あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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2019年11月13日【伊豆旅行1日目】

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094718 posted by (C)あさかぜみずほ

職場の班のメンバーで1泊2日の旅行へ出かけることになりました。目的地は伊豆半島静岡県伊東市京王線府中駅に集合して、班長のミニバンで伊豆半島へのドライブです。

さすがに班長に全区間運転させるのは忍びないので、運転のほとんどはあさかぜが担当します。

しかし府中駅を出て驚きました。大学時代に見慣れた駅前の光景とは様変わりしているではありませんか…雑多な小店舗がひしめいていた狭い路地は全て整理され、広々としたロータリーと歩道橋が設置されています。駅の横の「けやき並木通り」の狭さは相変わらずでしたが…

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133038 posted by (C)あさかぜみずほ

休憩を挟みつつおよそ2時間半、クルマは伊東市に入りました。昼食は後輩が調べてくれた「伊豆高原ビール本店」に隣接するレストランでいただきます。

ここはボリュームあるどんぶりメニューが売りのお店で、あさかぜは様々な味を楽しめる「三種どんぶり膳」を食べることにしました。左上が漬け丼、左下が豚バラあぶり焼き丼、右下が釜揚げしらす丼。これでもかとばかりにご飯も具材も盛られていて食べづらい…

味は可も無く不可も無くといったところ。釜揚げしらす丼はとてもおいしかったです。

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_DSC0624 posted by (C)あさかぜみずほ

夜に部屋で呑むビールを購入し、本日のメインである「伊豆シャボテン公園」はすぐそばです。宿の手配を旅行会社にお願いした際、伊豆半島各地にある観光スポットの入場料が1カ所無料になるクーポン券をもらいました。

通常の入場料は大人1人2,400円ですから、6人全員無料とは太っ腹です。

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_DSC0633 posted by (C)あさかぜみずほ

いい歳した大人を相手に元気よく記念写真を撮ってくれるお兄さんはさすがです。思わず学生の頃に戻ったかのようにテンションが上ってしまいます。

まずはゲートを抜けてすぐの「バードパラダイス」へ。ここには動かないことで有名なハシビロコウもいるそうですが、果たして会えるのでしょうか。

内部は全部鳥が放し飼いになっています。餌付けされていることもあってか、人間が歩いて近寄っていってもほとんど逃げる気配を見せません。野生の本能なんてもはやないも同然です。

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_DSC0641 posted by (C)あさかぜみずほ

餌場では人間の存在を気にすることなく、ホオジロカンムリヅルたちが餌をついばんでいます。食事中に手をのばすと突かれかねないので近くで写真を撮るだけですが、暇そうな鳥だったら触っても大丈夫そうなぐらい警戒心が薄い。

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_DSC0645 posted by (C)あさかぜみずほ

近寄ってしゃがみこんでレンズを向けても、逃げないどころか軽くポーズを決めてくれる感じの鳥たち。動物園の鳥類コーナーは大好きなあさかぜですが、こうして間近で見ているとより鳥類の魅力が伝わってきます。何が好きか、って問われると言葉での表現が難しいのですが…

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_DSC0650 posted by (C)あさかぜみずほ

こんなに細くて長い脚で体を支えられるのですから、鳥の体がいかに軽量にできているかがわかります。

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_DSC0653 posted by (C)あさかぜみずほ

フラミンゴが片脚を上げて立っているのは水が冷たいからなんだとか。冷えたら脚を変えて、今まで水に浸っていた側を体温で温めます。

天敵のいない動物園じゃわざわざ水にいなくてもよさそうですが、生き残るための習性は生き続けているものなのですね。

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_DSC0670 posted by (C)あさかぜみずほ

残念ながらハシビロコウはどこにもいませんでした。建物の中に入っていたのでしょうか…だいぶ高齢だそうですし。

カピバラ広場の方向へ向かって歩いていると、小さな生き物が集団で飛び出してきました。リスザルです。こんな小さな生き物まで放し飼いになっているんですね…

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_DSC0672 posted by (C)あさかぜみずほ

