PK-GIJ / Penerbangan Garuda Indonesia / Boeing 777-300ER
新年の「スポッティング初め」は成田空港で、というのがあさかぜの中で定石になっていましたが、昨日は積もるほどの雪が降って家の前の道路が凍り付いてしまいました…
スタッドレスタイヤを履いていない我が家のクルマで出歩くのは危険すぎるので、今日は大人しく電車で羽田空港へ。
第3ターミナルにガルーダインドネシア航空の「Wear Masks(マスクをつけよう)」のラッピング機がいたのですが、凍結のため展望デッキは閉鎖中…
屋内のホールから撮影したため、ほとんど機首のマスクがわからない残念写真になってしまいました。
なお経営の厳しい状況が続いていたガルーダインドネシア航空は、つい先日の2021年12月16日に債務超過が発表されました。再生できるのか、それとも破綻して別会社に引き継がれるのか、この頃いろんな意味で良くない話を耳にする航空会社なのでどうなることやら…
JA878A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
第3ターミナルからの連絡バスに乗ったのですが、首都高がほとんど通行止めになっているため一般道はターミナル間連絡道路まで含めた壮絶な渋滞…!第1ターミナルに移動してくるだけで30分以上もかかりました。
これ以上バスで移動するのはヤバそうなので、地下連絡通路を歩いて第2ターミナルの展望デッキへ。やはり昨晩の雪の影響で屋外展望デッキは閉鎖中で、中央部分からガラス越しに撮影します。そのため背後の写り込みがあるのはご容赦を…
JA09AN / AIR DO / Boeing 737-700
ANA本体からは引退したB737-700ですが、実質的にグループ会社となっているエア・ドゥではANAから譲り受けた機体がまだまだ活躍中です。後継機の話は聞こえてすら来ず、当面は主力機として活躍することでしょう。
よく見ると鼻先のレドームの色が半分グレーになっています。ANAと共通で部品を使っているんでしょうね。
JA05XJ / Japan Airlines / Airbus A350-900
抜けるような青空に飛び立っていくJALのA350。すでに10機以上が運航され、すっかり国内幹線の顔となりました。去年の11月に初めて乗りましたが、軽く感動するぐらいの乗り心地の良さです。国際線用のA350-1000はどのような座席構成になってくるのか、いつその機材で海外旅行ができるか、楽しみで仕方ありません。
JA607A / AIR DO / Boeing 767-300ER
12月に運航を開始したばかりのエア・ドゥ「ロコンジェット北海道」のプッシュバックが始まりました。北海道といえば代表的な生き物の一つにキタキツネがあり、そこにきつねポケモンのロコンをタイアップさせたとか。
機体右、スターボードサイドに描かれているのは、ほのおタイプの普通のロコン。もふもふの茶色い毛がかわいらしい。「ほのおのいし」を持たせてレベルアップさせるとキュウコンに進化します。
JA73AB / Skymark Airlines / Boeing 737-800
ちょうどこのタイミングでスカイマークの「ピカチュウジェットBC」が降りてきました。機体の各所に合計10匹のピカチュウが描かれているほか、機内のヘッドレストカバーやドリンクカップにもピカチュウがデザインされています。さらにポケモン25周年と関連付けて25列目だけさらに装飾が施されるなど、特別感でいっぱいです。
ロコンジェット北海道とピカチュウジェットBCの共演。
JA607A / AIR DO / Boeing 767-300ER
「ロコンジェット北海道」が札幌へ向けて飛び立ちました。機体左、ポートサイドには「ポケットモンスター サン・ムーン」で新たに発見されたロコン(アローラのすがた)が描かれています。アローラでは雪山に適応したこおりタイプに変化しており、全体的に白い毛をまとったかわいらしくも美しい姿になっています。
こちらはこおりのいしを持たせるとやはりアローラのすがたのキュウコンへと進化し、タイプもフェアリーが追加されます。はがね4倍弱点…
ロコンジェットもスカイマークと同様にヘッドレストカバーがオリジナルのものとなり、ずかんNo.にちなんで37列目だけに特別なデザインが使われています。もちろん紙コップにもロコンが描かれていて、むしろドリンクはいらないので紙コップだけ欲しいところです。
