駄文をひたすら書き連ねているこのブログと同様、あさかぜはTwitterにもひたすらしょうもないことを日々書き込み続けています。
「Tweet=さえずり」という意味の通り、他の人が全く関心のないことを垂れ流すのがTwitterの特徴であり、醍醐味でもあるわけで。
一時期FacebookやInstagramのような意識高い系SNSを目指そうとしていた時期もありましたが、イーロン・マスク氏がCEOとなるぐらいからそんな気配も消えましたし、Twitterそのものの迷走も含めて「いかにもTwitter」というポジションに落ち着いた気はします。
一部の宝石やその原石を除けば、ツイートなんて結局はほとんど価値のない内容ですし、あさかぜのツイートも例外なく価値はありません。
ブログの文章も同様で、これ見よがしにTwitterのプロフィールにURLを貼り付けています。しかし中身は“備忘録”といえば聞こえが良いですが、実態はただの“日記帳”です。
そんなお粗末なものに毎日15~30アクセス、毎月500アクセス以上いただいていますので、読んでくださる皆さまには感謝の念ばかりです。いつもありがとうございます。
さておき、こんな三十路を過ぎたオッサンのさえずりが、ごくまれに意図せず拡散されてしまうことがあります。
これが人助けとか料理とかの有用な情報ならいわゆる「バズる」「バズり」になるのでしょうが、あさかぜの場合は全部が全部政治絡み…
別に悪いことをしているわけではないので「炎上」とは言わないはずですが、流れ弾というかなんというか、愉快なことでないのは確かです。
爆弾テロ未遂事件が
— あさかぜみずほ-労働を破壊せよ (@Cyber_PeroPero) 2023年4月15日
「起きて当然」「報いを受けている」「政治のやり方が悪いからだ」「こうでもしないと変わらない」
ってな内容であふれるあたり、さすがYahoo!ニュースコメント欄…
ヤフコメこわいなーとづまりすとこ。
ちょうどこの日あった、和歌山県の漁港で岸田首相が手製爆弾で襲撃されたときの話。
見ての通りYahoo!ニュースを引用したわけでもハッシュタグをつけたわけでもありませんが、ちょうど「爆弾テロ」がホットワードになっていたこともあって注目を集めてしまったようです。
何気なくこのツイートをしてから仕事に戻り、2時間半後に休憩で上がってきたら「リツイート」「いいね」の通知が来まくっていました。
リプライも当初は20件近く来ていて、同意してくれるもの、政治を批判するもの、ツイートの内容はフェイクだと指摘するもの、と様々。中には4つぐらい連投で自分語りするリプライもあったりして、Twitterユーザーの闇を見せられた感覚です。
さすがに思想信条を容赦ない口振りで語られるのは勘弁なのでリプライ欄は閉じさせてもらいましたが、その後もリツイートといいねが続く続く…
1週間で120回以上のリツイート、450件以上のいいね、閲覧数はなんと26.5万回にもなりました。
ここで気になるのはブログのアクセス数です。
Twitter民、ヤフコメ民の目にこれだけ留まったのだから、アクセス数はうなぎ登りだろう、と「はてなブログ」のアクセス解析を覗いてみましたが、この日のアクセス数は30回。いつもと変わらないじゃん…
いかにリプライ欄でTwitter民が吠え、ヤフコメ民が自己弁護したところで、ブログの注目度には全く貢献しなかったということです。
なんの役にも立たねえ…
逆に言えば、SNSでの炎上を商売に結びつける「炎上商法」というのがたまに話題になりますが、あれにはただ注目を集めさせるだけでなく、その先のステップへ進ませるためのうまいマーケティング戦略があるんだなという学びにもなりました。
そうそう、蛇足ながらYahoo!ニュースのコメント欄で散見された「テロは許されないが、政治への不満が云々」という論法。
「AだがB」という構文はBの方に主題がいきます。この書き方は政治への不満が根底にあるから、テロに遭っても仕方がないという表現だと解釈されます。その意図がなかったとしても、「テロの肯定・容認」と捉えられても当然といえば当然です。
感情の赴くままにニュースへの意見表明をして自己顕示欲を満たしている人はどうでもいいにしても、旅行記だ撮影記だ日記だとあれやこれや文章をしたためている自分には大事なこと。表現の仕方には気をつけないといけないな、と考えさせられた一件でもありました。
<写真が何もないのも寂しいので、あさかぜにガンを飛ばす猫の写真でも添えておきます>