新年あけましておめでとうございます。今年もまた実りのない1年を過ごしそうですが、せいぜい趣味だけは精力的に続けていきたいと思います。
2017年に入ったことですし、2016年に何をしたかを振り返ってみます。
そんなこと昨年内にやっておけって話ですが、結局年内はなんだかんだでやっている暇がなかったのです。
そういうわけで、ヒコーキだらけだった2016年を今更ながら振り返ってみます。
■ 1月
IMGP2471 posted by (C)あさかぜみずほ
アリタリア航空の新塗装が登場。
垂直尾翼のデザインは細部は変わったもののほぼそのまま。窓の下に引いてあった緑色の横一本の線(チートライン)が消されています。
他にもお腹にAlitaliaの文字が入り、さすがイタリアと驚嘆するほどの美しいデザインになりました。以前のデザインもシンプルでよかったですが、これはズルいぐらいカッコいい。
IMGP2545 posted by (C)あさかぜみずほ
トランスアジア航空も機材が大型化され、導入されたばかりのA330-300が成田便に投入されていました。
ところがしばらく経ってから以前のA320/A321へと機材が戻され、11月にはまさかの会社ごと解散という予想だにしなかった展開へと進むのでした。
TNAのA330がきれいに撮れたのはこのときぐらい…
IMGP3226 posted by (C)あさかぜみずほ
FedExのMD-11Fはかなり数を減らしました。明らかにB777Fが年明けの時点で増えていたのですが、結局春以降はほとんどすべてがB777Fへと変わっています。
今までMD-11Fじゃない方が珍しかったのに、今やMD-11Fは本当にレアもの。旅客機の世界ではとっくに不要となった3発機ですが、貨物機の世界でももはや風前の灯火です。
IMGP3636 posted by (C)あさかぜみずほ
減っていると言えば旅客型のジャンボも。
午前中に来るタイ国際航空のうち1便はB747が常連でしたが、現在はB777やA330で来ることがほとんど。ここしばらくジャンボの姿を見ていません。
これはタイに限った話ではなく、世界的に旅客型B747は急速に数を減らしています。後継機が決まっているエアラインも多く、成田でさえ見られなくなるのも時間の問題です。
IMGP4414 posted by (C)あさかぜみずほ
1月14日からLOTポーランド航空のワルシャワ便が新規就航。将来的には増便を検討しているそうですが、当面の間は週3便ということで。
機材は同社最新鋭のB787-8ですが、どうにもきれいな状態で来ているイメージがありません。いつも薄汚れている…
IMGP4520 posted by (C)あさかぜみずほ
1月末は久しぶりの北海道へ。観光地であろうとなかろうと、どこへ行っても中国人と韓国人ばかり。固まってるし騒がしいしマナーも守れないし、いいことがありません。
LCCの普及で人や物の行き来は活発になったのでしょうが、結局は金がなくて知能も低い、お呼びじゃない連中も入ってくるようになってしまったのは考え物です。品性のない連中には「おもてなし」なんてしてやる必要ないのです。
IMGP4687 posted by (C)あさかぜみずほ
まだこのときは廃止日が発表されていなかった…ような気がする留萌本線の末端区間。車内は私を含め鉄道マニアでいっぱいでしたが、地元民の利用はほぼない様子。
横に立派な道道が併走しているわけですから、そりゃ鉄道よりは便利なクルマやバスに流れるわけです。
IMGP4818 posted by (C)あさかぜみずほ
IMGP4810 posted by (C)あさかぜみずほ
そして夜行急行「はまなす」を1両まるまる貸し切っての移動は本当に素晴らしかった。2段寝台に仲間と腰掛け、酒を飲み交わしながら鉄道談義に花を咲かせる。鉄道マニアにとってはこれ以上ない至福の時間かもしれません。
そんな充実した旅の合間にふと感じるのは、こういうことをできる列車がこの「はまなす」を最後に消える寂しさ。時代に取り残されたものはこうして消えていくのも、世の中の流れです。
IMGP4832 posted by (C)あさかぜみずほ
盛岡発着の「はつかり」時代から活躍していた485系も3月のダイヤ改正で引退。
■ 2月
IMGP5026 posted by (C)あさかぜみずほ
さして大きな話題のなかった2月です。
羽田就航に伴い、ブリティッシュエアウェイズの成田発着便はB777-300ERから-200ERへと縮小。逆にその機材変更によって、バラのイラストが描かれた「GREAT」塗装が来ることもしばしばありました。
そして7月からもう一度機材が縮小されることになります。
IMGP5445 posted by (C)あさかぜみずほ
KLMのジャンボは当たり前の光景ですが、なかなか新塗装は来てくれませんでした。2016年は晴れた状態での新塗装を撮ることはかなわず…
そのまま9月初頭には成田からジャンボが撤退します。
■ 3月
IMGP6472 posted by (C)あさかぜみずほ
仕事の合間を縫って、同期のもりぞーと名古屋へ。小牧こと県営名古屋空港の展望デッキを訪れます。
IMGP6696 posted by (C)あさかぜみずほ
開発中の国産旅客機、Mitsubishi MRJのテストフライトを見ることもできました。前途はまだまだ厳しい道が控えていますが、なんとか成功にこぎ着けてほしいものです。
IMGP6856 posted by (C)あさかぜみずほ
このとき撮影していた、BAe-125の飛行点検機。この1ヶ月後、まさか鹿児島で墜落することになるとは…
乗員6名のご冥福をお祈りいたします。
IMGP6870 posted by (C)あさかぜみずほ
普段旅客機しか見ていないので、こうしたミリタリー機が飛び去るときの爆音には驚かされます。まさに耳をつんざくような音。好きな人にはこの迫力はたまらないでしょうね。