JA220A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N
引き続きANAの国内ローカル線に投入されている国際線仕様のA320neo。手軽に国際線機材に乗れる良い機会なのですが、あさかぜはいわゆる「赤組」なのであいにくANAの利用機会は皆無…
JA818A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
2021年7月に奄美大島・徳之島・沖縄本島北部・西表島が世界自然遺産に登録されたことを記念して、ANAグループでは3機にお祝いのロゴが貼り付けられています。
そういえばANAではついこの間の12月9日から今までのロールスロイス・トレント1000エンジンではなく、GE・GEnx-1Bエンジンを搭載したB787の導入が新たに始まりました。今日の狙いはその最新機材だったのですが、残念ながら目に入る場所にはいないようです。
なお外見上はほとんど違いがなく、エンジンの前縁部分に入っているのが四角いRRロゴから丸いGEロゴになっている程度。遠くから見たときの判別は恐ろしく難しいものと思います。
JA803X / Solaseed Air / Boeing 737-800
D滑走路へ向かってタキシングしていくソラシドエアの機体に入っているのは、大分県佐伯市のワンポイント広告。佐伯では豊かな海から上がる海産物と、温暖な気候を活かした野菜・肉の生産が盛んです。
玄関口の佐伯駅には特急列車が全て停まりますが、その南側、宮崎との県境をまたぐ区間はすさまじい過疎路線だというのは10月の旅行記に書いたとおりです。
D-AIGT / Deutsche Lufthansa AG / Airbus A340-300
展望デッキの屋内部分には『呪術廻戦』の映画プロモーションが行われており、30秒ほどのPVが無限にループで繰り返されています。同じ音声を1時間半もずっと聞き続けていて、さすがに気が狂いそうになってきます…
ようやく今日のメインディッシュ、ルフトハンザのA340-300が到着しました。徐々に便数が増やされているフランクフルト~羽田線ですが、普段より小さなA350-900でも座席を埋めるのは厳しいらしく、しばらくの間はA340-300がアサインされています。
今日は鶴のマークから黄色が消えた新塗装で到着です。
N406DX / Delta Air Lines / Airbus A330-900
ルフトハンザから10分とあけずに降りてきたのはデルタ航空のA330neoです。主翼の形が新設計となり、エンジンもより大口径のものに変わってずいぶん旧来のA330とは違う印象を与えます。
もしスカイマークがA330-300の導入(というより経営そのもの)をしくじらずに今も使い続けていたとしたら、スカイマークカラーのA330neoを見られる世界線に達していたのでしょうか。
JA73AB / Skymark Airlines / Boeing 737-800
スカイマークのピカチュウジェットBCが北へ向かって飛び立ちました。主な投入路線は羽田~那覇・下地島としつつも、機材運用の関係で全国に向かって飛んでいるようです。
N57SN / Bank of Utah Trustee / Dassault Falcon 7X
プライベート機ではおなじみユタ銀行が保有する、アメリカ籍のダッソー・ファルコンが降りてきました。
MD-11Fのような大型の三発機が第一線から退くことが増えてきて、なんとなく「三発機といえば古い」というイメージができつつありますが、このフランス製の機体は2005年から生産されている最新モデル。
2015年に初飛行した性能向上モデルの8Xもやはり三発機として生産されています。
日本では三発機モデルの導入はありませんが、双発機のFalcon 2000が海上保安庁に導入されています。
JA143A / All Nippon Airways / Airbus A321-200N
めぼしいものは撮りましたし、まだ昼の3時前ですが引き上げることにしました。
試しにリムジンバスの運行状況を確認しに行ってみると、どこの方面に向かうバスも軒並み大幅遅延や運休の嵐。千葉方面のバスもいつ出てくるかわからない状況のようです。環七につながる道路も10分で数メートル進むか進まないかというひどい渋滞になっており、もはや麻痺状態。
こうなってくると、道路状況に左右されず時間通り運転される電車は心強い存在です。大人しく京急と京成を乗り継いで帰ることにしましょう。