関東地方の冬らしい抜けるような青空になりました。先月の秩父鉄道のイベント以来ろくに通勤以外で家から出ていなかったので、久しぶりに本業のスポッティングに取り組むことにします。
三里塚さくらの山に来る前にお昼ご飯を手に入れてきました。千葉県南部で展開する弁当店「としまや弁当」のフランチャイズと思しき富里店が、富里インターのすぐ近くにあります。
買ってきたのは分厚いチャーシューとイカフライが載った「ゴージャス弁当」、独特の甘いタレがご飯まで味が染みていてパクパク進んでしまいます。青空の下で食べるというのもまたおいしさを増幅させますね。
※ としまや弁当富里店は残念ながら2024年6月で閉店しました
HL8517 / Air Premia / Boeing 787-9 Dreamliner
大韓航空とアシアナ航空の経営統合に伴い、アシアナ航空の航空貨物事業の継承候補に挙がっているエアプレミア。航空会社は床下のベリースペースを使って貨物の輸送を行っているところが多く、エアプレミアも例外ではありません。
とはいえ同社はまだB787-9が5機と小規模で、貨物専用機まであるアシアナ航空の貨物事業を引き受けるにはキャパシティが足りません。
エアプレミアもどのような規模まで航空貨物を拡大したいと思っているのかわかりませんし、韓国2社の統合はまだまだ先行きのわからないことだらけです…
F-ONEO / Air Caledonie International / Airbus A330-900
エアカランのA330neoが飛び立ちます。
ベースのA330-300に比べて全幅が4m近く大きいせいか、飛ぶ姿がのびのびしたように見えるのは気のせいでしょうか。
HL8385 / Aero K / Airbus A320-200
2021年4月に運航を開始した韓国の新興LCC、エアロK。社名はKoreaを逆に書いたaeroKが由来なのだそう。面白いですね。
拠点はソウルからバスで1時間40分ほど離れた清州市、あまり日本人にはなじみ深くない場所かも。
ロゴは機体の左右で少し異なり、右側(スターボードサイド)は主翼を挟んで長いアンダーバーでつながっています。
HL8272 / Korean Air Lines / Boeing 737-900ER
戦後ここまで日韓関係が良好になったことがないと言われる2023年。それを反映して日韓間の航空路線も運航再開や新規就航が相次ぎました。
まぁ韓国は政治の方針が両極端になることが多いので、数年経ったらどうなるかわからないところが難しいところですが…
RP-C8979 / AirAsia Philippines / Airbus A320-200
マニラ~成田便に続き、セブ~成田便も開設したフィリピンエアアジア。
ちなみにこの機体はフィリピンエアアジアに渡る前は2017年までアエロフロートロシア航空で活躍していたものです。
RP-C4119 / Cebu Pacific Air / Airbus A321-200N
日本人にとってフィリピンのLCCとしてなじみ深いのはセブ・パシフィックの方でしょう。積極的に新型機も導入し、フィリピンエアアジアとは違う華やかなオーラを放っています。
2019年から導入の始まっているA321neoではシートにUSB電源もあって、LCCながら親切な装備です。
B-16338 / Eva Airways / Airbus A330-300
エバー航空のA330は2029年までに全機退役という方針が固まったようです。
今もB787の新規導入が続いているところを見るに、A330neoではなくこのままB787が後継機という線に落ち着きそうな感じ…
HL7641 / Asiana Alirlines / Airbus A380-800
夏ダイヤで終わりかと思っていたら、引き続き冬ダイヤでも顔を見せているアシアナ航空のA380。合併後の方針がまだわからないだけに、今の姿をいつまで見ることができるのかもわかりません。
記録はお早めに。
LX-YCV / Cargolux Italia / Boeing 747-400F
轟音とともに離陸していくカーゴルクスイタリアのジャンボフレイター。いまどきのエンジンはみんな低音で静かになりましたから、バイパス比低めの甲高い音は聞く機会がだいぶ減ってきました。
オジサンなので飛行機といえば「キーン!」という音を奏でるものだと思っていますが、もうそんな常識は過去の話です。
B-324X / China Eastern Airlines / Airbus A350-900
たびたび触れていますが、中国でも飛行機の数が増えすぎてレジ番(登録記号)にアルファベットを取り入れるようになりました。
特別な場合を除いて登録順にかなり機械的に振っているようで、隣り合わせの番号やアルファベットが全く違う航空会社だったりするのは当たり前です。
趣味の人間からすると、数字の並びにゼロと見分けのつきづらい“D”を混ぜてくるのはやめてくれと思うのですが…
JA901A / All Nippon Airways / Boeing 787-10 Dreamliner
さくらの山へと移動してきました。
B787-10は斜め後ろから見ると機体の長さが際立ちます。
ANAでは2021年後半に受領した機体から、ロールスロイス製Trent1000ではなくゼネラルエレクトリック製GEnxへと搭載エンジンを変更しています。-10でRR製エンジンを搭載するのはたった3機とかなり少数派。
JA04AA / 朝日航洋 / Cessna 680 Citation
朝日航洋がプライベートジェット事業で運用しているセスナ・サイテーション。同社は2022年にはこの機体を使用して中国からの急患搬送も行うなど、医療搬送の実績も積み上げています。
B-221V / China Central Airlines / Boeing 737-800BCF
見るからに中国らしい派手なモザイク柄の貨物機が近づいてきました。
海南省の海口美蘭国際空港を拠点とする中州航空で、旅客機から改修したB737の貨物機10機を使って国内外へ貨物便を運航しています。運航開始は2020年とだいぶ新しい。
JA382A / All Nippon Airways / Airbus A380-800
海外旅行需要の回復に伴い、いよいよANAのA380は3機全てが稼働するようになりました。2021年10月にデリバリーされて以来一度も乗客を載せることのなかった3号機のJA383Aも、丸2年経った10月20日から運航を始めました。
今日はオレンジ色の3号機には出会えなかったので、笑みを浮かべるエメラルドグリーンの2号機を写真に収めます。
EI-MNG / MIAT Mongolian Airlines / Boeing 737-8 MAX
日が傾いてだいぶ寒くなってきました。少しだけ三里塚さくらの丘で離陸機を撮って引き上げましょう。
撮る機会に恵まれなかったMIATモンゴル航空のB737MAXをようやく撮影できました。機体デザインが大きく変わったわけでもなく、主翼端のATウイングレットやエンジンのシェブロン(ギザギザ)に気付かなければ何が違うんだと言ったところでしょう。
B-58301 / Starlux Airlines / Airbus A330-900
スターラックスのA330neoを撮っておしまい。
ベースになった-300とは違うオーラをまとっていて違う魅力があるのが-900の特徴です。撮ることはままあっても、乗る機会には恵まれないのが悲しいところですが…