久しぶりの日記カテゴリ、そして久しぶりのエロゲーネタです。
アダルトゲームに興味のない方、
現実と妄想世界の区別がつきづらい方は
「戻る」ボタンを押してください。
<FANZAではトップにも広告が出てきて熱烈な売り込み中。発売前日まで2,000ポイント還元はずいぶん太っ腹>
3Dアダルトゲームメーカー「ILLGAMES」の2作目となる新作
「サマバケ!すくらんぶる」
が発表されました。
発売は2024年8月30日とのことで、予約開始早々にFANZAで予約すると2,000DMMポイントの還元を受けられました。ポイントの有効期限は1ヶ月という短さなので予約される方は要注意です。
それはさておき、期待するのはポイント還元よりゲームの中身です。
前作「ハニカム」は操作性などが悪くなった“アニメ調ハニーセレクト”といった具合でしたが、新作は学園を舞台に人間関係を作っていくゲームとなっているようです。
あさかぜが今でも遊んでいるイリュージョンの「コイカツ!サンシャイン」はプレイヤー(男)が女の子だけの空間に放り込まれる完全なるハーレム展開。たまに百合プレイには遭遇しますが、プレイヤーによる操作はできず、あくまでオマケのようなコンテンツです。
男はプレイヤー1人しかいないので、寝取られ(NTR)展開で脳を破壊される事態は起きませんし、ヤンデレもそんな雰囲気の性格と言うだけで「あの女…許せない…!」「あなたを殺して私も死ぬ!」なんていう血みどろの人間関係に発展することも(幸か不幸か)起きません。
危険日という概念もありますが、好感度が上がればあってないような要素。妊娠させてしまったところでゲーム内のペナルティは全くなく、せいぜい一定期間マップ上に現れないということぐらいです。
そんな感じで、女たらしの孕ませサイコパスとしてほのぼの生きていけるのがコイカツ!シリーズの特徴でした。
「サマバケ!すくらんぶる」でも舞台が学園になりました。キャラメイクで自分の好きなキャラクターを作ってマップに解き放てるのは前作「ハニカム」と同様。
登場させられるのはコイカツ!シリーズのように100人とはいかずに24人という控えめな数字ですが、これには理由があるようです。
娼館がモチーフのハニカムでは男キャラ1:女性キャラ複数のみ、プレイヤーが操作できるのは男キャラのみ、女性キャラ同士の関係性はパラメーターに表れません。
これはコイカツ!でも同様で、百合プレイに至ることはあってもキャラクター同士の関係性はプレイヤー対NPCで構築するのが全てだったので、100人もマップに放つことができたのでしょう。
「サマバケ!すくらんぶる」ではどのキャラでもプレイアブルになるようで、プレイヤーは男キャラでも女キャラでも切り替えて操作することができ、NPCも自律行動によってNPC間の人間関係を作っていくようです。
つまり24人が他の23人とのパラメーターを抱えるわけで、色々と管理が大変なんだろうなという想像ができます。
まぁ100人入れるようにして自分のパソコンのスペックを試すという遊び方(?)も面白そうですが、ちょっとしたバグでクラッシュしたり、それでセーブデータが破損する可能性なんかを考えると、24人というのが安全なラインということになったのかもしれませんね。
特筆すべきは男女比が固定されていない、という点です。
一方の性別のみに統一という百合or薔薇展開ができるかまではわかりませんが、少なくとも男5:女19ぐらいのクラスは作れるようです。
…そう、ここまで来ると古参の“イリュゲーオタク”には明確に思い当たるイリュージョンの過去作があります。
2011年6月10日発売の「ジンコウガクエン」
そして
2014年6月13日発売の「ジンコウガクエン2」
です。
特にジンコウガクエン2は似たようなコンセプトの後継作が出なかったこともあり、発売から10年経っても根強いファンがいます。
その中には声高に願望をBBSPINKの作品スレに書き込む狂信者もいるので疎まれている面もありますが、あさかぜとしてもジンコウガクエン2はかなり楽しんでプレイしていた作品だったので、コンセプトを同じくしたサマバケ!すくらんぶるの発表は素直にうれしいものでした。
ここからは「サマバケ!すくらんぶる」への期待が高まりすぎたオッサンが、
新作への願望を込めてジンコウガクエン2(以下:JG2)の想い出を語るコーナーになります。
JG2の特徴はやはり男キャラを複数人クラスに入れられたこと。
やけにコミュ力の高い男が現れるとNTR(寝取られ)やBSS(僕が先に好きだったのに)展開が容易に発生して脳を破壊されるので、あさかぜとしては必須の要素ではありませんでしたが…
世の中にはそれが性癖という人もいますし、「アイツより先にあの子をモノにする!」というスリルも味わえたので、確かにゲーム要素としてはかなり楽しめました。
キャラクターごとのパラメーターはマップ内にあるお地蔵様のところへ行って確認します。
操作中のキャラが他のクラスメイトからどう評価されているか、誰と交際しているか、などといったパラメーターが一目でわかるようになっていました。
そしてもちろん地蔵ではNPC間のパラメーターも確認できます。
