あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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『ゆるキャン△』聖地巡りの男旅 - 1日目【後編】(2022年3月5日)

城ヶ崎海岸から国道135号線を南下していくことおよそ1時間、伊豆急河津駅に到着しました。東京の繁華街かと見まごうほど多くの人が往来しており、駅前の道路も渋滞気味です。
お祭りの時期が終わったので人出が減っているものかと勝手に思っていたので、桜の訴求力には驚きです…

駅を通り過ぎてすぐのところにある町営の臨時駐車場にクルマを置いて観光に繰り出しましょう。駐車料金は1,000円と、人が集まるお祭りシーズンにしては良心的な金額だったのではないでしょうか。

 

kawazuzakura.jp

 

 

伊豆急行線と桜を絡めてヘタクソな写真を撮ってみます。画面中央の花がついていない木が少々残念ですが…

なお撮影スポットとしては川沿いの並木が背景になる場所がいいようです。このあと川の堤防に出てみたらカメラの放列ができていました。

 

 

例年は2月初旬から開花する早咲きの「河津桜。それを見越して今年は2月いっぱい「河津桜まつり」を開催していましたが、今年は東京で雪が積もるほど寒かったこともあってか開花が遅くなっていました。

開花情報を見ていたらポツポツと咲き始めたのが2月の半ば。満開になったのは2月も終わり頃の話で、結果的には河津町としてはお祭りの時期の大半を逃してしまったことになりました。自然が相手なだけにこればかりは仕方がありません。

むしろ我々としては満開を少し過ぎたぐらいのタイミングで来られたのでラッキーです。旅行を計画していた当初は河津桜を今日見ることはできないと思っていましたから。

 

少し強めのピンク色をした桜の並木がずっと奥まで続いています。河津町観光協会が載せている写真も、おそらくこのあたりの川岸から撮ったものでしょう。

河津でお昼ご飯にしようとしていましたが、同行のですうと氏が目をつけていたお店には行列が。休日の13時ですから飲食店はかき入れ時です…
4人とも「列に並んででもおいしいものを食べる!」という行為にひどく消極的なので、潔くここでお昼ご飯を食べるのはやめることにしました。代わりにいたるところに出ている屋台で小腹を満たします。

「団子より花」…

 

www.kawazu-onsen.com

 

 

川の両岸の土手にはたくさんの桜の木が植わっており、場所によっては桜のトンネルもできています。
周りを見渡すとカップルや家族連ればかりで、いい歳したオッサンたち4人組で来ているところはどうやらなさそう…ま、細かいことを気にしたら負けです。

 

対岸に渡って河原に降りてみます。ここ数日天気がよかったので川の水量は落ち着いており、危険なのでオススメしませんが対岸まで歩いて渡れそうなぐらいおだやかです。

よくドラマやマンガでは手を川の水に入れて「きゃっ!冷た~い!」なんてキャッキャウフフな光景が繰り広げられますが、男同士では
「どう、冷たい?」
「いや、そうでもないわ。全然冷たくない」
「なぁんだ」
という味気ない会話で終わり。華がないですね。

 

ズームの利かないスマートフォンで撮るとわかってしまうのですが、後ろに見える山頂に太陽光発電所が映り込んで風情を台無しにします。わざわざ木を切り山を削ってソーラーパネルを設置することが「エコロジー」なのでしょうかね。本当に愚かな行為だとほとほとあきれます。
耕作放棄地とか使い道のない空き地にソーラーパネルを敷き詰めるというのならば理解できますが…

方向性を間違えた「エコ」に走った挙げ句に「購入金額が低くて経営が成り立ちません」と設備を放棄して会社だけ消えていくのですから、まぁ愚かしいことこの上ありません

 

河津駅の近くからおよそ2時間、たっぷり往復6kmをウォーキングしてクルマに戻ってきました。ゆるいペースだったとはいえ、普段から運動不足の男4人はちょっとヘロヘロです…

疲れを癒やすべく、町営の日帰り温泉施設「踊り子温泉会館」に立ち寄ります。河津町川端康成の小説『伊豆の踊子』の舞台となった場所のひとつ。それにちなんで施設名がつけられています。
内湯も露天風呂もかなり広々としていて、ゆったりと体が伸ばせます。ちょうどいい温度のお湯を風が撫でていって、とても気持ちがいい…露天風呂の脇にはもちろん河津桜が花を咲かせていて、風情のある贅沢なひとときです。

