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泊り勤務を終えた朝。翌日が休みなので、少々「寄り道」をすることにしました。
というわけで、毎度のごとくスタートは東京駅から。車内で食べるお弁当を買ってから、東海道新幹線のホームに上がってきました。
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新幹線の車内でうつらうつらしたかったので、あえて遅い「ひかり」を選びました。10:33発の「ひかり」509号。JTB時刻表によれば、使用車両はN700系。
新造車両のN700Aが来て欲しいところですが…
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やってきたのはN700系X59編成。デビュー当初はZ59編成を名乗っていた車両でした。
N700A(正式にはN700系1000番代)のデビューに伴い、足回りをN700Aと同様にバージョンアップした編成がXを名乗り、N700系2000番代となりました。
JR東海のZ編成は順次X編成に、JR西日本のN編成はK編成へと改造が進められています。
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N700系は驚異的なペースで今も増備が続いています。
すべて16両編成で、Z・X編成が80本、G編成が11本、N・K編成が16本、F編成が1本の合計108編成1,728両。最終的には1999年にデビューした700系を置き換える計画です。
700系が置換対象とは信じられませんが、時代は進んだものです。
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従来通りの車内。ここで少しN700系の編成について整理しておきましょうか。
N700系0番代…Z編成。JR東海所属。N700系の原型で順次改造を実施中。
N700系1000番代…G編成。通称「N700A」。JR東海所属。現在増備中。
N700系2000番代…X編成。元Z編成、足回りをN700A同様に改良。
N700系3000番代…N編成。JR西日本所属。Z編成と同仕様。
N700系4000番代…F編成。通称「N700A」。JR西日本所属。現在増備中。
N700系5000番代…K編成。元N編成、足回りをN700A同様に改良。
N700系7000番代…S編成。JR西日本所属。九州新幹線直通用8両編成。
N700系8000番代…R編成。JR九州所属。S編成と同仕様。
開いている番号はもはや6000番代しかないN700系。他の新幹線車両を圧倒する規模を誇ります。
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明け番ということもあり、すっかり眠ってしまっていました。ふと車窓を見ると、どうやら静岡県内を走行中。富士山は!?
と慌てて車窓を見てみると、春霞なのか富士山は裾野がうっすらと見える程度でした。写真ではもはや明後日の方向を写していますが。
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少々早い時間ですが、眠りから覚めたのでお昼ごはんにしましょう。
東京駅の駅弁屋で購入した、苫小牧駅の駅弁「かにホタテ弁当」。東京駅では日本全国の人気ある駅弁が手に入るのが嬉しいところ。
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小振りな容器の中にはカニ、ホタテ、エビ。ご飯にもしっかり味がついています。駅弁ゆえ小さいのが少々難点ですが、味は上々。昨年の夏に食べた「かきめし」といい、北海道の駅弁はハズレがありませんね。
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豊橋駅に到着しました。「のぞみ」の通過待ちを行います。あさかぜが現在乗車中と同じN700系X編成が反対側に到着しました。「N700」のロゴの右下に小さくAが足されています。
http://n700.jp/wallpaper/index.html (JR東海N700系公式サイト)
ちなみにN700Aのロゴは「N700A 壁紙2」の通り、車両の帯から立ち上がる大きな「A」が描かれていますので、一目瞭然です。
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名古屋に到着。日中の「こだま」は名古屋で東京方面に折り返すため、名古屋から先の「ひかり」は代わりに各駅停車となります。
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岐阜羽島駅に到着。2面4線に加えて通過線2本を持つ立派な駅ですが、駅の規模に反して人影はまばら。遠くの方に見える、名鉄羽島線の新羽島駅にも3人だけ。
東海道新幹線は東海地震に備え、大地震発生時の脱線リスクを最小限に抑えるために「脱線防止ガード」(写真線路中央に並ぶ黒いレールのようなもの)の設置を進めています。現在は急なカーブや高速で通過するポイント、一部の鉄橋などの計140kmに設置が完了。
今後さらに設置区間を伸ばし、平成32年までに452kmに設置予定です。
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ちょうどいいタイミングで名鉄の電車が到着。