好感度や交際相手のみならず、初体験の相手や最新の“濃厚接触者”までチェックできるので、
「あの娘にアタックしても全然ダメだなぁ…」
と地蔵を訪ねてみると、他のNPCと交際していたり、もう喰われた後だったりというのが発覚して、無事に脳を破壊されるわけです。
気に食わないカップルがいれば、悪口を吹き込んで破局させるという陰湿な遊び方までできました。
ちなみにNTR・BSSがイヤで男NPCに「同性好き」の属性を入れると、脳破壊の発生率はぐんと下がります。男NPC同士で突き合うのは別に構わないのですが、プレイヤーキャラへの好感度が上がりすぎると交際を申し込まれたり、最悪の場合は体の関係を強要される場合までありました…
ゲーム内では男同士の濃厚接触は画面が暗転するだけで終わりでしたが、ユーザーの中には「男同士のもちゃんと描け!」という人もいて、世の中には 様々な性癖の人がいるんだと感心したものです。
結局、NTRもBBSも薔薇もなくそうとすると、男(プレイヤー)1に女NPC残り全部という構成になってしまい、コイカツ!とほぼ変わらないなとなるのでした。
コイカツ!ではただの性格の1つとなっていた「ヤンデレ」も、JG2ではしっかり機能していました。
ヤンデレ、あるいは属性「心の闇」(だったかな?)と交際している状態で、目の前で別のNPCと“濃厚接触”を繰り返すと、やがてどちらかを刺しに来る「ショウガイジケン」が発生します。
刺した側は逮捕、刺された側は生き残ることもありますが基本的にはゲームオーバー(マップから消失)。
ショウガイジケンに至る前に心のケアをしてあげる、というアダルトゲームにしては高度なステータス管理を求められました。
「危険日」「妊娠」という概念もコイカツ!では骨抜きにされていましたが、JG2ではやはりゲームオーバーにかかわる大事な要素でした。
アブない週にやることをヤってしまうと愛の結晶がデキるわけですが、翌週の月曜日に妊娠の報告を受けるとゲームオーバー。一方で妊娠の判定は月曜日しか行われないので、その日だけデキてしまった相手から話しかけられないように逃げ切ればゲーム続行でした。
なのでひたすら人気のない場所へ逃げ込むのですが、すっかり忘れていてノーマークだったNPCから妊娠を告げられたり、愛のもつれた相手からいきなり刺されたりと、やけにスリリングな週のスタートを切るのでした。
こうした具合にゲーム性はやけに高く、ユーザー各自でいろいろなロールプレイができましたから、10年経っても根強いファンがいるのが納得できる作品です。
その後に出た「コイカツ!」「コイカツ!サンシャイン」は行動の自由度が高くなり、キャラメイクもかなり凝れるようになり、ビジュアルも向上し、NPCの数も4倍まで増え…とJG2よりも圧倒的な進歩を実現したものの、何をしても大丈夫なほのぼのゲームにとどまった、いわば“無難なライン”に落ち着いたことには違いありません。
JG2はDirectXの世代の違いだかでWindows 8以降の環境ではプレイできなくなってしまいましたが、もしあの時Win8対応版JG2を出していたならイリュージョンの未来は変わっていたのでは…?と考えてしまいます。
たらればの話はみっともないのでやめておきますが、「サマバケ!すくらんぶる」公式サイト上に載っているサンプル画像がまさにJG2そのものだったので、ついつい想い出を熱く語りすぎてしまいました。
JG2からはもう10年が経ち、いくら男性向けアダルトゲームとはいえ世の中の潮流の変化にはある程度対応しないといけないことでしょう。
そのままJG2の現代版になるとは考えていませんが、それでもやはりJG2で不埒な遊びをしまくった人間としてはどうしても期待してしまうものです。
8月30日の発売まであと1ヶ月ちょっと。7月26日にはマスターアップも発表され、発売後に新たに8つの性格が配布されることも決定しました。
あと少し出てくるかもしれない情報を深読みしながら、首を長くして発売日を待ちたいと思います。
最後に公式サイト上に掲載されている推奨スペックについて触れておきます。
OSはWindows 10か11、DirectXのバージョンは11で、このあたりは満たしている人がほとんどでしょう。
CPUは第8世代Core-i7以上ということで、第13世代ならi3でも満たしています。AMD製CPUは推奨できないっぽい書き方なので、環境によっては動作しない人がいるかもしれません。
GPU(グラフィックボード)はGeForce GTX1060、Radeon RX480以上とのことなのでゲーミングPCを持っている人はほぼクリアしているはず。
スコア的にはGeForce RTX3050やRadeon 5500 XTでも満たしていますが、3GBモデルだとカクつく人がいるかも?
RTX 3060以降はVRAMが8GB以上になっているので問題ありません。
要求スペックとしては今どきの3Dゲームにしては控えめですから、とっつきやすい方だと思います。
<あさかぜはもちろん発表早々に予約済み。FANZAのDLソフトは「ソフト電池」と呼ばれる起動時の認証ソフトが必要なので、そちらのインストールもお忘れなきよう>