同じように菱形のデザインが数パターン用意されています。JR東日本にしては画期的な車体デザインだったと思いますが、E353系になってなくなってしまったのは残念です。

_DSC8004
_DSC8004 posted by (C)あさかぜみずほ

振り子車体で車両の絞り込みがきつかったE351系に比べると、E257系の車内は広く感じられます。

振り子装置が非搭載なので当然カーブでの速度制限はE351系よりも厳しいものとなりましたが、車両そのものの性能向上でトータルの所要時間には大きな開きは生まれなくなったようです。E351系の故障によって「スーパーあずさ」の代走に入ったときも、大きな遅れにはならなかったという乗車記も読んだことがあります。

_DSC8008
_DSC8008 posted by (C)あさかぜみずほ

松本からおよそ3時間をかけて終点の千葉に到着しました。到着した車両は幕張本郷駅そばの車庫に引き上げて清掃を受け、再び翌朝の「あずさ」に充当されて南小谷へと向かうロングラン運用に入ります。

ホームライナーの役目も兼ねている列車なので3月のダイヤ改正でどうなることかと思っていましたが、千葉発着は存続するようで何よりです。車両を留置するにしても、幕張車両センターなら余裕があるのかもしれません。

_DSC8022
_DSC8022 posted by (C)あさかぜみずほ

あさかぜ以外にも「あずさ30号」を目当てに乗ってきていた人がいたようで、写真を撮っている姿を見かけました。中央東線の主として君臨していた割には地味な存在だったので、「あずさ」「かいじ」からの引退を惜しむような人なんていないものだと勝手に思っていましたが…

ま、「あずさ」「かいじ」から消えたとしても、今後は東海道線の「踊り子」なんかで見たり乗ったりする機会があるわけです。その頃にはどんな化粧直しを受けているのか、第2の人生も楽しみですね。