あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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2021年9月7日 【羽田空港】

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JA244J / J-AIR / Embraer ERJ-190

昨晩は一緒に宿泊勤務をしていた仲間があさかぜの誕生日をお祝いしてくれました。30歳をとっくに過ぎたオッサンのことをわざわざ祝ってくれるだなんて、想像もしていませんでした…良い仲間に恵まれています。

そうして齢を一つ新たに重ねても、やることがいつまでも変わらないのは考え物です。今日も今日とて羽田空港へ。いつもの後輩組合員氏も途中で合流とのこと。

 

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JA732J / Japan Airlines / Boeing 777-300ER

パラリンピックがおととい閉幕し、選手のお迎えに何か珍しい飛行機が来ないものかと期待してきましたが…Flightradar24を見る限りでは今日のところは極端に珍しいものはないようです。

国際線で運用されているB777-300ERは荷物が軽いのか早めに機首を上げてエアボーン。数年後にはこの光景がA350-1000に変わっているのかと考えると、時の流れの速さにおののきます。

 

 

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JA614A / All Nippon Airways / Boeing 767-300ER

1年あまりのうちにスターアライアンス特別塗装機は3機にまで半減してしまったANA。写真のB767-300ER(JA614A)と、B737-800(JA51AN)、B787-9(JA899A)です。
2020年末から今年4月にかけて退役したB777-200ERの2機と-300ERの1機、計3機はすでにアメリカへとフェリーされており、もはや日本では見ることもかないません。

しかしB777なんて当たり前に見られるものだと思っていましたし、何ならJA731Aなんて今年1月に現役の姿を撮影しています。乗ったことはなくても撮影ではなじみのある存在だっただけに、日本の空から消えてしまったのはショックです。

 

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JA798A / All Nippon Airways / Boeing 777-300ER

ANAではB777-300ERの後継機として開発中のB777-9を選定しており、当初では今年3月には初号機を受領する計画でした。
ところがB777Xは開発が長引いており、現状では2年程度は受領が遅れる見込み。この情勢で保有機数を減らそうとしている状況ですから、逆に遅れるのは良かったのかもしれませんが…

 

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JA881J / Japan Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner

今年4月にデリバリーされたばかりのピカピカなJA881J。貨物の関係で稼働率は高いようで、新品のエンジン特有の青いテイルコーンはすでに真っ黒けになっています。それ以外はまだまだピカピカ。

 

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JA09XJ / Japan Airlines / Airbus A350-900

こちらも6月に受領したばかりの9機目のA350-900。国内線には18機の-900が導入予定で、年内には15号機までが出そろう予定です。国内線で登場機会に恵まれる…はずが未だに乗れていないのはちょっと残念。

歴代最多となる94席のクラスJを備えた369席仕様となっていますが、繁忙期にはクラスJを56席まで減らして普通席を323席と59席分増やした391席仕様へと短期間で変更することも出来るようになっています。

 

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N881CW / BANK OF UTAH TRUSTEE / Cessna 525C Citation

セスナ・サイテーション525が離陸していきました。所有者はおなじみのユタ銀行で、実際のオーナーは誰なのかわかりません。航続距離は長いモデルでも4,000km弱といったところで、東京からだと香港あたりまでをカバーする程度です。

2017年9月には国土交通省航空局も導入しており、飛行検査などに使用されています。

 

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JA734J / Japan Airlines / Boeing 777-300ER

2014年から「JALエコジェット」として自然保護活動の啓蒙を行っている機体です。ちなみに2号機。
機体後方に描かれている「国連生物多様性の10年」は2020年に終了していますが、ロゴが直される気配はありませんね…

なお別の機体に大気中の二酸化炭素をサンプリングする機械を載せた「CONTRAILプロジェクト」を行っていますが、こちらは現在B787に搭載するべく開発を行っているのだとか。

 

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JA602A / AIR DO / Boeing 767-300

