あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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2021年6月2日 【成田空港】

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9V-SCB / Singapore Airlines Limited / Boeing 787-10 Dreamliner

せっかく日が伸びてきて夕方遅くまで撮れるシーズンに入ったのに、5月下旬から梅雨のシーズンに入ってしまいました。今日のさくらの山は梅雨らしい、曇っていてジメジメした天気です…

午前中のシンガポール航空B787-10で再開されています。2019年4月からB787-10からA380-800に変更されていましたが、B787に戻ったことで2年前の光景が戻って来たような感じもあります。
すっかり航空業界から嫌われ者になっているA380ですが、シンガポール航空ではワクチン接種後の航空需要回復を見越して運用復帰させる方針であるようです。日本路線に復帰する可能性は低そうですが…

 

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N2243U / United Airlines / Boeing 777-300ER

ユナイテッドの最新機種のはずなのにずいぶんどろんこですね。旅客便じゃないから汚れてても構わないや、ということなのでしょうか…?
ただ飛行機の場合は機体の汚れも空気抵抗になって燃費を悪くしますから、ここまでひどく汚れている姿は珍しいと言えば珍しいですけどね。

 

 

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JA203P / Peach / Airbus A320-200N

少しずつ勢力を拡大しているピーチのA320neo。2012年の運航開始から使われていたceoを徐々に置き換えていく予定です。同社では中距離国際線の開設に向けてA321LRの導入も決まっていますが、この情勢ではいつ頃になるのでしょう。

 

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B-2076 / China Cargo Airlines / Boeing 777F

中国東方航空の貨物子会社が中国貨運航空で、中国最大の海運会社との共同運営ということで別会社となっているようです。

そういえば後ろに立っていたはずの旧管制塔はすっかり姿を消してしまいました。残っているのは足下の管理棟のような建物部分だけです。

 

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PH-BHM / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner

3月末から夏ダイヤに入っているものの、KLMが普段通りのB777-300ERで来ることはほとんどないようです。

年末のエンジントラブルで上海から帰れなくなってしまった同社のオレンジプライドことB777-300ERの初号機は、結局本拠地のアムステルダムに戻れるまで2ヶ月以上かかった2月16日…
コロナウイルス禍の上に出先で故障というタイミングの悪さに加え、当初の出発日に修理したのとは逆側のエンジンがさらにエラーを出すという不運に見舞われていました。ともあれ戻れたようで何よりです。

 

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B-18719 / China Airlines / Boeing 747-400F

チャイナエアラインのジャンボフレイターはほぼ毎日来ています。コロナウイルスの流行する前はこんな高頻度では来ていませんでしたから、見かける機会が増えたというのはいいのやら悪いのやら…

相変わらず海上コンテナのやりとりは悪いままのようですから、当面この航空貨物需要の高まりは続くのでしょう。

 

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JA784A / All Nippon Airways / Boeing 777-300ER

2020年の機内改修によって最新のビジネスクラス「THE ROOM」を装備するようになりました。以前から在籍する機体に新しい座席を装備させることをよく「レトロフィット」と言います。

この日はブリュッセルからB777-300ERのJA790Aが飛んできており、同路線に通常のB787-8ではなく大型のB77Wが入ると言うことは、だいたいファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンを輸送しているはずです。
ANA機ですしA滑走路側に降りてきてくれることを期待していましたが、写真の便とほぼタイミングがかぶったために向こうのB滑走路へ行ってしまいました。

 

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OE-LPC / Austrian Airlines AG / Boeing 777-200ER

2019年と同じく夏ダイヤ限定でオーストリア航空のウィーン~成田便が就航しています。去年はコロナ騒ぎで運休となっていたので、だいぶ久しぶりの再会です。

この機体はラウダ航空に所属していたものです。2019年に亡くなったF1レーサー、ニキ・ラウダ氏が創立した航空会社で、2005年に経営不振でオーストリア航空に譲渡されてブランドとして消滅しました。しかしニキ・ラウダ氏はラウダ航空オーストリア航空に譲渡したあともニキ航空、現在のラウダモーションを立ち上げて最期まで経営に関わるなど熱烈な「ヒコーキ野郎」として活躍を続けたのでした。

 

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JA881J / Japan Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner

ANAと違って何もアピールされていませんが、写真の機体は今年4月に納入されたばかりの記念すべきJAL50機目のB787です。2012年の就航から9年、すっかりJALでもB787が国際線の顔となりました。

元々30機の確定発注と20機のオプションを契約していましたが、ほぼ同時期に受領したJA882Jも含めて51機を受領しています。ライバルのANAに比べたらいまひとつ華がないように見えるJALB787ですが、中~長距離国際線に国内線まで活躍するなくてはならない存在です。

 

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N706GT / Southern Air / Boeing 777F