岐阜羽島駅の目の前にある名鉄の新羽島駅ですが、新幹線アクセスとしてはほぼ機能していません。もっぱら地元住民の通勤通学路線となっており、新羽島駅そのものも無人駅。
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米原に到着しました。ちょうどいい具合に改造前のZ編成が上り線に進入します。もう1つ、N700とN700Aの違いを見てみましょう。
ディスクブレーキ posted by (C)あさかぜみずほ
赤枠の中を御覧ください。外から見た車輪の様子が少々違います。この銀色の部分は車輪ではなくディスクブレーキ。
「中央締結ブレーキディスク」という新たな固定方法を開発したことで、N700に比べN700Aではブレーキ距離が1~2割短縮しています。時速270kmという超高速で走行する新幹線にとって、ブレーキ性能の向上というのは必要不可欠な項目です。
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東京から約3時間。13:26、終点の新大阪に到着です。
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連絡改札を通り、在来線ホームへと下りてきました。223系の新快速が颯爽と到着します。実は今日の目的地は岡山なので、このまま新快速に乗って姫路で乗り換えて…と行けば早々と着いてしまいます。
ですが、せっかく旅行に来ているのです。毎度同じルートではなく、時には別のルートや車両を選ばなければ面白くありません。
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目的の列車より前に、11番のりばに関空特急「はるか」が到着。「はるか」に使われる281系は今年でデビューから20年。未だなお古さを感じさせない秀逸なデザインです。一般公募で決定した「はるか」という名称も車両デザインにマッチしています。
外国人観光客の家族連れが281系をカメラに収めていました。
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自由席乗車口の列がだいぶ長くなりました。14:00発、特急「くろしお」の到着です。昨年の春、新宮から新大阪まで乗り通してウンザリした381系は避け、新型車両の287系を使用する列車に乗ります。
やはり新型車両は良い座り心地です。381系の薄っぺらくてヘタったシートとは比較になりません。クッションは厚く、やわらかすぎず硬すぎず。絶妙です。
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新大阪駅を出ると、電車は大阪駅をかすめるようにして大阪環状線に合流。途中には梅田貨物駅がありましたが、現在は「梅田信号場」となり、貨物の取扱はありません。2013年3月の貨物駅の廃止後は線路の撤去が行われ、ただの更地になっていました。
天王寺を出ると再び連絡線に入り、今度は大阪環状線から阪和線へと転線します。「くろしお」や「はるか」はこうした特徴的なルートを取ります。
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和歌山に到着。287系は振り子装置がついていないため、白浜までの運転となります。
のっぺらぼうなデザインですが、ライトがすごくカッコいい。先代のイタリア製スポーツカー、マセラティ・クワトロポルテのヘッドランプみたいです。
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紀州路快速の天王寺ゆきが待機中。日根野から関空快速と連結し、天王寺から大阪環状線をぐるっと一周して京橋もしくは天王寺で折り返すという不思議な運転形態。
ちなみに大阪環状線の東半分で快速運転を行い、西半分は各駅に停車します。
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4月終わりの和歌山ということもあって、暖かいというより暑いぐらい。陽光に駅舎が眩しく輝きます。
さすが和歌山県の県都の駅らしく、近鉄百貨店も併設されています。市街地は少し離れた南海の和歌山市駅ですが、表玄関はJR和歌山駅となっています。
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和歌山駅前からは各方面へのバスが出ています。このあと向かう場所にも和歌山バスの路線が運行されていますが、せっかく鉄道旅行で来ていますので鉄道で行けるところまで行きましょう。
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駅前のコンビニで買物をして構内に戻ってきました。
高野山の入り口、橋本へ向かう和歌山線の普通列車。クリーム色に赤帯を巻いていた105系ですが、JR西日本の単色化の取り組みによって青緑色になりました。
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103系を改造した105系。この車両も上の写真のように青緑色になってしまうのでしょうか。扇風機が生暖かい風をかき回すだけの車内で発車を待ちます。前から2両目には空調の箱が屋根の上に載っていましたが、今日はまだ冷房を使用していないようです。
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15:40に和歌山を発車すると、紀和を挟んで6分で終点の和歌山市に到着。南海の車両が並ぶ隅っこの方に、2両編成がちょこんと停車します。
