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自分も日本へ帰らなければいけない日がやってきてしまいました。
荷物やら服やらお土産やら、明らかに来るときよりも増えた荷物をスーツケースに詰め込みます。手荷物は極力軽くしておくことが一番。一眼レフカメラを含め、必要ないと思った荷物はすべてスーツケースへ。
昼前に従姉から、無事に関空に到着したとの連絡が入りました。よかったよかった。後を追うように、自分もドバイ経由で東京へと向かわなければなりません。
いい時間帯の飛行機がなく、14時には家を出て空港へと向かう慌ただしさ。忙しい中、いろいろなところにクルマを出してくれ、おいしいものを食べさせてくれた伯父伯母には頭が上がりません。
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ピンぼけしていて申し訳ありませんが、高速道路に止まっていた装甲車。街中でも時折見かけますが、こうして反国家デモ活動の封じ込めを行っているわけです。後ろからクルマに突っ込まれないよう、バリケードも置かれています。
こうしてみると物々しい雰囲気ですが、シーア村を除けば実際の人々の生活は何とものんきなものです。
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バーレーン国際空港に到着。
2週間近くにわたってお世話になった伯母にお礼を言って別れます。本当に貴重な体験の数々でした。今更ながら、バーレーンを離れるのが惜しくなります。
エミレーツ航空のカウンターで荷物を預け、パスポートと航空券を見せると、アラブ人のイケメンのお兄さんに
「Japanese?」
と聞かれます。もちろん「Yes.」と答えると、
「ワタシノナマエハ、○○デス」
中東に日本語が話せる人がいるとは!そういえばドバイの空港でも、出国ゲートの女性に「サヨナラ」と言われました。
「日本語、上手ですね」
と日本語で言うと、
「チョットダケ、ハナセマス」
とのこと。その後は英語に戻り、「これでオーケーです。よい旅を!」とにこやかに見送られます。
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出国ゲートをくぐり、愛想の悪いアラブ人女性店員の免税店で買い物をしたあと、飛行機の見える席に座ります。出発までまだ2時間近く…
幸い、ベンチのある待合コーナーでは無料のWi-Fiが使えるので、それで暇つぶしをします。
目の前に見える金色の機体、ガルフエア。いかにも中東といった雰囲気を醸し出す、存在感のある色使いです。
ガルフエアの就航地の東端は香港のようです。「どうしてもガルフエアでバーレーンに行ってみたい!」という方は、ぜひ香港からガルフエアを利用してみてください。斜陽期とはいえ中東のエアラインですから、それなりのサービスが得られるはずです。
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エミレーツ航空のA330が到着しました。これが折り返しドバイゆきとなります。
日本からバーレーンを訪れるには、選択肢がいくつもあります。
香港経由でキャセイパシフィック航空、もしくは香港からガルフエア。ドバイ経由でエミレーツ航空。ドーハ経由でカタール航空。アブダビ経由でエティハド航空など。
料金はいずれも大きな差はありませんので、様々なサービスを調べて、自分の乗ってみたいエアラインへ。
今回は往復ともエミレーツ航空ですが、また中東に来る機会があれば、別のエアラインも利用してみたいですね。
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通路と通路の間の席が割り当てられました。窓からの景色が見られなくて、少々残念です。夕方の便ですが、機内には空席が目立ちます。
目の前のモニターはかなり古めのタイプ。一応タッチパネルにはなっているようです。しかし映像プログラムは随時新しいものを入れているようで、安全啓発放送はA380と同じ、CGを多用した映像になっていました。
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機内はこんな感じ。機材は少手入れがちゃんとされていて非常にきれいです。
キャビンクルーも、出発前はウェブサイトのトップページに出てくるような、赤い帽子とスカーフを身につけています。
長々と滑走路に向けてタキシングしたのち、ドバイへ向かって飛び立ちます。
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恒例ですが、シートベルト着用サインが消えた瞬間に機内食の配布が始まります。トレーに載っているものはすべて小分けにされていて、持ち帰ることができるようになっているのも往路やガルフエアと同じ。冷たくてもおいしく食べられるようなものが選ばれています。
機内食が配られてから、熱い紅茶とコーヒーもポットで提供されます。
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慌ただしく機内食を食べ、慌ただしく回収された後は、ドバイへ着陸するだけ。
なんだかもう来慣れた感じのあるドバイ空港の出発ロビーへとやって参りました。
現地時間の20時前に到着しましたが、搭乗するエミレーツ航空318便成田ゆきは午前2時50分出発予定。7時間近くの空き時間ができてしまいました。
空港内をうろうろしていると、
「写真はいかがですか?」
という声。何の写真だと振り返ると、見覚えのある「AT THE TOP」の文字。ああ、ブルジュ・ハリファの記念写真か。
「ドバイのお土産に最適ですよ。ここでしか手に入りません」
なんて言っていましたが、同じことをブルジュ・ハリファでも聞きましたし、3,600円もすることはわかっているので無視。
ドバイを経由しただけだけど何か思い出が欲しい!という方は、180Dhでこの写真を撮ってもらうのもありだと思います。
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エミレーツ航空の日本便は、2:50の東京・成田ゆき、3:00の大阪・関西ゆきと連続して出発します。どちらも日本航空とのコードシェア便。エミレーツ航空として利用するよりも3万円近く安くなったので、今回は日本航空で来たことになっています。
こうしてみると、同じ時間にいろいろなところへ向かっているんですね。
チェンナイ、コロンボ、ロンドン・ガトウィック、上海、成田、ニューヨーク、パース、マンチェスター、大阪、香港…どれもこれも遠距離ですが、オマーンの首都マスカットはすぐ近く。こんなとんでもない時間帯にすぐそこの国まで飛ぶんですね。
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2時間もすれば、歩き疲れてやることもなくなってしまいました。もはやいすに座ってうとうとするぐらいしかやることがありません。
海外へ出ると「椅子で居眠りするな」と言われますが、周りを見渡すと時間が時間だけに寝ている人は結構います。もちろん、日本人のように荷物を横に置いて、なんてことはせずしっかりと抱えていますが。
荷物を胸元に抱え、ひたすらボーッと高い天井を見上げるだけ…