全身DHLカラーなのはサザン・エアの機体。同社のB777FはDHLグループの空輸部門であるDHLアビエーション向けに運航されているので、こうした全面的にDHLカラーになっている機体もあります。

 

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HS-TKN / Thai Airways International / Boeing 777-300ER

保有機材数を半減させ、運航路線や雇用人数も削減させるという方針を打ち出しているタイ国際航空。コロナ禍で再建案が延ばしに延ばされていますが、ようやく5月末に債権者の同意が得られたようです。
いよいよ正式にタイ国際航空のフリートから4発機が消えることが決まったわけですし、B747A380のみに設定されていたファーストクラスも消えることで同社の最上級クラスはビジネスクラス「ロイヤルシルククラス」となるわけです。

…まぁいまどきのビジネスクラスは一昔前のファーストクラス並みのサービスですから、なくなったところで大して変わらない気はしますが。

 

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B-58202 / Starlux Airlines / Airbus A321-200N

スターラックスの撮影のために十余三東雲の丘へ。
スターラックスの台北~成田便は引き続き週2便の運航が続いています。今後はA330neoやA350も導入されることが決まっており、習熟飛行を兼ねて成田に飛んでくる可能性もありそうで楽しみです。

なおA321neoのサイズでもビジネスクラスのシートはフルフラットになる模様。デザインもシックな感じで乗ってみたさを増幅させます。

 

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VP-BBL / AirBridgeCargo Airlines, LLC / Boeing 747-8F

スターラックスの到着を見届けたので再びさくらの山へ戻ってきました。
ちょうど上空をエアブリッジカーゴが飛び越えていきます。医薬品輸送のアピールのためか、どの機体にもPharmaのロゴが入っていますね。

 

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HL8257 / Asiana Alirlines / Airbus A321-200

2年間の統合作業ののち、大韓航空に吸収されることが正式に発表されたアシアナ航空。本体はもちろん、子会社に抱えるエアプサンとエアソウルのLCC2社も大韓航空系列のジン・エアーに一本化される方針のようです。

両社とも雑多な機種を保有していますし、エンジンのメーカーが同じでも機種が違うパターンなどなんだかんだで違う部分がありますから、機種数の削減や共通化は重要な点になってきます。LCCに至ってはボーイング機のジン・エアーとエアバス機のアシアナ系2社というさっぱり違う組み合わせですからね。
情勢的に致し方なかったとはいえ、この統合の効果が発揮されるにはかなりの努力が必要なものと思われます。

 

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選挙カーが走り抜けていったな、と思ったら成田空港反対運動のクルマでした。2020年代末を目標に空港の大規模な拡張を進めている中、彼らは成田の廃港を訴えています。芝山町を始めとした周辺地域が空港と共存する方向へととっくに方針転換している中、空港反対を訴える人たちをどれほどの人が支持しているのでしょうか。

 

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JA01JP / Private / Honda HA-420

もはや無音ともいえるぐらいの静かさでホンダジェットが降りてきました。小型ビジネス機部門で4年連続の首位をキープしており、5月末には離陸重量をもう少し増やしたHondaJet Elite Sも発表されるなど、立場を確かなものにしています。

成功の秘訣はホンダの高い技術力はもちろんのこと、航空大国アメリカで開発を行ってきたということも大きいでしょう。ものを作る技術力はあったとしても、それを生かすことの出来る下地がなければうまく開発は出来ません。
残念ながら航空の世界においては日本には技術開発の下地がないので、純国産を目指したMitsubishi SpaceJetが大きく開発に後れを取ったのも無理はないと思ってしまいます。

 

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B-58202 / Starlux Airlines / Airbus A321-200N

スターラックスが台北へ向けて折り返していきます。

 

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B-17882 / Eva Airways / Boeing 787-9 Dreamliner

その少し後を追いかけて飛び立つのが同じ台湾のエバー航空
スターラックス航空の会長は元々エバー航空会長の四男で社長相当を務めたほどのでしたが、その会長が亡くなってからの後継者争いでエバーを追い出される形になってしまいました。

 

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B-6138 / China Southern Airlines / Airbus A380-800

南航のA380人気は天気がいまひとつでもそれなりにあるようで、さくらの山には大小様々なカメラを構える人の姿がありました。
とはいえ去年の9月の就航当初に比べたら注目度はずいぶん下がってしまったようですし、かくいうあさかぜも「まぁせっかく来るんだし撮っておくか」ぐらいの気持ちに収まっています。

ただ南航はご多分に漏れずA380を退席させる意向を示していますから、早いうちに撮っておかないといつ来なくなってしまうかわかりません。記録はお早めに。

 

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JA870J / Japan Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner

