※18歳未満NGなのでウェブサイトへのリンクは張らないことにします
日本が誇る3Dエロゲーの大家イリュージョンが待ちに待った新作を公開しました。2019年4月に出た「エモーションクリエイターズ」以来のアニメ調3D作品で、タイトルは
コイカツ!
サンシャイン
サンシャイン
<「コイカツ!サンシャイン」は追加データではなく、新たな本編。トップページにも注記あり>
お得意のキャラクタークリエイトは過去作の「コイカツ!」シリーズと「エモーションクリエイターズ」より進化したとのこと。下位互換性を持たせているようで、コイカツとエモクリで作ったキャラクターはそのまま新作でも使用可能なのはありがたいですね。親愛を深めたキャラクターと引き続きあんなことやこんなことができるというわけです。
豊富な性格の数も健在。今回は舞台が南の島、というより沖縄のどこかがモデルのようで、「島っ子」という新たな性格が追加されました。サンプルボイスを聞くと、しゃべっているのは東京の人間でもわかる標準語の混ざったいわゆる「ウチナーヤマトグチ」のようです。声優さんのプロフィールをたどったところ沖縄県出身の方だったので、なるほど自然な感じで大変よろしい。
ともあれ島っ子の追加も含めて、性格=ボイスの種類は40にも到達しました。すごい!
<3年前に発売されたものの、まだまだ遊べる「コイカツ!」。有志のMODが心強い>
ちなみに発売から3年が経つ「コイカツ!」ですが、Steamで配信されたこともあってか全世界のユーザーが今もなおキャラクターを作り続けています。有志によるMODも活発で、中でもHF Patchは現在もことあるごとにアップデートが続いているのでコイカツ!の根強い人気が伺えます。
ここではHF Patchの詳しい解説はしませんが、使いこなせればとても便利なMOD詰め合わせです。アニメやマンガの版権キャラ再現には必須と言えるMODパックですが、ただでさえ重たいイリュージョンのゲームがMODてんこ盛りになってかなりパソコンのパワーを必要とするようになるので、動作ギリギリの環境では避けた方がいいものでもあります。
新作では性格が増えた分、版権キャラの再現度はもっと上がってきそうですね。
閑話休題。
あさかぜはキャラクリが大の苦手ゆえ今回もほとんどパスするような気がするので、その他のシステム周りとシナリオへの期待を勝手に述べることにします。
…といってもイリュージョンですからシナリオにはあまり期待はしていません。むやみにストーリーを作り込むのなら、むしろ2014年発売の「ジンコウガクエン2」ぐらい何もない方が良いと思います。コイカツ!もさして本格的なシナリオではありませんでしたが、キャライベントがプレイ(性的な意味で)に関わっていることもあったので発生率の低さにはちょっとイライラしました。
2つめのティザームービーでは散策から女の子との話題を見つけるという「AI少女」に似た要素を匂わせていますが、発生率が低すぎなければいいなぁ…
<「AI少女」はやけに畑仕事と採集に時間を取られてしまう…女の子はたまにしか手伝ってくれない>
個人的に改善を求めたいのは服装の方です。
2014年発売のジンコウガクエン2ではアウターとインナーの要素が分かれていたので、MODを入れるとランダムにインナーだけを変えることができました。下着フェチとしてはとてもありがたい仕様だったのですが、コイカツ!ではひとまとめになってしまったのでインナーだけ変えるということが難しくなってしまいました…
アウターには気合いが入っててもインナーは上下ともデフォルトの白色無地のまま、というコーディネートは結構多いのです。インナーだけ変えられれば服装の可能性がかなり広がるはずなので、ぜひともジンコウガクエン2の構成を復活させて欲しいところ。
あとはほとんど意味をなしていなかった危険日と妊娠の要素です。
ジンコウガクエン2では妊娠したことを月曜日に告げられるとゲームオーバーでしたが、コイカツ!では月曜日に話しかけられないよう逃げ切るスリリングな要素は全くありませんでした。セリフに影響する程度でゲーム要素としてはほとんど変化がなかったので、ここも何らかの新要素が欲しいなと思います。
<MODを入れると危ない日かどうかわかるようになる。なお親睦を深めきれていないので、画面のキャラクターでは不明(キャラサムネ左下の?マーク)>
希望はいろいろありますが、予約は開始早々に済ませました。発売日の8月27日が楽しみです。
何を隠そうあさかぜはイリュージョンオンラインのプラチナ会員なので、いつでも特別価格で製品が買えるのです。クレジット決済ができなくなって、クロネコヤマトの営業所まで引き取りに行って支払いをしなくてはならないのが面倒ではありますが…