エスカレーターを上がると、JRの雰囲気が一切ありません。それもそのはず、和歌山市は南海の管理駅。JRは片隅に間借りしているだけなのです。出発案内表示も右下に小さく載っているだけ。
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そういえば南海電鉄に乗るのは今日が初めてです。車両すらまともに見るのは今日が初めて。
1969年から製造された7100系。南海では最大勢力となる通勤型車両です。
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21000系。なんば~和歌山市・和歌山港を結ぶ特急「サザン」に使用されています。従来の車両よりグレードアップしたことにより、車両側面には「SOUTHERN Premium」の文字が入っています。
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8000系。車両の一部にJR東日本E231系の部品を取り入れるなど、雰囲気にE231系が漂います。メーカーから運ばれた際はステンレスむき出しでしたが、その後青とオレンジの「南海カラー」となって運行を行っています。
この8000系をベースにしたのが、上記の「サザン・プレミアム」として運転している12000系。
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南海フェリーの時刻に合わせて運転される和歌山港線。以前は朝夕にもある程度の本数が運転されていたようですが、現在はフェリーに接続する以外の運転はありません。
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「機動戦士ガンダムUC」の公開に合わせ、南海電鉄では特急「ラピート」の1編成を真っ赤に塗装し、「ネオ・ジオンバージョン」として運行を開始。残念ながら翌日からの運転だったためにグッズは買うことができませんでしたが…
専用席が用意され、内装もそれっぽく改造されるなど、かなり気合が入っているようです。
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和歌山港駅を発車してわずか4分、終点の和歌山港に到着。中間駅は2005年ですべて廃止され、現在は無停車。和歌山港の1つ先、水軒も2002年に廃止されています。
駅からは長い連絡通路でフェリーののりばへ。
岡山へ行くというのに和歌山という一見全く無関係なところに来たのも、このフェリーで四国経由で行こうと思い立ったから。まだ立ち寄ったことのない四国にも行けますし。
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乗船口の手前にある券売機(雰囲気は食券機ですが)で2,000円の乗船券を購入。入鋏印をもらってそのまま船内へ。後ろを見ると、先ほど乗ってきた和歌山港線が見えます。
2両編成の電車に対してホームが長いですが、これは特急「サザン」もここまで乗り入れるため。1日数本ではありますが、この和歌山港駅も立派なターミナルなのです。
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つい先日、隣の国ではフェリーの沈没という凄惨な事故がありました。日本のメディアも必要以上に騒いでいましたが、あの国は公共交通機関に対する安全意識が低すぎるだけです。
日本のフェリーなら安心。何も心配すること無く船上の2時間を楽しめます。
設備も十分。トイレは洋式で温水洗浄つき、飲み物の自販機や軽食もあります。
リクライニング機能つきの座席に加え、船の奥にはカーペット敷きの雑魚寝コーナーもあります。「ビジネスコーナー」にはコンセントとWi-Fiスポットも用意されており、2時間を過ごすには十分すぎるぐらいです。
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雑魚寝コーナーがあることですし、到着までゆっくり休むとしましょう。
最近はいろいろな会社で萌えキャラの力にあずかろうと、キャラ設定をしています。この南海フェリーも同様。海風のせいか、絵が薄れてきているのはちょっと…
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雑魚寝コーナーで爆睡していたら、いつの間にか船が揺れ出していました。時刻は18時過ぎ、あと30分弱で徳島港に入港します。
甲板に出ると、和歌山を出てきたときよりも風が強くなっていました。そのせいで船の上下の揺れが大きくなっていたようです。
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寝てばかりでしたが、甲板に出て風に当たると目が覚めてきました。昼間は暑いぐらいでしたが、こうして風に当たると涼しくて気持ちがいい。
しばらく風に当たっていたら寒くなってきたので、船内の椅子に座って入港を待ちます。
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18:30過ぎ、船は港の中に入ってきました。
まるで電車のように正確な位置に船を止め、乗り降りのためのタラップが出入り口にかけられました。
徳島港に到着。生まれて初めて四国の地を踏みます。
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営業所の待合室には、折り返しの乗船を待つ人が何人もいました。総排水量1万トン以上の割と大きな船ですが、思ったほど徒歩で乗る乗客は少ないのかもしれません。