さらには横になれる休憩室で思わずうつらうつら…

 

www.kawazu-onsen.com

 

 

いかんいかん、ここで力尽きている場合ではありません。今日の旅はまだまだ続きます。
伊豆半島の先端を目指して再スタート。

 

伊豆半島の南端、「道の駅 開国下田みなと」までは温泉から車で30分ほど。すでに日が傾きつつありますが、ここで遅めのお昼ご飯にします。
去年の3月にあさかぜは一人で訪れている道の駅で、あのときは上のフロアでお寿司を食べました。

 

www.kaikokushimodaminato.co.jp

 

 

今回の旅行は『ゆるキャン△』(あfろ, 2015-)の聖地巡礼も兼ねているので、オーダーはもちろん原作のコミック8巻第44話で登場した「Ra-maru」で「下田バーガー」(¥1,100-)です。

大人気作品で取り上げられたこともあってか、店内にはゆるキャン△での登場シーンや、犬山あおい役の豊崎愛生さんのインタビュー記事なんかも掲出されていました。

 

甘辛いタレにひたされた金目鯛のフライがサクサクしておいしい!カマンベールチーズは思ったより小さかったですが、これぐらいの方がアクセントになってよかったかも。むしろカマンベールのサイズ感から、いかにフライが大きなものかおわかりいただけるかと思います。

…自分で言うのもアレですが撮り方がかなりヘタクソなので、開国下田みなと」の公式ページからサンプル写真をご覧になってみてください。

 

大満足の聖地巡礼を済ませて本日最後の観光ポイントである石廊崎に向かったのですが、駐車場からはもう閉めた雰囲気が漂います…

ズッキー氏に看板を見に行ってもらうと、どうやら冬の時期の駐車場は16時で終わり灯台の周辺はさらにそれよりも30分早く営業終了となっていたようです。灯台だからいつでも入れるのかと思っていました…
どのみち駐車場から灯台まではそれなりに歩く必要がありますから、すでに歩き疲れた我々4人にはキツい道のり。加えてホテルへのチェックインも近づいていますので、今日は回れ右です。

 

日が傾いてきた中、今度は伊豆半島西岸の道を土肥へ向けて北上します。東側の道路は海の見える区間がだいぶ多かったですが、西側は切り立った崖がさらに多いためか山の間を高い位置で抜けていく道ばかり。
道路も右へ左へとかなり急なワインディングで気を使います。

 

途中で小型のキャンピングカーに追いつきました。信号待ちの時に見ると静岡のレンタカーナンバーで、どうやら伊豆半島周辺にキャンピングカー専門のレンタカー業者があるようです。
いくら小型とはいえ、重心の高いキャンピングカーでこの山道を抜けるのはしんどいだろうなぁと思います。後ろから見ているとタイヤもかなり細いですしね…

 

ただまぁキャンピングカーだろうとそれがレンタカーだろうとなんでもいいのですが、我がスバル・レヴォーグとはカーブを曲がるときの速度差がかなりあります。途中に待避所がいくつもあるのですから「道を譲ってくれないか」というのが本心

多分走り慣れていなくて運転でいっぱいいっぱいになっているのは想像がつきますが、運転に慣れていない人こそ意識してミラーを見て、流れに乗れているかどうかを判断してほしいところです。
流れについていけてないとわかったら、意固地にならずに安全なところで後続車に道を譲る。円滑な道路交通への気遣いです。

 

入れるはずのなかった石廊崎に立ち寄ったり、キャンピングカーに行く手を阻まれたりしながらも、下田から2時間弱で本日の目的地「大江戸温泉物語 土肥マリンホテル」に到着しました。

千葉市からおよそ300kmのドライブでしたが、運転だけなら案外楽ちん。これなら明日も元気に運転できそうです。

 

toi.ooedoonsen.jp

 

 

ホテルの温泉で今日1日の汚れと疲れを落とし、いざ夕食バイキングへ!金目鯛バーガーを食べてから3時間ぐらいしか経っていませんが、今日1日ろくに食べていなかったこともあって食事が進みます。
ご覧の通り、皿に盛るのは茶色いものばかり…

飲み放題もつけていたのでお酒も進んですっかりいい気分になったはいいものの、部屋に戻るなり爆睡してしまいました。
友達同士の旅行でありがちなナイトトークはどこへ…