まだ小さな子供や、赤ちゃんを連れたお母さんなんかも混ざっていました。さすがにある程度警戒心が強く人間の触れるような範囲までは近寄ってきませんが、それにしたって写真が撮れる程度には近くまで来るのには驚きです。

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_DSC0677 posted by (C)あさかぜみずほ

「シャボテン」の名の通り、サボテンが植えられているロックガーデン。紀元前1200年頃から期限前後までメキシコで栄えた、オルメカ文明を模した石像が置かれています。

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_DSC0683 posted by (C)あさかぜみずほ

プレーリードッグはみんな日の当たるところに出ています。いくら温暖な伊豆半島とはいえ、11月半ばともなればやはりそれなりに寒い。よくロックガーデンのサボテンは寒さで枯れないものです。

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_DSC0687 posted by (C)あさかぜみずほ

シャボテン公園といえば、冬は温泉に入ることで有名なカピバラたち。「あれ、全然いないな」なんて言いながらゲートを通ると、すぐそばに密集して暖を取っていました。おそらく一日で一番日が当たるのがゲートの横なのでしょうね。

写真などで見ているよりもはるかに大きな姿に、ネズミの仲間といわれても信じられません…体重は最大で50kgを超えるそうで、雨に濡れるのはイヤでも水に入ることは嫌がらないんだとか。もともと南米の温かいところに生息していることもあって、冬は温泉に入ることに抵抗がないのでしょうね。

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_DSC0693 posted by (C)あさかぜみずほ

このボーッとした表情に癒やされるというのはよくわかります。

ちなみに体中にふさふさと生えている毛ですが、触ってみると実はかなり固くゴワゴワしています。

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_DSC0704 posted by (C)あさかぜみずほ

ミーアキャットもほとんどの個体が暖かいところに。立っているのは周囲の監視というより、日に当たる面積を少しでも増やすためでしょうか。

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_DSC0716 posted by (C)あさかぜみずほ

サボテンが栽培されている温室の中にも動物がいます。リアルな置物だなぁ、なんて近寄っていったら本物のフクロウでした。

フクロウの中でも耳のような「羽角」がついている種のことを「ミミズク」と呼んで区別していますが、実際のところ両者に違いはありません。この羽角も現在のところ何の役に立っているのかはわかっていないそうで、まだまだ研究途中だそうです。シルエットを植物の葉に擬態するため、というのが今のところは有力な説となっているそうですが…

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_DSC0722 posted by (C)あさかぜみずほ

ちょうど目の前で伸びをしてくれました。普段は羽に隠れていて見る機会がなかなかありませんが長い美脚の持ち主です。

ネズミや爬虫類を捕まえて食べるので、さっき眺めていたツルなんかに比べると脚は太くて立派です。爪の鋭さも比較になりません。

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_DSC0734 posted by (C)あさかぜみずほ

表情が独特なメンフクロウ。真ん中よりも切り株の角のほうが過ごしやすいのでしょうか。

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_DSC0737 posted by (C)あさかぜみずほ

アニメ「けものフレンズ」で一躍人気者になったフェネック。サービス精神が豊かで、わざわざ近くに寄ってきて座った姿を見せてくれました。ガラスで仕切られているので触ることはできませんが。

砂漠に暮らす雑食性のキツネで、大きな耳は放熱だけでなく砂の中の獲物を探すのに使われていると考えられています。体重は1~2kgほどとイヌ科の中では最小の生き物ですが、ジャンプ力はとても強いのだとか。

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_DSC0751 posted by (C)あさかぜみずほ

温室の外に出るとクジャクが優雅に歩いていました。これもまた放し飼いにされている動物の1つ。やはりだいぶ人間に慣れているようで、人間がその辺を歩いていても気にする様子がありません。

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_DSC0768 posted by (C)あさかぜみずほ