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営業所の横からは先ほど乗ってきた「つるぎ」の姿が見えます。
船内清掃を行い、また2時間かけて和歌山へと戻っていきます。
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さて、あさかぜはバスで徳島駅へと向かいます。営業所の目の前から徳島市営バスが発車します。
徳島駅までは所定では15分ほど。ですが、金曜日の夜ですから…
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案の定、駅付近で渋滞にはまり、10分ほどの遅延。幸い、19:32発の特急「うずしお」28号までは10分弱ほどの余裕をもって間に合いました。道路交通はこういうところが読めないところです。
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「うずしお」はN2000系気動車で運転。日本初の制御振り子式車両の2000系をベースに、出力やブレーキの強化などを行った車両です。
量産車はヘッドライトが上にありますが、2458号車は試作車なのでライトは下。車両の印象がだいぶ異なります。
また、世界で初めての振り子式ディーゼルカーであり、振り子のタイミングを機械で制御する「制御つき自然振り子」は日本初。地味な存在ですが、日本の鉄道史上では重要な車両です。
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右へ左へと振り子車に揺さぶられ、1時間ほどで終点の高松に到着。
高松駅の周辺では唯一21時までという遅くまでやっているホームのうどん屋で本場のさぬきうどんを食べようとしたのですが…
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お店のお姉さんからかかってきたのは、
「あっ、すみません、うどん終わっちゃって…」
という切ない声。
さぬきうどん駅まできてさぬきうどんが食べられない!
ちなみに駅のすぐ横にあるうどん屋は15時までの営業でとっくに終わっています。どうやら本場のさぬきうどんは夜に食べるものではないようです。
とりあえず満席のマリンライナーは見送り、次のに乗ることにします。
左は普通列車用の121系電車、右は特急「いしづち」などに使われる8000系電車。
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快速「マリンライナー」用のJR西日本223系5000番代。京阪神地区で使われている新快速用の車両とほぼ同設計。
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同じ「うずしお」でもこちらはキハ185系。振り子装置はついていません。
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左側のピンク色の車両は113系。実はJR東日本から中古で買っていった車両ですが、ライトを移設したり、方向幕の部分にもライトをつけ、方向幕は貫通ドア部分に移設…
なんてやったら、原型の113系とは全く違うものになってしまいました。色はピンク色のほかにも3種類ほどありますので、四国に行かれた際はぜひ探してみてください。
右側が「マリンライナー」のJR四国5000系。平屋建ての2両は223系と同一ですが、この2階建て車両はJR東日本のE217系グリーン車がベースになっています。
1階部分が指定席、2階部分がグリーン席という扱いです。
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快速「マリンライナー」66号は坂出を出ると瀬戸大橋を渡りますが、真っ暗で残念ながら周囲はなにも見えません。缶のハイボールを傾けながら、うどんが食べられなかったことを悔やみます。
そうそう、一般に「瀬戸大橋線」と呼ばれますが、実はこれは正式名称ではないのです。
坂出~茶屋町間は「本四備讃線」が正式名称。文字通り、本州と四国、備前(岡山南部)と讃岐(香川)を結ぶという意味。きっぷの経由にも「瀬戸大橋」ではなく「本四備讃」と入るのです。
…まぁ一般の人々に本四備讃線と言っても通じませんから、通称の瀬戸大橋線を使えばいいのです。
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行き違いの関係で3分ほど遅れて岡山に到着。
岡山駅のうどん専門店も、21時で閉店しています。結局さぬきうどんにはありつけないまま、駅近くのファミリーレストランでありふれた夕食。
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駅から歩いて数分のビジネスホテル「東横イン」へ。ホテルを見るまですっかり忘れていましたが、2年前の秋に三江線強行ツアーをやった際の宿泊地でした。ここにまた泊まることになるとは。
あのときと同様、朝が早いので朝食を食べている時間がありません。
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ホテルの部屋からは岡山駅がよく見えます。よく見ると工事用の臨時列車も停車中。
シャワーを浴びてさっぱりしてから就寝。明日も長丁場になります。