IMGP7699 posted by (C)あさかぜみずほ
翌朝はセントレアへ。
ANA STARWARS JETが朝一で撮影できたのはラッキーでした。国内線用のB767は国内を縦横無尽に飛び回るので、なかなか狙って撮影することは難しいのです。
IMGP7824 posted by (C)あさかぜみずほ
JTAの人気者、さくらジンベエ。
IMGP8138 posted by (C)あさかぜみずほ
去年の12月は完全に曇られてしまったANA「ゆめジェット」は今回晴天で撮影できました。
この機体は9月に重整備が実施され、通常通りのトリトンブルーに戻されて運用に復帰しています。
IMGP8221 posted by (C)あさかぜみずほ
路線拡大を進め、セントレアにも進出していた台湾のLCC、Vエア。しかし急な拡大が徒となったのか、9月30日に運航を停止し、親会社のトランスアジア航空へと吸収されました。
しかしそのトランスアジア航空も、前述の通り会社ごと消滅。とりあえず1年とされていた運航休止期間ですが、もはや復活は望めないでしょう。
IMGP8467 posted by (C)あさかぜみずほ
セントレアの名物と言えばドリームリフター。B747-400LCFというモデルで、一部からは「世界で最も醜い旅客機」とかいうあだ名まであるとか…
この巨大な胴体に、名古屋で製造されたB787の主翼を載せてアメリカの最終組立工場へと輸送されていきます。
そしてこの日、叔母が心筋梗塞で倒れたことを知らされます。
最初のうちは祖父がなった時のように、軽度のものだと思っていたのですが…
■ 4月
IMGP0067 posted by (C)あさかぜみずほ
数少なくなったキャセイの旅客型ジャンボは、日本でもなかなか見られなくなっていました。主に羽田に入っていたため、成田で見られたのは貴重。晴れていればベストでしたが、致し方ありません。
新しくできたばかりの「ひこうきの見える丘」は、以前からある非公式ポイントの「県道脇」に比べると、離陸機はちょっと遠め。
IMGP0087 posted by (C)あさかぜみずほ
昨年5月以来のシンガポール航空のA380 "SG50" 特別塗装は真っ暗で撮れず。残念です。
IMGP0313 posted by (C)あさかぜみずほ
オーストリアの新塗装が撮れたのもこのときが初めてでした。
IMGP0361 posted by (C)あさかぜみずほ
そしてANAのBB-8ジェット。これでANAのスターウォーズ特別塗装機は3機ともとりあえずは撮影できたことになります。
IMGP0537 posted by (C)あさかぜみずほ
京成のカレンダーに応募しようかと思った写真ですが、考えてみれば背景に写っているのは京急車。それじゃダメだよなぁ…
京成の沿線で撮っているので、京急のカレンダーにも応募できず。今年はリトライしたいところです。
IMGP1234 posted by (C)あさかぜみずほ
4月末。約3ヶ月ぶりに北海道は札幌へ。
新千歳空港の展望デッキは4月から開放されるので、光線のいい午後の時間帯を狙ってスポッティングです。神出鬼没のANA STARWARS JETは大人気。
IMGP1307 posted by (C)あさかぜみずほ
エンブラエル機の導入で退役の進むジェイ・エアのCRJ-200ER。
未だ以前の「太陽のアーク」塗装の機材が残っていますが、塗り替えられることなく引退していくことでしょう。
IMGP1796 posted by (C)あさかぜみずほ
初撮影のハワイアン。
羽田と成田へはA330でやってきますが、千歳へはB767で就航しています。
7月からは成田にもギリギリ撮れる時間で就航していますが、結局日の長い時期を逃して撮影できていません…
IMGP1854 posted by (C)あさかぜみずほ
週1便しか来ないロシアのオーロラですが、この日はたまたま増便されていて撮影できました。
そういえば成田に来るオーロラも、いつの間にかB737からQ400へと変更されていますね。
IMGP1985 posted by (C)あさかぜみずほ
翌日は苗穂駅を出てすぐのところで電車をスポッティング。
空気バネによる車体傾斜装置を停止したJR北海道のキハ261系ですが、早々にロゴも「Tilt261」から「HET261」へと変更されていました。
IMGP2255 posted by (C)あさかぜみずほ
車両の老朽化により、特急「大雪」の復活という形で運転区間の短縮が決定した特急「オホーツク」。このスラントノーズもまもなく見納めといったところでしょうか。
IMGP2264 posted by (C)あさかぜみずほ
苗穂工場には16年3月の北海道新幹線開業で役割を失った、789系0代の姿がありました。道央への転用はわかりきった話でしたが、まさか「ライラック」の名称が復活するという展開になるとは思いもよりませんでした。
前頭部の「HEAT789」のロゴがどう変化するのかも気になります。
IMGP2275 posted by (C)あさかぜみずほ
帰る日に撮影していた、トランスアジア航空のA330第1号機。
「エバー航空も就航したし、台湾需要ってのはずいぶんあるんだなあ」なんて感心していた覚えがあります。このときの姿から、いったい11月の有様をどうして想像できたでしょうか。
IMGP9987 posted by (C)あさかぜみずほ
いったいいつどのタイミングで成田に飛来しているのか、いまいちつかめないメガ・モルディブ。定期チャーター便という扱いのため、航空時刻表にも載らないのでつかみづらいエアラインです。
結局2016年中に撮影できたのは、お天気最悪のこの1枚だけ。
そもそもFlyteamの投稿画像を見ても最新のものは16年4月で終わっているので、もはや来ていないようですね。
>>中編へ続く<<