JA218A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N
中国の武漢で発生した新型コロナウイルスの報道が毎日ニュースを賑わせています。日本でもじわりじわりと感染者数が増えており、対岸の火事とは思っていられない情勢になってきました。
中国では多くの人が移動する春節を延長し、逆に外へ出ず社会活動を抑え込むべく動いていますが果たして…
今のところ感染者数の少ない中国北部への便は引き続き運航を続けているようです。
TF-FIW / Icelandair / Boeing 757-200
どこからどう見てもアイスランド航空の機体ではありませんが、書類上は2018年から同社所属と言うことになっているB757。
機首近くに入っている「Abercrombie & Kent」というのはアメリカの旅行会社で、主にチャーター機を使用した豪華なツアー旅行を企画しているようです。おそらくアイスランド航空に運航を委託しているのでしょう。
標準では2クラス200席を配置できる機内にはファーストクラスのみが50席。7名の専属クルーが乗り込んで至れり尽くせりの旅を提供してくれるという触れ込みです。標準でも7,000km以上の航続距離を持つので、50席にしておけば10,000kmぐらいは優に飛べるのでしょう。
9M-MAG / Malaysia Airlines / Airbus A350-900
久しぶりに見かけたマレーシア航空の「Negaraku(マレー語で「我が国」の意)」塗装。朝夕の2往復ともA350へと統一されているので、見かける回数はかなり多いように感じます。
N508KZ / Atlas Air / Boeing747-400F
博物館の展望台から見える貨物エリアに駐機されているのは元日本貨物航空のジャンボフレイター。Flightradar24の情報ではアメリカの新興企業「Flexport フレックスポート」の塗装になっていましたが、いつの間にかいつもの白一色へと戻されてしまったようです。
OY-KBC / Scandinavian Airlines System / Airbus A340-300
羽田空港への移管が発表され、機材もA350-900に刷新されることも併せて発表されたため、スカンジナビア航空のA340-300が見られるのもあと1ヶ月ほどとなってしまいました。スイスはすでにB777へ更新されているため、成田に定期便で入ってくる最後のA340となっています。
JA73NK / Skymark Airlines / Boeing 737-800
おなじみの姿となったスカイマークのサイパン便。サイパン便の定期化と同時に成田~中部便も週2便が開設されました。こちらは乗継というよりは回送の意味合いが強く見られる路線で、セントレアを早朝に出発し夜遅くに戻るダイヤが設定されています。重要な整備のできる設備を1日1往復しか発着しない成田には用意していないからでしょうね。
LX-TCV / Cargolux Italia / Boeing 747-400F
週2便がミラノから運航されているカーゴルクス・イタリア。ルクセンブルクから本家カーゴルクスも就航しているのですが、あいにく曜日が合わずまだ見ることができていません。
HS-LAK / Thai Lion Air / Airbus A330-900
タイ・ライオンエアはおなじみとなったA330neoで出発していきます。今のところ成田で見られるA330neoはタイ・ライオンエアとデルタ航空の2社だけなので、来月末からは最新機種なのに1日1回しか見られない貴重品になってしまいます。
LX-TCV / Cargolux Italia / Boeing 747-400F
カーゴルクス・イタリアがすぐそばの貨物エリアにスポットイン。カーゴルクス系列は日本貨物航空と共同運航を行っているのでこの南部貨物地区に発着しているようです。
M-WANG / Keystone International Co Ltd / Dassault Falcon 7X
電子機器や半導体の製造部品などを取り扱う「キーストンインターナショナル」という企業が保有しているらしいダッソー・ファルコン。日本の企業ですが、このファルコンの機体番号はイギリスの自治領であるマン島のもの。
日本にはほとんどなじみのないマン島ですが、その手の人からはタックスヘイブンとしても知られています。日本で持つには税金が高すぎる!と判断してマン島へうまく逃しているのでしょう。航空大国アメリカと比べると、日本で飛行機を所有することの難易度は税金や駐機場など様々な面でだいぶハードルが高いそうです。
9V-SKZ / Singapore Airlines Limited / Airbus A380-800
シンガポール航空は午前中の便に引き続きA380を投入しています。所有するA380は2017年末に投入した新造機に合わせたリニューアルが進められており、豪勢なスイートが減る代わりにプレミアムエコノミーが増やされています。
今はビジネスクラスのサービスレベルが大幅に向上しているので、ファーストクラスやその上のスイートクラスの需要は10年前に比べると大きく減っているのでしょう。なにせ長距離便ではビジネスクラスがベッドになるのが当たり前ですからね…
HB-JNA / Swiss International Air Lines / Boeing 777-300ER
さて、スイスのB777-300ERがチューリッヒに向けて飛び立つのを見届けたあとで、お昼を食べがてら第1ターミナルの展望デッキへ出かけることにします。
晴れていれば逆光となってしまう場所ですが、今日の天気ならその気配はないので差し支えないでしょう。本当は晴れるのが一番ですが…
>> つづく <<