すっかりブログがご無沙汰になってしまいました。このところずっと「MSFS」こと Microsoft Flight Simulator 2020 に夢中になっており、さっぱり記事を書くのをサボっています。
いやはや、シミュレーターゲームというのは時間泥棒もいいところで、気がついたら2時間も3時間も経っています。リアルを追求したMSFSは当然ながら離陸してから着陸、さらにスポットに入るまで実際の時間がかかりますから、長い距離を飛べば飛ぶほど時間もすっ飛んでいきます。
てなわけで世界各地の空を飛んで遊んでいたので、今の今までブログの投稿をサボっていたというわけです…
<MSFSのプレイ画面。衛星写真を元に世界中がリアルに再現されていて、何時間眺めていても飽きない>
さて、Google謹製のスマートフォン端末「Pixel 6」と「Pixel 5a」が発表されました。Pixel 6はフラッグシップとなる最新モデル、5aは従来からのPixel 5の廉価版という位置づけです。
5aのスペックを見てみましたが、あさかぜが使っている4a 5Gとほとんど違いがありませんね…
SoCはミドルクラスのSnapdragon 765G、カメラの構成や画素数も同じ、メモリは6GB、ストレージは128GB、3.5mmジャックを備えるところはそっくり同じ。価格は4a 5Gよりおおよそ1万円安い51,700円と手に入れやすい設定になりました。
ボディはポリカーボネートだった4a 5Gに対して金属製となり、IP67の防塵防水となったのが違いです。見た目にはほとんど変化がなく、画面サイズが0.1インチ大きくなった程度で少し眺めたところではすぐに見分けがつきません。
せいぜいバッテリー容量が大きくなった程度ですから、現行のPixel 5や特に4a 5Gユーザーは急いで乗り換える必要性は全くなさそうです。
<Pixel 4a 5Gの背面。カメラユニットの右下に見えるのは指紋センサーで、5aも同じ構成で見た目もほとんど同じ>
一方、完全な新製品となるPixel 6はかなり変化します。カメラユニットの部分だけ大きくなった独特の形状(カメラが高性能になりすぎて、従来のサイズに収まらないのだとか)もさることながら、本体のカラーも今までの地味なPixelシリーズとは一線を画したものとなりました。生産はどこが行うのかはまだわかりませんが、従来のPixelシリーズと同じなら台湾のフォックスコンなのではないでしょうか。
そして注目すべきはやはり中身でしょう。
6には従来のクアルコム製のSnapdragonシリーズではなく、Googleが独自開発した「Tensor」なる新しいチップが搭載されます。韓国のサムスンが製造するのではないかという話になっていますが、ともあれ独自のチップセットが選ばれました。
Googleが用意する最新のサービスを提供するには専用に用意されたチップセットが最適、という判断のようです。特にPixel 5シリーズはスナドラ765とお世辞にもハイエンドとはいえないスペックでしたが、Tensorになったことで自称「超ハイエンド」となっています。実際のところはベンチマークのスコアが出てみないとわかりませんし、それも単純明快な比較になるとも限りませんが…
2021年8月26日現在ではまだ公式な価格発表はされていないものの、価格帯も10万円超えのハイエンドとなりそうな雰囲気。
しかし独自といわれるとスマホゲームを中心に互換性の不安が残ります。Android端末といえばSnapdragonシリーズがほぼ基準になっているわけですから、アプリやゲームがギクシャクするとか動作しないとか、そういった不都合が出てくる可能性があるからです。
以前ファーウェイのP20を使っていましたが、独自SoCであるKirinもやはり相性の善し悪しがあったといいます。あさかぜは未経験ですが…
とはいえ、Google最新のソフト・ハード両方を試せるのは魅力的です。あさかぜはまだ4a 5Gを手にして1年も経っていませんし、Pixel 6を買い足すほど経済的に余裕があるわけではないので自分で持つことはないと思いますが、何かの機会に実機を触ってみたいものです。
1年後に出るかもしれない廉価版の6aだったら買えるかな…?