あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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あの震災を学ぶ、ひとりドライブ旅 - 3日目【宮古市内】(2022年7月12日)

● スタート地点から:976km

浄土ヶ浜ビジターセンターからクルマで15分ほど、宮古市魚菜市場に到着お昼ご飯とともに、両親から要求されていた新鮮な海産物を仕入れるというミッションをこなさなければなりません。

一通りどんなものがあるか市場の中を見て回りつつ、お昼ご飯をどこで食べるか考えます。とはいっても選択肢は2つぐらいしかないので、迷うことなくお店へ。

 

www.gyosai.jp

 

 

13時半を回ってお昼時を過ぎているかと思いきや、丼の店おいかわ」はだいぶ賑わっていました。幸い「おひとり様」なのでお店の隅の方にあるカウンターに待たされることなく案内してもらえてラッキー。

場所柄、海鮮のどんぶりものがメインですが、海のものを食べ飽きているであろう地元の人にも対応してか、カツ丼や焼肉丼といったラインアップもありました。
数あるメニューの中から悩みに悩んで、あさかぜは三陸(2,500円)をチョイス

宮古では近年減り続けている漁獲量を補うために、トラウトサーモンの海面養殖を進めているそうです。宮古トラウトサーモン丼というメニューもあったほどで、この丼に載っているのもそのサーモンなのでしょうか。どのネタもプリプリして非常に美味でした。

ホント、お刺身と日本酒をいただきたい気持ちでいっぱいです。

 

www.gyosai.jp

 

 

● スタート地点から:977km

魚菜市場は三陸鉄道宮古駅からは歩いて700mほど。駅舎の隣に三陸鉄道のグッズや三陸土産を扱う「さんてつや」というお店があったので、あさかぜの勤務を肩代わりしてくれている後輩へのお土産を用意しておきましょう。

 

santetsuya.com

 

 

魚菜市場ではカキ(加熱用)、ウニ(冷凍)、魚の粕漬けなどを買い込んで出てきました。持ち帰り用の氷も一緒につけてくれますが、これから千葉まで帰るとなると少し心許ないのでドラッグストアでロックアイスを買っておきます。これで万全。

いよいよ三陸に別れを告げて盛岡方面へ。
というか本当はこの先の盛岡を16時ぐらいに出るつもりでいたのですが、時刻はすでに14時半を回っています…どうしてもクルマ旅行は時間に縛られない分ルーズになりがちですね。

 

国道106号線は盛岡と三陸沿岸を結ぶ重要なルートです。岩手県北バスが運行する都市間バス「106特急・急行バス」が1日12往復運行されている他、もはや鉄道として機能しているのか疑問なJR山田線もほぼR106に並行する形で走っています。

鉄道も国道も半分以上は閉伊(へい)川に沿って走ります。川沿いに走るので線形は良いとはいえません。

 

www.iwate-kenpokubus.co.jp

 

 

そこでR106も三陸縦貫道と同様に「盛岡宮古横断道路」と称して高規格の自動車専用道路が整備されています。今のところは途切れ途切れになっていますが、特に線形の悪い区間を先に付け替えているようです。

いったんあさかぜはメインルートのR106から外れて、岩泉線の始発駅だった茂市駅に立ち寄ってみることにします。

 

ちょうど宮古ゆきの列車が発車するタイミングでした。タッチの差で撮影することはかなわず…

 

● スタート地点から:994km

列車に接続する形で発車していったのは東日本交通の路線バス「岩泉茂市線」のようです。岩泉線の実質的な廃止代替バスとなっているようで、茂市駅(1往復は宮古病院)から岩泉町の中心部を1日4往復結んでいます。

車体のカラーリングはE5系新幹線のオマージュになっていて、JR東日本代替バスっぽさが感じられます。

 

ej-bus.com

 

 

茂市の駅舎は2021年2月に建て直された新しいもので、待合室はログハウス風のずいぶんオシャレな雰囲気になっています。

Wikipediaに掲載されている写真を見ると建て直す前の駅舎は風格のある立派なものでしたが、こんなこぢんまりとした小屋になってしまうとは…2010年まで岩泉線の分岐する一応はターミナル駅だった面影は何もありません。

 

ホームも山田線が使用する1面2線だけが残っており、駅舎に面していたであろう1番のりばは線路が残るのみです。

 

● スタート地点から:995km

駅からクルマで3分のところには宮古市の交流施設「湯ったり館」があって、10時~21時の間に日帰り入浴ができるというのを宮古でお昼ご飯を食べているときに知りました。
朝風呂はできませんでしたし、まだ家まで長丁場ですから、疲れを取ってさっぱりしたあとに帰路につきたいものです。

というわけで700円の日帰り入浴でリフレッシュ
こうやって大きなお風呂でゆったりと体を伸ばしていると、だんだん家に帰るのがイヤになってきてしまいます…

 

www.miyakoyuttari.jp

 

 

いい気分になっているうちに夕方4時を回ってしまいました。当初の予定では盛岡を出発するつもりの時刻ですが、現実のあさかぜはまだ宮古市内すら出ていません。いい加減ペースアップしないと…

盛岡宮古横断道路に入って盛岡へ向かいます。まるで高速道路のような線形なのに無料だというのですからとてもありがたい。

 

線形が良くなる場所では突然R106の現道に戻り、線形の悪い区間に差し掛かるとまた急にバイパスが現れます。バイパス側が本線になるように道路が構成されていますし、交差点には信号もないので交通流動はとてもスムーズです。

スムーズすぎて鉄道はもちろんのこと、便利だったはずの106急行バスの利用者まで減ってしまったという話もあるようです。閉伊川に沿って区界の峠を越える曲がりくねった道路が一直線になり、クルマを飛ばせば宮古から盛岡まで1時間半程度「だったらバスに乗らなくてもクルマで行けば早いじゃない」という話になってしまったとか。

 

確かにあっという間に盛岡市まで出てきました。茂市の大浴場を出てきてから50分ぐらいです。早い…!

さすがに盛岡の中心街は信号が多いのでそこそこ時間はかかるものの、確かにこれなら渋滞もないのにノソノソ走っているJR山田線を使おうという気はなくなってしまいます
バスは停留所がそこそこあるので便利だと思いますけどねぇ。

 

>>つづく<<