底辺社会人の趣味(だけ)空間neo

旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログ

2020年2月20日 【成田空港 後編】

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芝山鉄道に乗って東成田駅へ、さらに連絡バスに乗って成田空港第1ターミナルへ向かいます。
芝山千代田駅のそばにある駐車場は芝山鉄道利用者なら300円ですし、温浴施設「空の湯」を使うのなら無料。1時間ぐらいターミナルに滞在するなら芝山鉄道に乗ったほうがおトクです。

…40分に1本しかない、という便の悪さを除けば。

 

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HL8092 / Korean Air Lines / Bombardier CS300

ボンバルディア・CS300改めエアバス・A220が出発します。今のところ国内に乗り入れているのは大韓航空のみ。小さな機体に対して太いエンジンが特徴的です。
ボンバルディア時代に製造された機体のはずですが、機体後方のロゴは「Airbus A220-300」に直されています。

 

 

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VQ-BQD / Aeroflot - Russian Airlines / Boeing 777-300ER

アエロフロートも羽田への移転を発表しました。成田便はやはり運休ということで、事実上の成田撤退です。スカイチームがごっそり抜けていき、成田空港第1ターミナルの一角はずいぶん寂しくなります。

 

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HL7640 / Asiana Alirlines / Airbus A380-800

イースター航空同様に売却話の進むアシアナ航空。コスト削減といえば4発機の処分、というのが定石となっている現在、A380の将来は明るくないのかもしれません。数が多ければエミレーツ航空のようにスケールメリットも見えてきますが…

 

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B-2505 / YTO Cargo Airlines / Boeing 737-300SF

YTOエアカーゴは貨物機にしては珍しくちょっとした特別塗装。機体後部に入るロゴは中国のアリババグループが運営する「Taobao」というオンラインのショッピングモール。日本で例えれば楽天市場のようなものでしょうか。ユーザー数は1億4千万人以上あって、規模は日本の比ではありませんけどね。

 

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JA220A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N

10機まで増えたANAのA320neo。従来モデルと違って現在のところneoは国際線のみで運航されています。
この10号機は去年11月にデリバリーされたばかりの新品。各部がまだピカピカです。

 

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N504DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900

すぐそばにデルタのA350がスポットインしてきました。
なめらかな形状をした主翼端のウイングレット、低燃費な大口径のエンジン、経済性と快適性を兼ね備えたわずかにタマゴ型になった機体断面。15年20年の間に旅客機は派手ではなくとも大きく進歩しました。こういう趣味をしていなければそんな技術の進展には気づいていなかったかもしれません。

ちなみにコクピットまわりの黒縁は6枚窓であることを目立たなくするため、なんて話を聞いたことがあります。ライバルのB787は曲面ガラスを用いた4枚構成ですが、A350は従来どおりの平面ガラス6枚。この方がメンテナンス面では有利ですが、最新技術よりは見劣りしてしまう。なので窓まわりを黒く縁取って一体感を演出している、というわけです。

 

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N2749U / United Airlines / Boeing 777-300ER

ユナイテッド航空の新塗装が降りてきました。新しいデザインの導入から半年以上経ってようやくの撮影です。せっかくなのでちょっとアップで見てみましょう。

 

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N2749U / United Airlines / Boeing 777-300ER

まずは機体の前半分から。
UNITEDのロゴは紺色から少し明るい青色へ変わっています。紺色はコンチネンタル航空の色、この青色は2社が統合する前にユナイテッド航空が使っていた青色でしょう。
B787から導入された曲線を描く塗り分けですが、これも金色だった帯はコンチネンタルの紺色に。うまい具合に2社の雰囲気を残しています。

 

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N2749U / United Airlines / Boeing 777-300ER

機体の後部の塗り分けも基本的にB787と一緒。
そして特徴的なのは垂直尾翼のデザインです。ユナイテッドの青色をベースに描かれているのは、コンチネンタル航空時代に使われていた地球儀の図柄。両社の美しい融合の形が現れていて、個人的に感動を覚えるほどです。

今までのユナイテッド航空の機体デザインはコンチネンタル航空のものをそのまま踏襲していましたが、ここへ来て完璧なまでに2社の血統を主張しすぎることなく表すものになりました。素晴らしいですね。

 

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N224UA / United Airlines / Boeing 777-200ER

参考までに今までのユナイテッドのデザインがこちら。コンチネンタル時代を知っている人からすれば、ロゴ以外は全くユナイテッド成分の存在しないカラーリングでした。

 

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B-18610 / China Airlines / Boeing 737-800

例の新型コロナウイルスの影響でしょうか、驚くことにあの台北ゆきのチャイナエアラインCI101便がまさかのB737-800で運航です。にわかには信じられません。
CI100・101便は普段ならA350-900、日によってはB777-300ERやB747-400で運航されているほどの高需要路線です。それが1/3程度の収容力しかないB737での運航になっているだなんて…最初はFlightradar24のバグかと思っていたほどです。東アジアはもしかしなくても大変なことになっているのかもしれません。

 

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HL8025 / Korean Air Lines / Airbus A330-300

韓国でもウイルスの感染者数が増加傾向にあります。不買運動で以前ほどの勢いがないとはいえ、隣国である以上は結びつきも密接です。現状ではどういった経路で感染するのか、どれぐらいの潜伏期間でいつから感染力を持つのかなどはっきりしない部分も多く、何をどうしていけばいいのやらといった情勢…

というかこのまま感染拡大が進んでしまうと、まさに今A330で到着したソウル発成田経由ホノルルゆきの大型化がなくなってしまうかもしれません。ヒコーキマニアにとってもただ事ではないのです。一日でも早い収束を願ってやみません。

 

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先ほど来た経路を芝山千代田へ向かって戻ります。東成田駅の入口近くからは3本の管制塔を見上げることができます。

一番右は現在使用されている「新管制塔」で、地上走行などを司るグランド、空港周辺の状況を見て離着陸の許可を出すタワーなどの部署が集まっています。
中央は「旧管制塔」。ターミナル近くの飛行機の動きを指示する「ランプコントロール」という部署で、ここは管制官ではなく成田国際空港の社員が担っている日本で唯一の例です。
旧管制塔は使用開始から40年以上が経ち、老朽化が著しくなってきました。そこで新たに「ランプコントロールタワー」として建設が進んでいるのが一番左の塔です。今年9月から運用が始まる予定で、旧管制塔は2021年に取り壊しされることになっています。

 

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令和になったとはおよそ思えない駅構内で芝山千代田ゆきを待ちます。これはこれでいつまでも残って欲しい昭和の雰囲気ですね。

「空の湯」で温泉に入って今日のスポッティングはおしまい。