あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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奥深くて沼にハマりそうなサマバケ!すくらんぶるの世界

これは3Dアダルトゲーム『サマバケ!すくらんぶる』について取り扱ったブログ記事です。

・18歳未満の方

・成人向けコンテンツに強い苦手意識・忌避感を覚える方

迷うことなく閉じてください

 

 

 

 

<前回の使い回し、初期画面。ジンコウガクエン2はあからさまに阿佐ヶ谷駅が舞台だった記憶があるが、今作のモデルはどこ…?>

 

 

 

 

 

mizuho-asakaze.hateblo.jp

<前回のキャラカードをコンバートする方法についてはこちら>

 

 

2024年8月30日の発売から早くも1ヶ月以上が経った3Dアダルトゲーム『サマバケ!(ILLGAMES)
公私共々やることがある上に体力がなくて眠ってしまったりと遅々としてプレイが進みませんが、時間を見つけてはチマチマと遊んでいます

 

ちなみに攻略WikiBBSPINKの作品スレでたまに報告されるフリーズ、クラッシュなどの不具合ですが、今のところあさかぜのプレイ環境では全く発生していません

 

※ 参考までに筆者のプレイ環境
CPU:Intel Core i5-13500
GPUNVIDIA GeForce RTX4060Ti (8GB)
メモリ:DDR4-2666 (16GB×2)
SSD:M.2 SSD Gen4 (1TB)

 

※ 『サマバケ!すくらんぶる』推奨プレイ環境
CPU:Intel Core i7 第7世代以上
GPUNVIDIA GeForce GTX1060以上 / AMD RADEON RX480以上
メモリ:16GB以上
ストレージ:記載なし(実使用25GB程度)
その他:インターネット環境必須!!

 

FHD(1920×1080)フルスクリーンではあさかぜの環境でも90FPSぐらいなら快適。144FPSまで上げると限界がみられるので、「4K最高品質でヌルヌル」を求めるならハイクラスのグラフィックボードが必要になるでしょうね。
推奨環境では画質を控えめにしないと60FPS以上はしんどいと思います。

 


スペックがどうのというお堅い話はこのぐらいにして、本編についてです。

ゲーム内の1日は朝→昼→夕→夜の4ピリオドあり、行動ターン制ではなく時間経過で進みます。プレイヤーの体力値は移動速度にかかわるので、高いに越したことはないでしょう。

 

最初のうちは仲良くなりたいキャラを選んで接触し、関係を深めていきます。世間話をしたり、一緒にご飯を食べたり、生活のアドバイスを求めたり、身体的接触を企んだり、あるいは喧嘩をふっかけたり…
いろんな行動コマンドがありますが、何をするにしても成功率に左右されます。

 

<右上に出ているのがコマンドの成功率。各項目ごとに分かれていて、失敗すると下がっていく項目もある>


画面の右上に0~100%でコマンドの成功率が1%刻みで表示され、当然ながら100%に近づくほどそのコマンドが通りやすくなります
感覚的には85%以上ならほぼ成功する印象がある一方、身体的な接触(抱きしめる、キスなど)は同じ85%でも失敗することが多いような…

 

当たり障りのない会話から始めてだんだんと関係を深めていっても攻略が難しいキャラがいる一方、いきなりお触りOKなキャラもいるのは貞操観念や個性に大きく左右されるから。パラメーター1つで難易度はガラリと変わります。

 

キャラ同士が互いにどう思っているのかは、神社マップで「祈祷」するとわかります。
好感度、交際ステータスの他、会話した回数や体を重ねた回数も把握できるので、移動が少し面倒ですが1日1回はチェックしておくと良いでしょう。

 

<キャラ間相互の好感度がチェックできる、神社での「祈祷」。浮気判定はすぐにつくので、アテになるのかならないのかわからない…>


このゲームの難しいところは、人間関係が「苦手なタイプ」などのマイナス方向に振れ始めるとリカバリーが難しいところです。褒める、励ます、一緒に○○する系のコマンドの成功率がことごとく下がり、コマンドの失敗でまた成功率も好感度も下がり、の悪循環。ほとんど全てのコマンド成功率が0%になって頭を抱えることもしばしばです。


「ゲームなんだからそこまでリアルに寄せなくても」と思いますが…

 

同じようなコンセプトの過去作品『ジンコウガクエン2』では救済の公式チートがありましたが、サマすくでは(まだ?)実装されていません。地道に関係を修復するか、いっそキャラカードをセーブデータから一度外して人間関係をまるごとリセットするか。
他のNPCに関係を取り持ってもらうやり方もありますが、攻略Wikiでは懐疑的な見方が強め。期待しないでいたらある日急に好感度が反転上昇したこともあったので、無意味ではなさそうですけどねぇ。

 


ゲーム内ではBGMも案外重要な働きをします。NPCの気分によって流れるBGMの曲調が替わるのですが、「はげます」「なぐさめる」など特定のコマンドの成功率が上がります。
また「キスする」「おさわり」のコマンドを繰り返すとBGMがアダルティな雰囲気に変わることも。相手の気分が盛り上がっている証で、エッチなコマンドが通りやすくなるほか、自宅に連れ込んでしっぽりしけ込むこともできます。

 

普段のポップなBGMのままでは自宅に連れ込めてもゲームをして解散なので、BGMの存在は意外と大事。
プレイ環境が理由で音声は出せないわという方も、できればBGMだけは小さい音で流しておくことをオススメしたいですね。

