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チャンギ空港から地下鉄で1駅、Expo（エキスポ）駅で下車します。駅の近くからバスで移動するとよりよい撮影ポイントへ到達するそうですが、ひとまず今日は教えてもらった近くの場所で撮影することにします。
駅前にある「Changi City Point」というショッピングモールを抜けてすぐ右側にある交差点が撮影ポイント。ちょっと左側のビルが邪魔ですが、とりあえずは充分でしょう。
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B-16725 / Eva Airways / Boeing 777-300ER
台湾なんてすぐその辺にある印象ですが、エバー航空のシンガポール便は長距離向けのB777-300ERを投入しているようです。
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A7-ANB / Qatar Airways / Airbus A350-1000
羽田にも2019年1月1日から就航しているカタール航空のA350-1000。羽田発着は夜間なので撮影が至難ですが、図らずもシンガポールで明るいうちに撮影できました。
機体の長さは-900より7m弱伸びました。普通は大型化すると航続距離が短くなるのですが、A350の場合は両者でほとんど変わりません。-1000では主翼の形状が-900と異なり翼の面積が増え、主翼に入る燃料タンクもその分容量が増えたので、結果としてほとんど航続距離の違いがなくなったのでした。
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9V-TRQ / Scoot Tigerair / Airbus A320-200
こちらがタイガーエア改めスクート・タイガーエアとなった塗装です。ご覧の通り機体のカラーリングはスクートそのもの。タイガーエアの名前と塗装を残すのは、今や資本関係さえなくなったタイガーエア台湾だけになってしまいました。
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9V-JSN / Jetstar Asia Airways / Airbus A320-200
「Jetstar★」ではなく、「.com」になっているジェットスター・アジアの機体。デザインとしてはこちらの方が古いそうです。
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B-1749 / Xiamen Air / Boeing 737-800
日本でもおなじみ、厦門航空のB737-800が降りてきました。
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9M-AGA / AirAsia / Airbus A320-200N
事業規模拡大と従来からのA320の置き換え用として、エアアジアは大量のA320neoを発注しています。シート配置やトイレ構造の見直しでA320neoは従来の180席からさらに8席増やせるようになりました。徹底して詰め込み仕様です。
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G-XLEG / British Airways / Airbus A380-800
ブリティッシュ・エアウェイズは虎の子A380をシンガポールへ投入しています。過去の統治の歴史からイギリスとの結びつきが強いのがシンガポールで、街のどこでも英語が通じますし、クルマは左側通行です。
街中のきれいさも相まって、なんだかあまり外国へ来た気がしていないのですが…
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9M-LCM / Malindo Air / Boeing 737-800
だから君はマリンドなのかバティックなのか、どっちかにしてくれないか…
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HS-PGT / Bangkok Airways / Airbus A319-100
タイで主にリゾート輸送を担当しているのがバンコク・エアウェイズです。日本への乗り入れは10年ほど前に途切れたままですが、日本航空のコードシェア便に名前を連ねているので社名ぐらいは見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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9V-SCA / Singapore Airlines Limited / Boeing 787-10 Dreamliner
シンガポール航空のB787-10もずいぶん増えてきた印象があります。A330の置き換えを目指してこれから勢力を拡大していくのかもしれませんが、A330もかなりの規模を保っているので当面両者の共演は続くことでしょう。
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9V-SSD / Singapore Airlines Limited / Airbus A330-300
撤退あれば新規路線へ抜擢されることもあり、A330もせわしなく飛び回っています。
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VN-A696 / Vietjet Air / Airbus A320-200
この頃急速に規模を拡大しているベトナムの航空会社、ベトジェットエア。成田にもA321neoで乗り入れてくるようになりました。日本航空がコードシェアを行っているのでFSCかそれに準ずるものかと思っていたら、至って普通のLCCなんですね。