エア・ドゥではANAから2機のB767-300ERを導入し、20年以上活躍するベテランの2機と入れ替えることを8月末に発表しました。つまり288席仕様のJA601AとこのJA602Aに引導が渡されるということで、「ベア・ドゥ北海道JET」も年内で見納めということになります。

ちなみにANAの270席(P10席+Y260席)仕様がそのまま入ってくるので、エア・ドゥの普通運賃でANAのプレミアムクラスに座ることが出来ます。お得感があって席の争奪戦になりそう…

 

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今日はなぜかアリタリアが羽田に向かってきています。FR24を見たときはガセかと思っていましたが、実際に飛んできているのですから見に行くしかありません。

先月と同じく第3ターミナルの吉野家でお昼ご飯にして、アリタリアの到着を待ち構えます。
期間限定の親子丼は思った以上のボリュームでお腹がいっぱいになりました。

 

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展望デッキへ上がってきました。夏休み期間中なのでそこそこ人はいますが、普段の夏休みほどではありません。そもそも国際線に乗るわけでもないのにT3まで来る人の数は限られているでしょうけども。

目の前に駐機しているB787主翼表面はやけにボロボロです。ここまで表面塗装がハゲている機体は初めて見ました。

 

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JA801A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner

世界で初めてANAB787の商業飛行を行ったのは2011年10月の話で、まもなく10年になります。B787がデビューしてもう10年になるのか!と驚いてしまいます。

まさに写真の1号機がデビューを飾ったわけですが、特別塗装をまとわなくなった現在ではすっかり注目もされない存在に。今の航空界を作り上げた功労者はそっと静かに輸送を支え続けています。

 

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JA09MC / Star Flyer / Airbus A320-200

6月末、スターフライヤーは新造機としてA320neoの導入を発表しました。2023年1月に初号機が導入される予定で、ANAJALと違って機内Wi-Fiを備える一方で個人モニターは装備しないとのこと。
SFJが国内線の個人モニター装備の先駆者なだけに意外な選択ですが、今の時代はみんなスマートフォンタブレットを持っており、備え付けのモニターでなければいけないことってほとんどありません。合理的な選択でしょう。

 

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EI-EJG / Alitalia / Airbus A330-200

意外にもアリタリアは目の前のA滑走路へと降りてきました。普通は南側から入ってくる到着機が降りる滑走路ですが、たまたま余裕があったのですかね。

 

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EI-EJG / Alitalia / Airbus A330-200

本館ではなくサテライト棟に入ってしまったので、撮影チャンスはこの時だけでした。34Lに降りてきたのはかなりラッキーです。

10月15日からは国営のITAエアウェイズ(Italia Trasporto Aereo)がアリタリアの運航を引き継ぐことになります。
機材は当初全てアリタリアから引き継がれる予定で、このA330-200も運航される見通しです。なおB777は引き継がれない可能性が濃厚で、あの1機だけいた虎の子-300ERもいよいよアリタリアカラーが剥がされることになるようです。

国営航空になるアリタリア改めITAは、果たして黄金期を取り戻すことが出来るのでしょうか。

 

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D-AIGZ / Deutsche Lufthansa AG / Airbus A340-300

続いてルフトハンザも降りてきました。先日の撮影でも書いたとおりオリンピック期間以外はA350-900が入ることになっていましたが、需要減退を受けてさらに小さなA340-300がアサインされています。

 

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D-AIGZ / Deutsche Lufthansa AG / Airbus A340-300

今日は見慣れた旧塗装です。
この機体は2014年11月からのおよそ半年間、ドイツ連邦政府に貸し出されてエボラ出血熱の患者を輸送する任務に当たっていました。2015年6月から再びルフトハンザへと戻り、こうしてラインへと復帰しています。

 

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JA301J / Japan Airlines / Boeing 737-800