西側の端っこにあるカンガルーの丘までやってきました。おおよそ2/3周してきた感じです。

てっきりカンガルーも柵で仕切られているのかと思ったら、そこら辺に野放しになっています。ここにいるのはクロカンガルーで体高は1.3mとそれなりに大型のカンガルーです。

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_DSC0776 posted by (C)あさかぜみずほ

元から気性のおだやかな種類なのか、温室育ちで野生の牙が抜かれてしまったのか、近寄っても後輩が触っても意に介さない様子。先ほどのカピバラと違って毛は柔らかくてふさふさしています。

しかしこうやって見るとイヌと大して変わりありませんね…全体を写さないとカンガルーってわからない気がします。

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_DSC0779 posted by (C)あさかぜみずほ

同じ場所にはコクチョウもペタペタと歩いています。色は真っ黒でもハクチョウの仲間です。こちらもあまり人の存在は気にしていない様子。

バードパラダイスではなくカンガルーと一緒にいるのは、おそらく同じオーストラリアが主な生息地だからなのでしょうね。

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_DSC0786 posted by (C)あさかぜみずほ

メインゲートまで戻ってきました。

ゲートの目の前にいたのはマーラというネズミの仲間。テンジクネズミ科なのでカピバラと同じところに属しています。カピバラほどではないにせよ、体重は9kg近くまで育つ大きなネズミです。

生息地は主にアルゼンチンですが、生息地の減少や毛皮用の採取があって少しずつ数が減っているのだとか。

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_DSC0793 posted by (C)あさかぜみずほ

隣にいるのはラマ。ラクダの仲間です。大人しく力持ちなので、古くから家畜として重宝されてきました。加えてこのモコモコの毛が暖かな服の材料として使われています。

毛がさらに全身を覆ったアルパカはラマの親戚みたいな種類。

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_DSC0808 posted by (C)あさかぜみずほ

ギリギリの時間ですが、なんとかすぐ隣にある大室山のリフトに間に合いそうです。チケットうりばに駆け込み、6人分のチケットを買って大急ぎでリフトに乗り込みます。

意外と急な斜面で、高所恐怖症の人にはだいぶつらいかもしれません…

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_DSC0819 posted by (C)あさかぜみずほ

大室山は標高580mの小高い山。毎年春先に「山焼き」といって山に生えた枯れ草を燃やすので、木や背の高い草が育たず山の形がはっきりわかります。

山の頂上から広々と伊豆半島の景色を見渡せます。遠くに浮かぶのは伊豆大島です。すぐそばの伊東からも航路があります。

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_DSC0813 posted by (C)あさかぜみずほ

へこんだ部分は昔の火口です。大室山は元々4,000年ほど前の噴火で生まれたとされています。

加工の部分はアーチェリー場として利用されていますが、もう噴火することはないのだろうか…と心配になってしまいます。実際のところ、大室山のような「単成火山」と言われるものは再び噴火することはないのだそうです。

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_DSC0825 posted by (C)あさかぜみずほ

頂上にいた中国人のカップルに記念写真を撮ってもらい、慌ただしく下山します。といっても再びリフトに乗るだけですが…

しかしリフトは斜面を登るよりも下る方が遥かに恐怖心を呼び起こします。登るときは斜面を眺めているだけですが、下るときはまるで空中に放り出されたかのような錯覚に陥ります。しかも足が地面についていないのですからなおさら…

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EFFECTS posted by (C)あさかぜみずほ

夕食はバイキング。自分の好きなものを好きなだけ食べられるので、我々のような風情の関係ない旅行者にはこれが最も向いています。

しかも天ぷらやステーキは揚げたて焼きたてを食べられるので、よりおいしく感じられます。

たらふく食べた後は部屋に戻って宴会となるわけですが…

お昼ご飯の時に買ってきた「伊豆高原ビール」を開けますが、これがお世辞の言い様もなくマズい…今までの人生で飲んできたビールの中で最もマズい、と自信を持っていえるぐらいおいしくない。高かったのに…!

チューハイなどで口直しをしつつ、雑談に花を咲かせて夜は更けていきます。