ポーラーエアカーゴがまもなく最後のストレートに入ってくるというタイミングで日本航空B787が滑走路へと進入していきます。
JAL機は軽いんだろうか、ずいぶん強気の采配だなぁ…」
なんて思って眺めていましたが…

 

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N454PA / Polar Air Cargo / Boeing 747-400F

思っていた以上にJAL機の離陸が遅かったようで、ポーラー機はゴーアラウンドを指示されて着陸のやり直しへ。運が悪かったですね…

 

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JA899A / All Nippon Airways / Boeing 787-9 Dreamliner

着陸機が続々とやって来ます。この忙しさを見ていると2019年頃を思い出すようでなんだか懐かしい気持ちに。以前のような賑わいにはいつ頃戻るのでしょうね。

ANAB787スターアライアンスカラーはきれいにスポッティングカットが決まりました。真横から見上げ構図で撮ると肝心のロゴは1/3以上消えてしまうんですけどね。特別塗装機は高いところから見下ろせるのが一番です。

 

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N73278 / United Airlines / Boeing 737-800

ユナイテッドのグアム便は引き続き1日1往復がB737で運航されています。2019年には1日3往復、しかも2往復はB777-200ERで運航されていたことを考えればずいぶん規模が小さくなっていますが、現在の成田で毎日運航される国際線は割と貴重な存在です。

日本航空はエンジントラブルを起こしたPW4000エンジンを搭載したB777は一斉に退役させましたが、ANAもこのユナイテッドも今のところは籍を残して将来的な再開に備えているようです。復帰がいつになるのかは今のところ全くメドが立っていないようですが。

 

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VP-BBL / AirBridgeCargo Airlines, LLC / Boeing 747-8F

また絶妙なタイミングでエアブリッジ・カーゴがA滑走路に入ってきました。クラスノヤルスクだかノヴォシビルスクだったかを経由してモスクワへ向かう便でそんなに軽くはないはずですが…

 

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N454PA / Polar Air Cargo / Boeing 747-400F

エアブリッジが上がった直後、先ほどゴーアラウンドしていったポーラーが無事着陸。15分ほどぐるっと成田を回り込んで来ることになったわけでした。

 

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JA204P / Peach / Airbus A320-200N

ピーチのA320neoは新デザインが導入されたわけでもなく外見からはほとんど従来機と見分けがつかないのですが、やはり新機種を見られるとうれしいものです。

ピーチのA320neoもやはり他のLCCと同様に188席とA320ceoより8席増えています。

 

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JA826P / Peach / Airbus A320-200

こちらは従来モデルのA320ceo。neoの導入に伴って初期導入機は順次リースバックされる予定になっています。この機体は2019年に導入されたものなので当面は活躍することでしょう。

 

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B-LXH / Cathay Pacific / Airbus A350-1000

第2ターミナルに発着するキャセイは基本的にB滑走路に着陸しますが、今日は堂々とA滑走路に登場。案の定貨物便としての運航だったようで北側の貨物エリアへと滑り込んでいきました。

 

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A6-BLV / Etihad Airways / Boeing 787-9 Dreamliner

エティハド航空はF1アブダビグランプリの特別塗装だったので、ご覧の通り南航のA380よりもはるかに人気を集めていました。週に1回必ずやってくるA380に比べたらエティハドの方が希少性が高いので、当然と言えば当然ですが…

執事もしくはメイドつきの個室「ザ・レジデンス」を備えたA380保有するエティハド航空ですが、やはり同社もA380の運航を再開するつもりはないようで、「I'm sure it's very likely that we won't see them operating with Etihad again. (エティハドで再び運用されることはないであろう)」と述べています。
こんなに世界各地でA380の終焉が早まるとは想像もしませんでした。

 

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このあとも雲が晴れる見込みはないので、今日のスポッティングはこれにておしまい。グランプリカラーが南航のA380の隣に入っていくのを見届けてからちょっと寄り道して帰りましょう。

 

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公津の杜エリアの外れにある「らーめん どてちん」。大勝軒系のつけ麺のチェーン店による二郎系ラーメンのお店です。ずっと前から職場の先輩に勧められていたもののさっぱり行く機会がありませんでした。

食べログでは夕方の営業が17時からとなっていますが、公式ホームページでは11時から23時までの通し営業。16時過ぎでも一応やってはいるようです。

 

m-aoyama.co.jp

 

 

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ラーメン830円。麺の量はそんなに多くなさそうという話を聞いていたのでコールはニンニクだけです。ヤサイはほとんど全部がモヤシで、キャベツはオマケ程度の量。時間が悪かったのかもしれません。

話に聞いていたとおり、麺の量はちょうどいいぐらいです。スープのアブラもどぎつくないのでだいぶ食べやすい。あさかぜにしては珍しくブタを増してもいいぐらいかな、というぐらいでした。おいしかったです。