JALグループのB737トップナンバーは、実は2006年から活躍するベテラン機。ANAと同様に後継機の話が聞こえてきてもおかしくない頃合いですが、現状では小型機の主力機材として使い続けるようです。

当のANAも2020年4月末に「B737MAXは正式に(契約の)署名をしていない」と述べており、最新鋭の小型機材は需要が高いとはいえ導入するかは確定していないようです。

 

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VH-CAD / Private / Dassault Falcon 900

どうもオーストラリアを拠点に運航しているらしいFalconAirなる航空会社のダッソー・ファルコン900です。3発機というとなんとなく古く感じてしまいますが、2016年から就航している最新型のFalcon 8Xも3発機として開発されています。
「長距離を飛ぶならエンジンが2つよりも3つの方が信頼性が高い」という考え方を貫いているメーカーで、確かに急用の人や要人を乗せるプライベート機ならば理にかなった話です。

 

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JA329J / Japan Airlines / Boeing 737-800

第1ターミナルの端から何やらイラストの描かれたB737がプッシュバックされています。
つい先月の8月5日から2022年秋までの間で飛ぶ予定の「JAL JOMONジェット」です。秋田県岩手県北部から北海道千歳市付近までの「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたことを祝って施された特別塗装。イラストは青森県の小学生たちが描いたものだそうです。

 

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JA06XJ / Japan Airlines / Airbus A350-900

とりあえず両面は撮影できたものの、日が陰ってしまった「みんなのJAL2020ジェット」…
予定では11月末までなのでチャンスはありますが、なんだかもう2回撮れたからいいかなという気がしてきてしまいました。

 

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JA73AB / Skymark Airlines / Boeing 737-800

続いて降りてきたのはスカイマークポケモンがコラボした「ピカチュウジェットBC」です。運航範囲が広いのでなかなかキャッチできなそう…と思っていたらこれもあっさり2回目です。

スカイマークはもちろん他社でも白い機体が多いだけに、真っ黄色のピカチュウが現れるとかなり目立ちますね。

 

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JA702J / Japan Airlines / Boeing 777-200ER

国際線仕様のまま国内線で運航を続けている日本航空B777-200ER。たまに那覇を往復してやろうと思ってJAL公式サイトを確認するのですが、やはりいつでもいっぱい…
フルフラットビジネスをクラスJとして那覇を往復できるなんてなんておトクな!と考える人はたくさんいるわけで、あさかぜが思い立ったからといって予約できるほど甘くはないのです。

 

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JA500A / Japan Coast Guard / Gulfstream G-V

救難捜索機として活動してきた国産機YS-11の後継機として、2005年に2機導入されたのがガルフストリーム・G-Vです。通常のビジネスジェット機とは違うお腹の膨らみには、監視レーダー・赤外線捜索装置・衛星電話などが装備されているものと思いますが、あいにく詳しくないのでどなたかご教示いただけると幸いです。

 

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G-ZBJF / British Airways / Boeing 787-8 Dreamliner

今日のブリティッシュB787-8とずいぶん控えめなサイズで来ています。

 

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D-AIGZ / Deutsche Lufthansa AG / Airbus A340-300

ルフトハンザもフランクフルトへ向かって折り返しました。離陸滑走路は第2ターミナル側のC滑走路34Rを使うはずですから、あいにくここから撮影することは出来ません。

 

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暑いですし、大して見るものもなくなったので帰ることにしましょう。今まですっかり見落としていましたが、到着フロアから駅の改札口へ向かう通路にパラリンピックのロゴをかたどったモニュメントが置かれていました。台に乗って記念写真を撮れるのでしょうか。

オリンピック・パラリンピックとも無事に終えることができ、一安心といったところです。日本に来られた選手の皆さんは少しでも日本っぽさを味わったり楽しんだりできたでしょうか。
コロナウイルスの混乱が収まったら日本に遊びに行ってみたい、と思っていただければ幸いです。