あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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津軽海峡(晩)秋景色 - 2日目【後編】(2020年11月22日)

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五稜郭タワーはまだそこそこ順番待ちの列がありました…並ぶという行為が基本的にできないあさかぜは躊躇しますが、係員のお兄さんに「15分はかからないと思います」と言われたのでそれぐらいならと我慢します。
前は仲睦まじいカップル、後は京都あたりから観光に来たらしいお姉さんたち、その間に挟まれるあさかぜみずほ(30歳男・独身)という肩身の狭い待ち時間です…だから並ぶのは好きじゃないんですよ…

15分並び、900円の入館券を払ってエレベーターで90mの高さにある展望台まで上がると、五稜郭が一望できます。よく教科書で見るあの光景です。

 

www.goryokaku-tower.co.jp

 

 

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手前が先ほど入った一の橋と二の橋。手前に突き出したのが半月堡。その辺の出っ張りを除けば、本当に五稜郭って五角形をしているんですね。
左右対称の形になっているのはやはりヨーロッパの影響が強いのでしょう。

 

 

 

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アップにしてみると箱館奉行所の姿が見えます。あそこに立てこもった旧幕府軍にしても、まさか4kmも離れた海上から砲撃が当たるとは思ってもみなかったでしょうね。

 

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展望台に飾られている五稜郭の復元模型には、ちゃんと箱館奉行所の全景も再現されています。

個人的な感想ですが、幕末から明治に掛けての日本はうまいバランスで洋と和を取り入れています五稜郭もそうです。西洋式の形状に連綿と続く石垣の技術を取り入れて強固な防御を図りました。
一方で奉行所は以前からの構造を取り入れ、当時の使いやすいように建物を建設する。図らずも外国人相手には「日本の建物はこういうものだ」という勉強にもなっていたことでしょう。

宗教でも建物でも、日本人の都合のいい和洋折衷の考え方は結構好きです。

 

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五稜郭タワーからはもちろん五稜郭だけでなく函館市街地が一望できます。南東側を向くと函館競馬場(写真右端)函館空港(写真左端)まで見渡せます。
雨が降っていなければもっとクリアに見えたでしょうけどねぇ…

 

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南西側は市電なども通る函館の中心街です。右側はフェリーターミナルではない函館港で、その少し奥が最初に箱館奉行所が置かれた元町公園のあるエリアです。

一番奥に横たわっているのは函館山ミシュランの3つ星にも選ばれたという夜景で有名な場所です。というか夜景以外で函館山の名所は聞いたことがありませんが…
今夜時間があれば行ってみたいところです。

 

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最後にもう一度五稜郭の全景を撮ってから下におりましょう。
メインで使っているコンデジSONY Cyber-shot RX100」では惜しいところで広角が足りませんが、それを存分に補ってくれるのが「Google Pixel 4a 5G」に搭載された広角レンズ。スマホのカメラはすさまじい進化で、コンデジの存在意義って何だろうと時々考えてしまうほどです。

 

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お腹が空きました。時刻はお昼1時半ですからお昼時も終わり頃です。
タワーから見下ろしたところ、さっきのラッキーピエロにはまだ列ができていたので断念。せっかくGoToトラベルのクーポンもあることですし、ちょっとお高いランチにでもしましょうか。

2階にあるレストラン「旬花(しゅんか)。あまり一人で入店することを想定していないのかしばらく待たされました。
通されたのは外が見える4人用の立派な部屋。これは「おひとり様」で入ってはいけなかったのでは…?とうろたえますが、入ってしまったものは仕方ありません。腰を据えて食事をしましょう。

 

www.shunka.jp

 

 

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生うにいか刺いくら丼(1,800円)を選びました。函館と言えばイカの水揚げで有名なところです。その辺のスーパーで売っているイカそうめんに比べたら歯ごたえや風味がやっぱり違う…気がします。割と何を食べてもおいしく感じるタチなので美食家のようなことはいえませんが、とにもかくにもうまい!

イクラやウニといった贅沢な海産物も楽しめてこのお値段は悪くないと思います。まぁボリュームという点ではいまひとつかもしれませんが、小食な人ならこれで充分なのでは。

 

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再び友人に迎えに来てもらいました。この時にラッキーピエロにも連れて行ってもらい「チャイニーズチキンバーガー」を食べましたが、興奮のあまり写真は撮り忘れました…
函館のソウルフードとして長く君臨しているだけあってとてもおいしかったです。函館を訪れた際には「え、函館まで来てハンバーガー?」などと言わずにぜひ

さすがに二晩も友人宅にお世話になるのは厚かましいので、今夜は函館駅前のJRイン函館に宿泊します。GoToトラベルのクーポンで安くなることですし。荷物を部屋に放り込んだら函館山へ。100万ドルの夜景とやらを見に行きましょう。
100万ドルかと言われたらそんなことはないと答えてしまいますが、きれいな夜景です。雪が降るとそこに反射してよりきれいなのだとか。

 

luckypierrot.jp

 

 

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左に目を向けると函館港やそこに出入りする船の明かりも見えます。おなじみの方向に比べたら地味ですが、市街地が海沿いに広がっている光景がよくわかると思います。

 

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ちなみにPixel 4a 5Gの夜景機能を使ってみたら、わざとらしいぐらいきれいに夜景が撮れました…もうコンパクトデジカメはいらないのでは?

なお、たまに勘違いしている方がいるようですが、

 

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函館山から見えている「くびれ」の部分は函館市街地の狭くなっている部分で、決して渡島半島の付け根部分ではありません。パッと見てわかるほど北海道は小さくないのです。

全くもって地理に無知なあさかぜの母親なぞ平然と「札幌へ行ったんだったら五稜郭でも見てくれば良かったのに」と言ってのけましたが、札幌~函館間が300km以上あるということを知らない人からすれば無理もない話…なのでしょうか?

 

334.co.jp

 

 

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市電に乗ってホテルに戻ってきました。「JRイン函館」のロビーには青函トンネルを走り抜けていた列車のヘッドマークがそのまま展示されています。最初はレプリカかと思いましたが、汚れやフレームの変形具合を見ると現役で使われていた本物なのでしょうか。

快速「海峡」や臨時寝台特急「エルム」が現役の頃に乗ってみたかったものです…

 

www.jr-inn.jp

 

 

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ホテルの部屋からは函館駅が一望できます。窓際にカメラを設置して函館駅を発着する列車の行き来する姿をタイムラプス撮影するというのも面白そうですね。

部屋もきれいだしオシャレだし露天風呂もあるしで、普段のあさかぜだったら「こんな高いビジネスホテル泊まれない…!」となっているところです。GoToトラベルさまさまです。

 

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明日東京に戻らなければいけないので、本日2回目のラッキーピエロを…と思ったらラストオーダーの時間を過ぎてしまっていました。もっと早く判断しておけばよかった…

とはいえ小腹が空いてしまったので、近くのコンビニに行って北海道限定のカップやきそば「やきそば弁当」を部屋で食べることにしました。インスタント麺を柔らかくするために使ったお湯は、一緒に入っている中華スープの素に使います。ただお湯を捨てるだけじゃない、一工夫のあるカップやきそばです。
お腹いっぱいになったら、同じくコンビニで買ってきたお酒を飲んで横になるだけ。極楽ごくらく…

 

www.maruchan.co.jp