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B-LRQ / Cathay Pacific / Airbus A350-900
香港を代表する航空会社と言えばやはりキャセイパシフィック航空です。貨物専業のエア・ホンコンや香港ドラゴン航空を完全子会社化しキャセイドラゴン航空に改めるなど、香港の航空界を牛耳る大企業です。
なかなか成田にはやってこないキャセイのA350ですが、最近は機材変更などでA330の代わりに入ってくることも多くなってきたように思えます。数日ずらせばあさかぜも乗れたんですけどね…
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B-7832 / Air China / Boeing 787-9 Dreamliner
エア・チャイナのB787はなかなか日本に姿を見せてくれません。成田でもA330ばかり見ている印象です。B787は最新機材と言うこともあって、機内のシートはかなり良くなっているようです。美食の国でありながら機内食は…といった感じらしいですけれども。
あさかぜからするとスターアライアンスだとマイルが貯まらないので、いくらビジネスクラスが安くてもうまみがないんですよね…
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A5-RGF / Drukair - Royal Bhutan Airlines / Airbus A319-100
こちらはブータンのフラッグキャリア、ロイヤルブータン航空。Druk＝ドゥクとはブータンの象徴である雷竜のことを示しているそうです。
ブータンの首都郊外にあるパロ空港から乗り入れています。ジェット機はA319のみ3機の保有。
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PH-BVD / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-300ER
KLMはスカイチーム特別塗装で到着。
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PK-GDA / Penerbangan Garuda Indonesia / Boeing 737-8 MAX
ガルーダインドネシア航空が1機だけ運航しているB737MAX。日本ではまず撮影できない機材なので助かりました。
同社のオーダーは50機ですが、2017年に納入されたこの1機だけで今のところ納入が止まっています。
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D-AIMA / Deutsche Lufthansa AG / Airbus A380-800
ルフトハンザのA380を見るのなんていつ以来でしょう。およそ8年ぶり…？
羽田便にA380を入れたい様子ですが、混雑を理由にルフトハンザはお預けを食らっている状態です。A380の飛び立ったあとは後方乱気流が収まるのを待つために、およそ3分間飛行機が離陸できません。ひっきりなしに離陸機が存在する羽田空港ではそんな制限のあるA380は邪魔、というわけです。一応受け入れられる設備はあるんですけどね。
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PK-AXT / Indonesia AirAsia / Airbus A320-200
中・長距離便は失敗に終わったインドネシア・エアアジアXですが、短距離を中心に運航するインドネシア・エアアジアは元気に運航を続けています。
カラーリングはどこも本家エアアジアと変わらないため、外からではさっぱり区別がつきません。鼻先に入る国旗ぐらいが判断基準です。
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9V-SLO / Silk Air / Airbus A320-200
ボーイング737シリーズで運航されている印象の強いシルクエアーは、保有機材のおよそ半数が実はエアバスA320とA319です。とはいえB737MAXで置換えが順次進められていて、残りの活躍期間はそんなに長くはなさそう。
2018年5月に親会社のシンガポール航空との統合が発表され、今後は親会社に合わせたシートやサービスの改良が行われていく予定です。
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VH-OQG / Qantas Airways / Airbus A380-800
さすがのA380でもオーストラリアからイギリスへは直行できないため、カンタスは経由便での運航です。18年3月まではドバイ経由でも運航しており、エミレーツのA380専用ターミナルを使うことで話題を集めました。現在はシンガポール経由のみで運航中。
こちらはロゴのフォントとカンガルーがダイエットした新塗装。
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VH-OQJ / Qantas Airways / Airbus A380-800
同じようなタイミングで旧塗装も降りてきたので見比べてみましょう。
よく見てみると確かに細部が異なりますが（銀色が差されていたりとか）、ほとんど新旧でデザインの印象が変わりません。エアカナダのようにガラッと印象を変えるエアラインがある一方で、カンタスはかなり地味な部類に入ります。
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VT-JWS / Jet Airways / Airbus A330-300