 

<BGMがポップな状態で自室に連れ込んでも、ゲームをするだけでピンクなシーンにはならない>


キャラ間の好感度は単純な好き嫌いではなく、複数のパラメータが絡み合っているようです。一度だけですが「嫌いだけど好き」という評価も見たので、過去作の『コイカツ!』シリーズのように仲良くなればOKというわけでもないのが奥深いところ。

 

先述したように貞操観念や個性も影響してくるので、
「チュウもおさわりもできる相思相愛なのに、告白のOKはもらえない(成功率21%)。その場でいかがわしいこともできない(0%)。でも一緒に来てって誘えば(96%)、ラブホに連れ込んでしっぽりできる」
という難攻不落なんだかよくわからない展開にもなって悶々とします。

 

どうするのが正解なんだっ…!

 

そんな具合で相手に必死になってアタックしている裏で、別の男NPCがゲーム内の1日で女の子に二股かけていたりして、ゲームでも非モテの不条理を噛みしめることになったりするわけです。プレイヤーのステータスをMAXにしていてもなびかないときはとことんダメなので、意外と戦略性が求められます。


全体的にアダルトゲームにしては高いゲーム性があっていろんな立ち回りができるので、ハマるとどんどん時間が奪われていきます。前作の『ハニカム!』とは比較にならないほど完成度は高くなりました。

 

…が、期待値も高かっただけにあれやこれや不満もあります。

 


まず何よりもマップの狭さ


24人を放つとどこかしらにNPCがいることがほとんどで、“二人きり”という環境を作るのがほぼ不可。人が多いということはそれだけ割り込みも発生するので、プレイのテンポがどんどん悪くなります。
今の倍ぐらい広くして、かつNPCが入って来づらいエリアがないと24人ではキツキツ。

 

2024年11月1日に追加コンテンツ「性格追加パック(2,480円)が発売されますが、マップの追加はないようです。

 

<初期の段階なので普段移動できるマップはこの7つしかない。ここに24人が放たれるのでどこにでも人がいる状態になってしまう>

 


次に割り込みの多さ
ある程度好感度が上がると、NPCは他NPCとの好感度アップを阻止すべく会話に割り込んできます
その頻度はかなり高く、時には2~3人のNPCが代わる代わる行動や会話を邪魔してくるので、にっちもさっちもいかなくなります…

 

これだけでもかなりうっとうしいのですが、NPCを別の場所へ連れ出そうとすると他のNPCから話しかけられて前に進めなくなるという事象も発生します。マップをまたいで移動するときは顕著で、そのたびに連れていたNPCのところへ戻って「一緒に来て」をやるのは苦痛でしかありません。

 

<少し人気になるとすぐに割り込み会話が発生する。高頻度で代わる代わる来られるので、プレイ上は邪魔だと思うことの方が多い>

 

もちろん割り込み連発の間も時間は進行するので、ろくに行動がとれないまま次の時間帯へ移行するのもザラ
割り込みをOFFにするとか、NPCを引き連れているときは割り込みをしないとか、そういったオプションがないのでゲーム性が大きく損なわれています。

 

<たまに「争奪戦」も発生するし、会話に割り込んでけしかけることもできる。ただし自分が争奪戦で成功するにはかなり高い好感度が必要>

 


今のところ存在意義をなしていないものに「危険日」もあります。
あさかぜは相手キャラが危険日なのかを知る手段が未だにわからないので、“濃厚接触”スタート時のセリフぐらいしか判断できません。

しかもアブない日だからと断られることはありませんでしたし攻略Wikiによると拒否はあるらしい)、そもそも避妊という概念がサマすくには存在しないので男キャラは常にノースキンです。

10年前の作品『ジンコウガクエン2』(Illusion)では明確に学校が舞台だったのでゲームオーバー要因として「妊娠」がありましたが(過去記事参照)サマすくでは「学園モノ」とは明言していないのでペナルティ要素を持たせづらいのかもしれません。

とはいえ現状では何も生かされていない要素となってしまっているので、これも今後の改良に期待せざるを得ないポイントですね。

 


女の子の性格が8つだけ、今後の追加コンテンツ(2024年11月1日発売)で計14種類に増えるのはいいとして、男の性格が2種類しかないのも物足りません
追加コンテンツで計4種類になるとはいえ、ゲスい性格で間男プレイとかしてみたいという願望もあります。

 

<「おじさん」という名前になっていても爽やかな若者で話しかけてくるので、性格はもっとあって欲しいと思ってしまう>


他にも細かい部分はいくつか出てきますが、プレイする上で支障だと特に強く感じたのは「マップの狭さ」「多発する割り込み」です。

この2つは攻略WikiBBSPINKのスレを見ていても頻出している不満ですから、今後のアップデートやDLCで大きく改良されることを願っています

 

 

<公式アップローダーのキャラカードを自動的にDLしてくる機能もついているので楽しめる。ただし個性などの調整ができないので、ステータスをいじりたかったらカード化して保存する必要がある>


今回のブログ記事のスクリーンショットを撮るにあたり、公式アップローダーからキャラカードをランダムに割り当てられる機能を使ってみました。今まで自分が目をつけていなかったキャラと思わぬ出会いがあったりして、新鮮な楽しみが得られます。

自由度の高いゲームゆえ、各個人が好きな立ち回りで遊べるのが「サマバケ!すくらんぶる」の魅力。
ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけて遊んでみてください!