インドのフルサービスキャリア市場を一時期席巻していたジェットエアウェイズ。一方でLCCインディゴの台頭や、ビスタラのような新たなFSCの設立・参入でインドの航空会社も競争が激しくなっています。
13億人も人口がいれば何とでもなりそうな気もしますが、そう簡単なお話ではないようです。
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9V-SKH / Singapore Airlines Limited / Airbus A380-800
シンガポール航空と言えば世界最初のA380オペレーターとしても有名になりました。既存のファーストクラスを超える「スイート」はもはや座席ではなく部屋。A380の大きさと収容力だからこそできた技でした。
何より、既存の枠にとらわれない考え方ができた発想力こそ重要だったのかもしれません。ANAがA380をまもなく導入するわけですが、どうにも「目新しさ」という面では他社に見劣りするのは否めません。
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JA701J / Japan Airlines / Boeing 777-200ER
海外で日本の航空会社の撮るとなんとなく特別感がある…？そんなことはないですね。
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OH-LWL / Finnair Oyj / Airbus A350-900
フィンエアーのA330とA340に採用されていたフィンランドのファッションブランド「マリメッコ」とのコラボ塗装。A350でも予想通り採用となりました。成田ではいつも行けないタイミングで飛来していましたが、ようやくシンガポールまで来て撮影の機会に恵まれました。
前の2つに比べると、どの辺がMarimekkoなのか今ひとつわかりづらい…ファッションに詳しい人なら見ればわかるのかもしれませんが。
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9V-SGD / Singapore Airlines Limited / Airbus A350-900
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9V-SMH / Singapore Airlines Limited / Airbus A350-900
写真の2枚、どこからどう見てもそっくり同じなのですが…上の写真が超長距離型のA350-900ULR、下が標準のA350-900です。
16,000km以上の航続距離を実現するため、ULRでは燃料タンクの増設に加えて主翼端のウイングレットも改良が加えられているそうです。写真で見る限りではいったいどこが改良されたのかさっぱりわかりませんけどねぇ。
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HB-JNA / Swiss International Air Lines / Boeing 777-300ER
スイスインターナショナルがA340-300の後継機として導入を進めているB777-300ER。A340に比べると収容力は100席以上も増加しました。いつかは成田にも投入されそうな雰囲気です。
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B-16406 / Eva Airways / Boeing 747-400BDSF
2017年8月に旅客型のジャンボが引退した台湾のエバー航空。一部の機体はこうして貨物機へ改修されて運航を続けています。この機体はそもそも旅客・貨物混載型のB747-400Mとしてエバー航空に納入されたもので、2009年に完全な貨物型への改造を受けて現在に至っています。
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朝からずっと撮影し続けて疲れたのでホテルへ戻ることにしましょう。Expo駅まで歩いて戻ってくると、柱の広告に目が止まりました。
「しゃぶ菜」…？
行ったことあるぞここ。もちろん都内で。
東南アジアでは日本食が人気だとは聞いていましたが、しゃぶしゃぶ屋まで進出してきているんですね。後ろに写るのはホンダ・フリードと日産・エクストレイルですし、日本と大して変わらない光景に頭を抱えます。
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ホテルへ戻ってからしばらく寝てしまいました。すっかり外は夜です。
夜ご飯を買いにいくついでで、ホテルのすぐ裏にあるスーパーマーケット「Fair Price」へビールを買いに行きます。シンガポールでは未成年の飲酒を防ぐという名目で23時以降はお酒を売ってくれません。手遅れになる前に「タイガービール」4本パックを白・黒を1つずつ買って、ホテルの冷蔵庫に入れておきます。
ビールの値段は日本より少し高いぐらい。
白黒飲み比べてみましたが、日本のビールとほぼ変わらないのは黒。白は独特の香りがあってちょっと甘い感じがします。どちらもおいしいですが、日本の味が恋しいなら黒をオススメします。
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夕食を求めてウロウロしましたが、たどり着いた先は何の変哲もないバーガーキングでした。まぁ普段日本にいるときは立ち寄らないのでちょうどいい機会です。
「海外は何も言わなくてもポテトにケチャップをつけてくれるからうれしい」
なんて食べていたら、めっちゃ辛い…！
ちゃんとパッケージにはChili Sauceと書いてありました。さすがチリソースの国、ポテトにまで…
一人で2本を空けたらへべれけになってしまいました。そのままベッドで昇天…
